T.機械要素のトライボロジー
〜機械要素の摩擦面についての基本的な内容〜
1.表面の潤滑状態
(1)表面層の構造
(2)流体潤滑、境界潤滑、混合潤滑の状況
2.流体膜の形成機構
〜摩擦面に流体膜をいかに形成するか〜
(1)すべり部
〜くさび膜作用、スクイーズ作用、熱くさび作用〜
(2)ころがり部
〜弾性流体潤滑作用〜
3.摩擦のメカニズム
(1)すべり摩擦
(2)ころがり摩擦
4.摩耗のメカニズム
(1)アブレシブ摩耗
(2)凝着摩耗
(3)疲労摩耗
5.トライボマテリアル
〜各摩擦面に好ましい材料〜
(1)すべり軸受材料
(2)ころがり軸受材料
(3)高分子材料
(4)無機系材料
(5)表面改質
6.潤滑剤
(1)潤滑油
(2)グリース
(3)固体潤滑剤
(4)添加剤
U.機械要素の損傷とその対策
〜すべり軸受、ころがり軸受、シール、歯車の各機械要素に
ついての作用、および損傷の状況とそれに対する原因、対策〜
1.すべり軸受
(1)すべり軸受の種類と特徴
(2)すべり軸受の安全作動限界
(3)損傷と原因、対策
2.ころがり軸受
(1)ころがり軸受の種類と特徴
(2)ころがり軸受の寿命
(3)損傷と原因、対策
3.シール
(1)シールの種類と特徴
(2)シールの作動機構
(3)損傷と原因、対策
4.歯車
(1)歯車の種類と特徴
(2)歯車の材料
(3)損傷と原因、対策
5.機械要素の設計の指針
V.トライボロジーに関する最近のトピックス
〜トライボロジーから見た環境配慮の機械技術〜
W.質疑応答
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