TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20071121   このセミナーの受付は終了しています

★接着接合はいつまでもつのか?!製品開発における接着不良を未然に防ぐためには!!
★本セミナーでは、電気・電子機器、精密機器、機械・構造物、自動車・車両等の設計、製造、
 品質管理に関わっている技術者・研究者を対象に、信頼性の高い接着を行うための基礎知
 識を始め、様々な劣化要因の予測、又、「裏付け」データに基づく、接着接合物の安全性・信
 頼性保証技術に至るまで、実務経験豊富な原賀博士にわかりやすく解説頂きます。

接着耐久性の評価・寿命予測と信頼性保証

●講 師 三菱電機(株) 先端技術総合研究所
マテリアル技術部 主管技師長
工学博士
原賀康介 氏 
<講師紹介>
1973年、京都大学工学部工業化学科卒業、同年、三菱電機(株)入社。
生産技術研究所、材料研究所を経て現在に至る。
入社以来34年間一貫して接着接合技術の研究・開発に従事。
特に、構造接着技術と接着信頼性保証技術の開発に注力。
●日 時 2007年 11月 9日(金) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・404室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税分2,380円を含む
●主 催 (株)技術情報センター


−講義のポイント−
   接着接合は部品組立における重要な要素技術であるが、長期耐久性を正確に予測する   方法は確立されておらず、接着接合を製品に適用する際、「何年もつか」ということが   常に議論される。「実際に使ってみなければわからない」というあいまいな状態で接着   接合を採用するわけにはいかない。接着接合物の安全性、信頼性を保障できるデータ的   な「裏付け」としっかりとしたストーリーが必要である。    講師はまさに接着接合を製品に適用するための安全性、信頼性の「裏付け屋」的立場   で、これまでに各種の環境や応力に対する耐久性評価や長期耐久性予測、耐久性を向上   させるための方法について検討し、これらの蓄積をベースとして接着の信頼性保証スト   ーリーを構築してきた接着の耐久性、信頼性の第一人者である。    本セミナーでは、接着の製品への適用開発時点やトラブル対策で課題を抽出できるよ   うになるための、接着の基礎的な理論と教科書に書かれていない実際のポイントを紹介   するとともに、接着接合物の長期信頼性保証のために必要な接着耐久性の評価・寿命予   測法と耐用年数経過後の安全率算出法を、講師がこれまでに行ってきた実際を豊富なデ   ータに基づいてわかりやすく紹介する。
T.接着不良を未然に防ぎ信頼性の高い接着を行うための基礎知識
 1.理想的な接着状態とは   (1)破壊状態   (2)接着強度の変動係数  2.「接着」は難しい?  3.接着の基礎(接着の過程と注意点:常識の誤り)   (1)接着の過程   (2)表面張力   (3)表面状態と表面処理   (4)接着剤の固化(硬化)と内部応力
U.接着耐久性の評価・寿命予測法
 1.接着接合における劣化の要因  2.熱劣化の予測法  3.水分による劣化の予測法   (1)接着部の形状・寸法と耐湿性   (2)接着部への水分の拡散を考慮した耐湿性評価法   (3)長期耐湿劣化の推定法   (4)耐湿劣化後の乾燥による接着強度の回復と屋外暴露劣化の推定法   (5)屋外暴露における加速試験   (6)応力負荷状態での耐湿劣化の評価法  4.クリープによる劣化の予測法  5.疲労耐久性の予測法  6.接着強度低下係数
V.接着接合物の長期信頼性保証技術  −耐用年数経過後の安全率の定量化法−
 1.要求信頼度、実効接着強度、最大発生応力、安全率の関係  2.実効接着強度の求め方  3.耐用年数経過後の安全率の算出法  4.耐用年数経過後の安全率の裕度の評価事例  5.安全率の裕度の再配分
W.質疑応答

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

■ お問い合わせの前に『よくあるご質問(セミナー)』をご一読下さいませ ■
■ 書籍・調査資料のご案内はこちらでございます ■