T.有機溶剤等(VOC)規制のポイントと排出抑制・処理の考え方
1.有機溶剤等(VOC)の特徴と大気汚染の現況
(1)VOCの特徴
(2)VOCの発生源
(3)VOCに起因する大気汚染の現況
2.有機溶剤等(VOC)排出規制のポイント
(1)対象施設と排出基準
(2)法規制と自主管理の組み合わせについて
3.有機溶剤等(VOC)排出抑制・処理の考え方
(1)VOCの排出抑制・処理の基本的な考え方
(2)VOCの発生量・濃度に応じた対策のポイント
(3)VOC回収・処理装置設計の考え方
U.有機溶剤等(VOC)回収・処理装置設計のポイント
〜計画・設計条件、設計計算、経済性の検討〜
1.吸着処理装置の設計法
(1)吸着法の原理と特徴
(2)吸着剤の種類と特性
(3)計画・設計のポイント
@設計条件
A吸着塔径の算出法
B吸着剤使用量の算出とコスト低減のポイント
C経済性の検討
D施設の規模及びVOCの発生量・濃度に応じた設計法
(4)吸着処理装置が適する施設とは
2.溶剤回収装置の設計法
(1)溶剤回収法の原理と特徴
(2)溶剤回収法の問題点について
(3)計画・設計のポイント
@設計条件
A回収・分離塔における設計の留意点
B経済性についての検討
C施設の規模及びVOCの発生量・濃度に応じた設計法
(4)溶剤回収装置が適する施設とは
3.燃焼装置の設計法
(1)燃焼法の原理と特徴
〜直接燃焼法、触媒燃焼法、蓄熱燃焼法〜
(2)各種燃焼法の比較
〜分解効率、省エネルギー性、適応範囲〜
(3)計画・設計のポイント
@施設の規模及びVOCの発生量・濃度に応じた燃焼方式の選定法
A他の方式との効果的な組み合わせ方
B省エネシステムとの組み合わせ方
C経済性の検討
(4)燃焼装置が適する施設とは
4.薬液洗浄装置の設計法
(1)薬液洗浄法の原理と特徴
@中和反応
A酸化分解反応
(2)洗浄剤の特徴と利用における留意点
(3)計画・設計の留意点
@吸着法の前処理としての利用法
A施設の規模及びVOCの発生量・濃度に応じた洗浄剤の選定
B洗浄水量、洗浄剤使用量、排出量の算出とコスト低減のポイント
C経済性の検討
(4)薬液洗浄装置が適する施設とは
5.生物処理装置の設計法
(1)VOC分解微生物の特徴
(2)生物処理法の原理と特徴
(3)計画・設計のポイント
@設計条件
A充填材の選定と設計法
B活性炭吸着塔との効果的な組み合わせ方
C経済性についての検討
D施設の規模及びVOCの発生量・濃度に応じた設計法
(4)生物処理装置が適する施設とは
6.その他(光触媒分解法、プラズマ法、オゾン分解法)
V.設計事例
〜化学製品製造施設、塗装工場、工業製品の洗浄施設(乾燥施設
を含む)、印刷工場〜
W.質疑応答
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