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<セミナー詳細>

セミナーコード:20080801   このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、バイオマスのエネルギー変換の中で、最も実用化に近い技術として注目される
 “熱分解ガス化”と、そのガス化効率を左右し、又、運転トラブルの要因にもなっている生成タール
 の特性・メカニズム及び具体的な対策について、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説
 頂きます。

バイオマスの熱分解ガス化と
生成タールの除去・分解処理技術

●講 師 東京大学 生産技術研究所 教授
エネルギー工学連携研究センター長
工学博士
堤 敦司 氏 
●講 師 JFE環境ソリューションズ(株)
第ニエンジニアリング部
バイオガス技術室長
博士(工学)
宮越靖宏 氏 
●講 師 月島機械(株) 水環境事業本部
ソリューション技術部 熱技術第2グループ
副主事
越智 崇 氏 
●講 師 群馬大学 大学院 工学研究科
環境プロセス工学専攻 准教授
博士(工学)
野田玲治 氏 
●日 時 2008年 8月 19日(火) 9:30〜16:30
(受付は講義開始時間の30分前からとさせていただきます。)
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・402室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター


9:30〜11:00
T.バイオマスの熱分解ガス化炉の比較とタール生成機構及び対策
 1.バイオマスの熱分解ガス化の反応機構と各種ガス化炉の比較   (1)バイオマスの熱分解ガス化における反応機構   (2)各種ガス化炉の特徴とその比較    〜ガス化効率、運転操作性、アルカリ及びアルカリ土類金属(AAEM)の     揮発、タール問題等〜    @固定層/移動層   A流動層   B噴流層    C外熱式キルン    Dその他  2.バイオマスの熱分解ガス化におけるタール生成機構及びその対策   (1)タール生成の原因   (2)タール生成のメカニズムと生成速度   (3)タールの分解・改質のポイント   (4)タール分解のメカニズム  3.今後の展開   (1)アルカリ土類金属(AAEM)の分離・回収   (2)新規タール分解触媒の特徴とその適用   (3)これから熱分解ガス化システムに求められる技術・システムとは  4.質疑応答
(堤 氏)
11:00〜12:30
U.固定床アップドラフト式ガス化炉によるバイオマスの   熱分解ガス化と自己生成熱による生成タール分解処理技術
 1.固定床アップドラフト式ガス化炉によるバイオマスの熱分解ガス化技術   (1)システム構成   (2)熱分解ガス化の原理と特徴    〜アップドラフト式の利点、他の方式との比較〜  2.自己生成熱による生成タール分解処理技術   (1)生成タールの濃度・性状と処理の考え方   (2)生成タール含有排水処理システムの特徴    〜排水中のタール分で自己燃焼分解〜   (3)重質タールの有効利用  3.実機商用プラントでのエネルギー利用   (1)施設概要   (2)発電効率   (3)総合エネルギー効率(熱電併給時)  4.質疑応答
(宮越 氏)
13:30〜15:00
V.固定床ダウンドラフト式ガス化炉によるバイオマスの   熱分解ガス化とタール抑制対策
 1.システム構成  2.設備の特徴   (1)設備の概要   (2)エネルギー効率  3.固定床ダウンドラフト式ガス化炉によるタール抑制のポイント  4.経済性  5.今後の展望  6.質疑応答
(越智 氏)
15:00〜16:30
W.流動床ガス化炉によるバイオマスの水蒸気ガス化とタール対策
 1.流動床ガス化炉の特徴   (1)システム構成   (2)流動床の操作条件   (3)バイオマスの水蒸気ガス化特性  2.流動床ガス化炉における生成タール対策   (1)タール分解触媒   (2)廃棄物系低コスト触媒の可能性  3.事例紹介   〜収集・運搬からタール対策まで〜  4.質疑応答
(野田 氏)

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。