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<セミナー詳細>

セミナーコード:20080306   このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、
 ・PID制御を基礎から学びたい方。
 ・業務上、何らかの形で制御に携わっている方。
 ・PID制御に関する知識が必要になられる方。
 上記のような方を対象に、各種工場・プラント及び装置の最適な制御のため、エンジニアに必要と
 されるPID制御に関する基礎知識と実際の適用ポイントについて、経験豊富な江木教授に事例を
 まじえ、わかりやすく解説頂きます。

エンジニアのためのPID制御技術

●講 師 帝京平成大学 現代ライフ学部
情報サイエンス学科 教授
(元)千代田化工建設(株)
エンジニアリング技術センター 所長
江木紀彦 氏 
<講師紹介>
昭和39年、東京大学工学部計数工学科卒業。41年、同修士課程修了。
同年4月、千代田化工建設(株)入社。約20年の間に、計装エンジニア
として国内や海外の石油精製プラント・大型化学プラント・各種化学
プラントの計装設計、工事監督や大型石油精製プラント建設のプロジ
ェクトマネジャーを経験。以降、制御システム部長、エンジニアリン
グ技術センター所長、IT推進本部長など歴任。平成11年6月、IT
エンジニアリング(株)代表取締役社長就任。平成15年6月、同社退社。
平成15年4月より、帝京平成大学情報学部情報工学科(現:現代ライ
フ学部情報サイエンス学科)勤務。臨床工学コース主任教授。計測自
動制御学会会長(平成12年度)、同学会フェローおよび計測制御エン
ジニア。日本計装工業会中央審査委員(認定計装士の認定試験の審査)、
経済産業省計量審査委員会委員、NPO法人危険管理士会副代表理事
など在任中。
●日 時 2008年 3月 5日(水) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・404室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税分2,380円を含む
●主 催 (株)技術情報センター


−講師からのメッセージ−
  「PID制御で歴史を読む」(中央大学理工学部故大前 力教授)によればPIDの
 制御動作は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康になぞらえられるそうである。では誰がど
 の動作に対応するであろうか。
  石油精製などの大型プラントでは、一つの制御システムには数百の制御ループが組み
 込まれているが、その9割程度はPID制御である。しかもその制御パラメータは適当
 に設定されたまま使用されていて、さしてプラントの運転に支障はない。勿論適切にま
 たは最適に設定(チューニング)されていれば、更によい運転となる。どうしてそうな
 のかが納得できる講習会としたい。
T.エンジニアに必要なPID制御の基礎と関連する知識
 1.PID制御の基本的な考え方   〜制御するということ〜   (1)制御の対象   (2)制御の方法・種類   (3)制御の手段   (4)制御ループとは  2.PIDの本質   (1)現在→P動作、過去→I動作、未来→D動作   (2)人間の行為との比較   (3)偏差、修正  3.PID調節計   (1)どのようにしてPID調節計は発明されたか    〜空気式PID調節計の発明、空気、電子へそしてコンピュータへ〜   (2)機能と構成
U.エンジニアのためのプロセス制御へのPID適用法
 1.プラント特性と制御目的に応じたPID適用の考え方  2.制御方法   (1)PIDチューニング    〜誤差の最小化、行き過ぎ量の評価、関数のチューニング〜   (2)外乱    〜外乱応答の改善、外乱抑制〜  3.操作手段   (1)調節弁    〜調整・操作のポイント〜   (2)可変速電動機    〜高効率運転のポイント〜  4.変形PID制御   〜I−PD制御、2自由度PID、コンピュータソフトのPID〜  5.PIDの実装置への適用例
V.質疑応答

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

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