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<セミナー詳細>

セミナーコード:20080109   このセミナーの受付は終了しています

★先発の競合機に勝つための「後発有利」を実践!!
★門外不出と言われ、書籍や講習会でも数少ない「競合機分析法」を伝授!!
★本セミナーでは、競争優位を実現する競合機分析の考え方を始め、激化する短期開発時代に
 マッチした効率的な競合機分析の進め方、又、製品設計への活かし方に至るまで、経験豊富な
 國井講師に実習をまじえ、詳しく解説頂きます。

競合機分析と製品設計への活かし方
〜システム工学設計法を応用した競合分析の方法〜

●講 師 國井技術士設計事務所 所長
技術士(機械部門:機械設計/設計工学)
國井良昌 氏 
<講師紹介>
1978年、横浜国立大学工学部機械工学科を卒業後、
(株)日立製作所、富士ゼロックス(株)に勤務。
現在は、富士ゼロックス(株)にて、設計プロセス改革、
設計審査長を担う。設計歴は通算29年。
又、1999年より、國井技術士設計事務所として、
設計コンサルタントやセミナー講師としても活躍中。
(社)日本技術士会・機械部会・幹事
●日 時 2008年 1月 22日(火) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・404室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税分2,380円を含む
●主 催 (株)技術情報センター


−講師からのメッセージ−
1.一刻も早い市場投入は、誰でもできますか?   「競合他社より一刻も早い商品開発が市場を席巻する」と言われています。確かにその  通りでしょう。しかし、資金力や開発力が十分ではない企業においては、2番手や後発で  いくしかない場合もあるのです。 2.設計における「後発有利」の考え方   開発競争は、柔道やボクシングの戦いと同様です。「勝つ」ためには、徹底的に競争相  手を分析することです。徹底分析は、下位の者をチャンピオンにすることができます。そ  して、研究、設計、生産技術も全く同じなのです。実は、過去において一番手やオンリー  ワンが長続きした例は多くはないのです。徹底分析できる立場の後発の方が圧倒的に有利  なのです。 3.本セミナーの目的   前記スポーツの分析は、相手選手の得手不得手、攻撃タイミングなどビデオを見ながら  徹底分析します。では、商品開発の場合、何を、どのように(WhatとHow)分析し  たら良いのでしょうか?   そして、どのように製品設計にフィードバックしたら良いでしょうか?本セミナーは、  システム工学設計法を理解し、その設計法を逆利用した分析法により、チャンピオンに戦  いを挑むよう導きます。
−競合機分析に関する日本企業の現状−
  かつての高度成長時代では、どの企業も徹底した競合機分析を実施していました。しか  し、激化する短期開発により、現在の開発業務量は高度成長時代と比較して3倍以上に増  加しています。その結果、「競合機分析なんてやる時間がない!」という声が若手技術者  から発せられています。   一方、競合機分析を実施している企業では、先ず、競合機を入手し、カタログや説明書  に記載される性能を一項目ずつ比較しては○×△を付け、一喜一憂して終了ではないでし  ょうか?   競合機分析をやらない、または、一喜一憂の単純な分析方法では勝てません。少なくと  も、スポーツ同様、競争相手の分析無しに勝利はあり得ません。   本セミナーでは、効率良く、ポイントを押さえた「競合機分析の方法」から「設計への  フィードバック法」を学びます。
T.競争優位を実現する競合機分析の考え方  〜後発有利の原則と開発現場の危機〜
 1.後発有利の原理   (1)市場一番乗りとオンリーワンは短寿命   (2)徹底分析ができる「後発有利」の原則   (3)下位の者がチャンピオンに勝る時が真の技術力  2.今、開発現場が危ない!   (1)日本企業は40年前の開発法   (2)真ん中が抜けている(中間層の不在)   (3)IT化で始まったディスカッションの欠落   (4)活性化は設計真審査と競合機分析が最適  3.時代は、フロントローディング開発へ   (1)競合機分析を忘れた日本企業   (2)韓国、中国で日本商品は徹底分析されている!   (3)時代はPDCAからPACD(パックドゥ)ヘ   (4)時代はフロントローディング特許へ
U.システム工学設計法と競合機分析
 1.競合機分析の基本は設計書ありき   (1)競合機分析力の基本は設計書作成力にある   (2)設計プロセスに関する競合機分析の位置付け   (3)使用目的の明確化と設計思想   (4)徹底分析された商品の最期  2.従来設計法とシステム工学設計法   (1)従来のスタンドアローン商品設計法は非効率   (2)システム工学設計法で開発費半減、工数半減   (3)復習:システム工学とは  3.設計審査と競合機分析の技は同じ   (1)巧みの設計技:トレードオフで勝負をかける   (2)巧みの設計技:設計審査はここだけやれば良い   (3)巧みの設計技:競合機分析はここだけやれば良い
V.競合機分析の具体的な進め方と製品設計への活かし方  〜競合機分析法のポイントと実習〜
 1.競合機分析の6W1H   (1)ここがポイント!競合機分析の方法   (2)競合機分析のフロー   (3)理想的な競合機分析の方法  2.競合機分析の進め方(実習)   (1)実習:先ずはカタログを徹底分析   (2)実習:設計思想から使用目的の明確化を逆分析   (3)発表:分析結果と設計へのフィードバックを発表   (4)解説:先発の競合商品に勝つ!  3.次世代CTスキャナの熾烈な戦い   (1)次世代CTスキャナの開発(GE)   (2)次世代CTスキャナの開発(東芝)   (3)異例のプロジェクト発足(GE)
W.質疑応答

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。