T.食品の信頼性確保のための検査・分析法
〜最近の食品問題に対応するための考え方〜
1.食品製造の実態と品質・安全基準
(1)食品製造における偽装の実態
(2)食品の品質・安全基準
〜品質基準、安全性ガイドラインなど〜
@JAS(日本農林規格)法
A加工食品品質表示基準
B食品衛生法
Cその他
2.食品の信頼性評価のポイント
3.期限表示設定のための検査・分析法
(1)賞味期限
(2)消費期限
4.質疑応答
(伊藤 氏)
U.食品の品種判別法の実際
〜表示検証のための分析のポイント〜
1.食品表示検証のための品種判別分析のポイント
(1)社会的検証と科学的検証
(2)加工食品におけるDNA分析
2.DNA分析による品種判別方法
(1)DNA分析の基礎知識
(2)品種判別法の構築
〜水産物の品種判別を例として〜
(3)分析方法の妥当性確認
〜和牛判別法を例として〜
3.分析法の事例紹介
(1)水産物(マグロ等)
(2)畜産物(牛肉等)
(3)農産物(米等)
(4)遺伝子組換え食品
4.質疑応答
(森田 氏)
V.食品の原産地判別法の実際
〜表示検証のための分析のポイント〜
1.食品の原産地表示を取り巻く現状
〜判別技術開発の意義〜
2.理化学分析による原産地判別法
(1)DNA分析による判別
(2)軽元素同位体比による判別
(3)重元素同位体比による判別
(4)有機成分、近赤外分光法などによる判別
(5)元素組成による判別
3.元素組成による原産地判別法の実際
(1)判別法開発の流れ
(2)試料の収集
(3)試料の前処理方法
(4)多元素分析
(5)統計解析:判別モデルの構築、ケモメトリックス
(6)判別モデルの妥当性確認
(7)マニュアル化
(8)判別法使用上の注意点
4.既に開発されている判別法の紹介
(1)タマネギの原産地判別
(2)乾シイタケの栽培方法と原産地判別
(3)ニンニクの原産国判別
5.今後の展開
(1)より簡便な方法
(2)より信頼性の高い方法
6.質疑応答
(有山 氏) |