T.肥満メカニズムの解析
1.肥満の概要
2.肥満の分類
(1)脂肪細胞の状態での分類
(2)体型での分類
(3)原因疾患の有無による分類
3.肥満の要因
(1)遺伝素因
(2)環境要因
U.高血糖・高血圧・脂質異常症・メタボリックシンドローム
について
1.高血糖
〜高血糖の概要・原因・症状〜
2.高血圧
〜高血圧の概要・原因・症状〜
3.脂質異常症
〜脂質異常症の概要・原因・症状〜
4.メタボリックシンドロームの概要
V.アディポカインについて
1.悪玉アディポカイン
(1)TNF-α
(2)FFA
(3)PAI-1
(4)HB-EGF
(5)MCP-1
2.善玉アディポカイン
(1)レプチン
(2)アディポネクチン
W.アディポネクチンと受容体について
1.アディポネクチンの役割
(1)インスリン感受性の向上
(2)抗動脈硬化作用
〜脂質取り込み抑制、抗炎症作用、血管平滑筋増殖抑制作用など〜
2.切断されて生じる球状アディポネクチンは高活性型
3. アディポネクチンの多量体構造と活性の連関
4.食欲を促進する中枢神経系作用
5.アディポネクチンの受容体の構造
6.アディポネクチンと受容体の結合状態
7.オスモチンによる受容体の活性化
〜AMPキナーゼの活性化、抗糖尿病作用〜
8.アディポネクチンとオスモチンの立体構造の比較
X.肥満・メタボリックシンドロームの予防・治療に効果のある
食品成分
1.アディポネクチン値を上げる食品
〜EPA、大豆タンパクなど〜
2.高活性型である高分子量アディポネクチンを増加させる食事法
3.アディポネクチンの受容体のリガンドとなる食品成分
〜同定状況と研究動向〜
Y.肥満・メタボリックシンドロームの予防・治療に効果のある
医薬品開発
1.アディポネクチンの医薬品化
(1)アディポネクチンの補充
(2)アディポネクチンの活性領域の探索・利用
(3)高活性型の球状アディポネクチン合成酵素の探索
(4)受容体に結合する細胞成分の探索
〜アディポネクチンとホモロジーを有する分子の可能性〜
(5)受容体から細胞内に伝えられるシグナルの制御
2.アディポネクチン値を上げるあるいは高活性化する医薬品
〜PPAR-γアゴニスト、ARB 等〜
3. アディポネクチン受容体を上げる医薬品
〜PPAR-αアゴニスト、ARB 等〜
4. 肥満・メタボリックシンドロームの予防に有用な診断薬開発
〜高活性型高分子量アディポネクチン測定法の開発と応用例〜
Z.質疑応答
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