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<セミナー詳細>

セミナーコード:20080710   このセミナーの受付は終了しています

★どんなに立派な設備があって有能な人材が集まっていても、独創的な研究成果を生み出すのは
 容易ではない。革新的価値に結びつく創造的な研究開発を進めるためには、目先の利益を追うの
 ではなく、しっかりとした戦略が必要である!!
★本セミナーでは、独創的な商品を絶えず市場に送り出してきた“ホンダの研究開発”に焦点を当
 て、その考え方・風土・仕組み・マネジメントの実際について、長年ホンダにて研究開発に携われ
 てこられた小林先生に豊富な事例をまじえ詳説頂きます。

革新的価値を創る研究開発の進め方
〜ホンダの独創的商品研究開発の戦略〜

●講 師 一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 客員教授
(元)(株)本田技術研究所 主席研究員
(元)本田技研工業(株) 参事 経営企画部長
小林三郎 氏 
<講師紹介>
1968年、早稲田大学理工学部機械工学科卒業。
1970年、カリフォルニア大学・バークレー校 MS(修士)。
1971年、(株)本田技術研究所入社。
1985年、(株)本田技術研究所主任研究員。
1989年、(株)本田技術研究所所長室・研究マネジメント担当。
1993年、ホンダ・アメリカ研究所 Vice President。
1996年、ホンダ・アメリカ研究所 Senior Vice President。
2000年、(株)本田技研工業経営企画部長(兼)経営企画室長。
2000年、早稲田大学理工学部非常勤講師。
2005年、(株)本田技術研究所主席研究員。
2005年、(株)本田技術研究所退職。
2006年、一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授。
2006年、東京大学工学部非常勤講師。
●日 時 2008年 7月 15日(火) 10:00〜16:00
(受付は講義開始時間の30分前からとさせていただきます。)
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・404室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター


T.ホンダにおける革新的価値を創る研究開発の進め方
 1.ホンダにおける創造的技術者・研究者の育て方   (1)もの事の本質を問う    @目的と手段    A価値とは何か?   (2)徹底的にものを考えさせる    @自分独自の考え(原体験の重視)    A本質議論    B共創(他人から知恵を学ぶ)   (3)概念(コンセプト)を叩き込む    @概念とは何か?    A自ら生み出した概念で勝負   (4)自律した技術者・研究者に育て上げる  2.ホンダにおける創造的風土の創り方   (1)絶対価値の追究=革新性を問う   (2)プロジェクト・チーム性=3人寄れば文殊の知恵   (3)挑戦奨励=失敗を問わない   (4)平等性=ヒエラルキーの無い本質討議   (5)7:3の論理=異端・変人の許容
U.ホンダにおける革新的研究開発マネジメントのしかた  〜情報より知・知恵〜
 1.ホンダにおける独創的商品開発のポイント   (1)10人中9人が賛成したらToo Lateで、研究意義がない    〜100の欠点よりも1つの長所を探し出すことの貴重さ、     多数決・合議・ロジックからはクリエーションは生まれない、     駄目な理由を考える暇があったら、どうしたら解決できるか考える、     トップの度量の大切さ〜   (2)将来の価値を予測していないと開発が無駄になる    〜技術コンセプト・手段は合議で決めると創造性を失うが、     目的の将来価値は十分議論して定めないと、研究開発が無駄になる〜   (3)長期の研究を続けるには自分発のコンセプトが不可欠    〜研究には反対がつきもので、しっかり目標と方向を定めないと、ぐらつく〜   (4)世界的レベル   (5)不可能な命令    〜2階に上げてハシゴを外す〜   (6)トップが現場に関心を持つ    〜任せながらも現場を覗く〜   (7)各部門の戦略とマネジメント方法   (8)決断時の関心事項   (9)時代価値、将来価値の見つけ方  2.事例紹介   (1)エアバッグ研究開発   (2)高信頼性の確立手法    〜トレーサビリティ・システム、アポロプロジェクトから学んだ手法・考え方〜
V.質疑応答

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

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