T.感性・感覚の定量化と商品開発への応用
〜無意識を意識した商品づくりと産業活動への応用の可能性〜
1.心にはたらきかける商品開発とマーケティング
〜顧客が無意識に選択する商品づくりとは〜
(1)壁に突き当たっているマーケティング
〜企業におけるマーケティング調査活動の現状と問題点〜
@常に変化するマーケット構造
A既存マーケット手法の限界
BR&D&M(研究開発とマーケティング)現場での課題
(2)なぜ感性が問われるのか
@お客様を知るには何が必要か
Aお客様に満足して頂くには何をすればいいのか
Bお客様は本当の購買理由を知らない
〜必要な無意識の把握〜
(3)求められる脳科学的アプローチ
@行動を決める快情動と不快情動
A身体内外の変化と脳の判断
B記憶と意思決定
C求められる感性・感覚の定量化
D脳の活動を可視化する方法
(4)心へ働きかける感性・感覚の測定データの商品開発への応用
@商品コンセプトに感性・感覚データをどう活かすか
A商品開発の手順と留意点
B設計・試作における効果の検討
C応用展開のポイント
〜家電、自動車、産業機械、化学品、食品、住宅関連、その他〜
2.企業活動における脳科学の適用可能性
(1)R&D&M以外での脳科学の適用可能性
(2)ニューロマネジメントという考え方について
3.質疑応答
(萩原 氏)
U.感性・感覚の測定・分析の実際(デモ機による実演)
〜ESAM(感性スペクトル分析法)による定量化〜
1.脳波からどのようにして感性情報を取り出すか
(1)「喜怒哀楽」マトリクスを用いた感性解析について
(2)商品開発・評価のポイント
2.ESAMによる感性・感覚測定の実際(デモによる実演)
〜人の「こころ・無意識」を測定する〜
(1)脳波で人の感性・感覚がどこまでわかるか
(2)ESAMの特徴と使用の際の留意点
(3)測定・分析例
〜飲酒による脳機能活性化など〜
(4)ESAMを使用した測定の実際(デモ機による実演)
@音楽による感情の変化(ストレス緩和)
A体験想起による感情の変化
Bその他
3.質疑応答
(武者 氏) |