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<セミナー詳細>

セミナーコード:20080506   このセミナーの受付は終了しています

★「電子部品・材料の腐食はどのようにして防ぐことが出来るのか。」永遠のテーマとも言える
 この問題を解決するために、腐食が起こるメカニズムを理解し、防食に役立てる!
★本セミナーでは、様々な製品の実例を豊富に使いながら、電子部品・材料の腐食劣化が起
 こるメカニズム、その測定と耐食性試験の方法、そして防食のノウハウに至るまで、経験豊
 富な石川博士に詳しく解説頂きます。

電子部品・材料の腐食劣化と防食の実際

●講 師 横浜国立大学
(元)留学生センター 教授(現非常勤講師)
早稲田大学 理工学術院 非常勤講師
(元)(株)日立製作所 機械研究所
工学博士
石川雄一 氏 
<講師紹介>
1972-2000年、(株)日立製作所機械研究所勤務。
2000-2007年、横浜国立大学留学生センター教授。
現在は、横浜国立大学留学生センター、
早稲田大学理工学術院非常勤講師。
所属学会:腐食防食協会、金属学会、真空協会、腐食防食協会監事。
専門:腐食防食。
研究テーマ:電子材料の腐食防食(銀の硫化、すずウィスカー)
●日 時 2008年 5月 16(金) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・405室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税分2,380円を含む
●主 催 (株)技術情報センター


T.腐食劣化の基礎  〜腐食劣化はなぜ起きるか(電気化学反応)、   防食の目標は腐食速度と腐食確率を低くすること〜
U.電子部品・材料の腐食の特徴と腐食劣化のメカニズム
 (1)腐食劣化のメカニズムを理解する  (2)電子材料の腐食劣化形態と水膜下での電気化学反応はいかに起きるか
V.電子部品の腐食要因  〜腐食環境の形成に何が一番重要か〜
 (1)温度・温度差、相対湿度・露点   〜吸着・結露による水膜の形成〜  (2)塵埃   〜毛管凝縮による結露の促進〜  (3)海塩粒子   〜潮解(化学凝縮)による結露の促進〜  (4)腐食性ガス   〜許容濃度と硫黄ガスの腐食促進メカニズム〜  (5)アウトガス   〜機器・部品構成材料から発生する微量ガスに注意!〜  (6)電圧   〜電解腐食・イオンマイグレーションを理解する〜  (7)腐食性指標   〜腐食性ガスの濃度が分かれば、環境の腐食性は評価できるか〜
W.電子部品・材料の耐食性試験と腐食劣化測定法  〜目的を明確にして試験法・測定法を選択〜
 (1)腐食試験の国際規格と国内規格   〜それぞれの国際規格の特徴と注意事項〜   @ISO(国際標準化機構)   AIEC(国際電気標準会議)   BJIS(日本工業規格)  (2)耐食性試験の種類とそれぞれのポイント   @高温高湿試験、サイクル・バイアス試験と腐食性ガス試験   A実環境再現試験    〜混合ガス試験と温度サイクルの効果〜   B腐食加速試験    〜銀の硫化腐食試験の事例〜  (3)腐食劣化測定法   @腐食速度測定   A形態観察と組成分析
X.電子部品・材料の防食の実際  〜材料・環境・構造の三点からの総合的アプローチが必要〜
 (1)材料面からの対策   @めっきを効果的に利用する    〜ニッケルめっき、金めっき〜   Aコーティングを効果的に利用する  (2)環境面からの対策   〜腐食要因の除去と環境遮断〜  (3)構造面からの対策   〜防食・防錆を考えた設計、環境遮断のための封止とケース〜
Y.種々の分野での事例の紹介
 (1)半導体・コンピュータ  (2)家電製品  (3)自動車  (4)ハイテク機器  (5)その他の電子機器・部品  ※電子材料に関しては銅・銅合金、銀、金めっき、すずめっき、ニッケルめっき、   ゴム、プラスチック、接着剤をカバーして解説致します。
Z.質疑応答

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

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