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<セミナー詳細>

セミナーコード:20080113   このセミナーの受付は終了しています

★優れた耐食性を誇るステンレスでも、環境の変化、使用条件によっては、腐食・割れ等の
 トラブルが発生する!!
★本セミナーでは、ステンレス鋼の特性を始め、使用条件・環境に合った選び方・使い方の
 ポイント、又、ステンレス鋼特有の腐食トラブルとその対策について、経験豊富な根本博士
 に詳しく解説頂きます。

~耐食性を中心とした~
ステンレス鋼の選び方・使い方とトラブル対策

●講 師 日本冶金工業(株) 顧問
工学博士
根本力男 氏 
<講師紹介>
1961年3月、東北大学理学部卒業。
同年4月、日本冶金工業(株)入社以来退任まで、
ステンレス鋼・耐熱鋼・超合金の腐食・防食の研究、
自動車材料、原子力材料、化学プラント材料、
スーパーステンレス鋼およびFe-Ni合金(インバー合金など)等、
新合金の開発と市場開拓に従事。
1972~1974年、米国ノースウエスタン大学留学、高温腐食を研究。
1986年、東京工業大学より工学博士取得。
1989年、(社)日本鉄鋼協会より、西山記念賞受賞。
1991年、取締役・商品開発部長に就任。
1995年、常任顧問に就任。2000年、顧問に就任、現在に至る。
2004年、(社)腐食防食協会より、功績賞受賞。
現在、日本冶金工業(株)顧問、ナストーア(株)顧問、
(社)腐食防食協会腐食センター運営委員、
ISO/TC156日本委員としてご活躍中。
<主要著書>
「ステンレス鋼の選び方・使い方」(日本規格協会)、
「ステンレス鋼便覧」(日刊工業新聞社)、
「腐食・防食技術便覧」(丸善)、
「熱交換器ハンドブック」(省エネルギーセンター)等、
以上分担執筆。
●日 時 2008年 1月 23日(水) 10:00~16:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・402室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税分2,380円を含む
●主 催 (株)技術情報センター


Ⅰ.金属はなぜ、錆びるのか ~ステンレス鋼の耐食性を考える前に~
 1.腐食機構(電気化学反応による腐食メカニズム)  2.防食法
Ⅱ.ステンレス鋼の種類と特性
 1.ステンレス鋼の本質   (1)基本特性   (2)耐食性 ~不働態皮膜とその安定性~   (3)腐食形態とメカニズム    ①湿食腐食(全面腐食・局部腐食)    ②乾式腐食(高温腐食)  2.ステンレス鋼の種類と特徴   (1)フェライト系   (2)オーステナイト系   (3)二層系   (4)析出硬化型   (5)スーパーステンレス鋼
Ⅲ.ステンレス鋼の選び方・使い方のポイント
 1.使用条件に応じたステンレス鋼の選び方・使い方のポイント   (1)耐酸用ステンレス鋼   (2)耐孔食性・耐すきま腐食性ステンレス鋼   (3)耐応力腐食割れ性ステンレス鋼   (4)温水用ステンレス鋼   (5)高温用ステンレス鋼   (6)高強度用ステンレス鋼  2.ステンレス鋼の耐食性評価法  3.各環境でのステンレス鋼の選び方・使い方のポイント   (1)酸性環境 ~排煙脱硫装置等環境プラント、各種排ガス浄化装置など~   (2)大気環境 ~建築外装・金属屋根、車両など~   (3)水・高温水環境 ~上・下水設備、温水器から原子力発電設備まで~   (4)海水環境 ~海洋構造物、海水利用機器(製塩装置など)~   (5)化学環境 ~各種化学プラント(低温から高温環境)~   (6)各種廃棄物処理環境 ~ごみ焼却、廃プラスチック、廃木材処理設備など~
Ⅳ.ステンレス鋼の腐食メカニズムとトラブル対策
 1.ステンレス鋼の腐食に及ぼす金属学的因子  2.ステンレス鋼の溶接接合と耐食性  3.ステンレス鋼の二次加工と耐食性  4.腐食形態とトラブル対策の実際   (1)全面腐食   (2)局部腐食 ~孔食、すきま腐食、粒界腐食、応力腐食割れ、露点腐食など~   (3)その他の腐食 ~異種金属腐食、通気差腐食、微生物腐食など~   (4)高温腐食 ~酸化、浸炭、硫化、塩化、窒化、ホットコロージョンなど~
Ⅴ.質疑応答

-名刺交換会-
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

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