T.バイオマスエネルギー利用の現状とその問題点
1.バイオマスエネルギーを巡る行政施策の動向
(1)バイオマス利活用の具体的目標
(2)新たなバイオマス・ニッポン総合戦略
〜バイオマス熱利用、バイオマスタウン構想、
日本型バイオ燃料生産拡大対策等〜
(3)改正新エネルギー利用促進法
(4)今後の見通し
2.エネルギー源としてのバイオマスの特徴
3.バイオマスの賦存量と利用可能量について
(1)賦存量と利用可能量の比較
(2)利用可能量の地域による違い
(3)バイオマスポテンシャルの評価
〜どこの地域にどれだけのバイオマスが有り、どの程度、
利用が可能なのか?〜
4.バイオマスエネルギー利用の現状と課題
(1)植物系バイオマス
〜穀物系バイオマス、木質系バイオマス〜
(2)畜産系バイオマス
(3)食品系バイオマス
(4)汚泥系バイオマス
(5)藻類系バイオマス
U.目的・状況に合ったバイオマスエネルギーシステム
導入計画の立て方
1.バイオマスエネルギー事業実現に向けたトータルシステムの構築
(1)トータルシステムの重要性
(2)バイオマスの収集範囲と収集コストの例示
(3)副産物等の利用と廃棄物処理の考え方
2.バイオマスエネルギーシステム導入計画の手順
(1)設置条件の検討
(2)エネルギー変換プロセスの検討
(3)設備・運転コストの算定
3.目的・状況に合ったバイオマスの収集・輸送のポイント
(1)バイオマスの存在場所と輸送距離の試算
(2)バイオマス輸送におけるルート選定のポイント
(3)バイオマス輸送時の集積・加工のポイント
4.目的・状況に合ったバイオマスエネルギー利用のポイント
〜原料、コスト・効率、設置場所、エネルギー利用形態〜
(1)電力利用
@プラントに隣接した需要がある場合
Aプラントに隣接した需要がない場合
(2)熱利用
@プラントに隣接した需要がある場合
Aプラントに隣接した需要がない場合
(3)その他
V.バイオマスエネルギーシステム導入における
事業採算性評価の実際
1.事業採算性評価に際しての事前検討のポイント
(1)バイオマス収集・輸送範囲とコスト試算のポイント
(2)バイオマスエネルギー施設の立地評価のポイント
(3)エネルギー需要の試算のポイント
(4)プラント・設備費上限額の試算のポイント
2.事業採算性評価の実際
(1)植物系バイオマス(穀物系バイオマス、木質系バイオマス)
利用における事業採算性評価例
@バイオ液体燃料(バイオエタノール・バイオディーゼル等)
A直接燃焼による熱利用
B直接燃焼発電
Cガス化発電
Dペレット等への利用
Eその他
(2)畜産系・食品系・汚泥系バイオマス利用における事業採算性評価例
@直接燃焼(発電有り、発電なし)
Aメタン発酵(発電有り、発電なし)
Bバイオ液体燃料(バイオエタノール・バイオディーゼル等)
Cその他
(3)藻類系バイオマス利用における事業採算性評価例
@バイオ液体燃料
Aメタン発酵(発電有り、発電なし)
B水素製造
3.バイオマスエネルギーシステムの事業成立条件とは
4.先進的事例とアジア展開を含めた今後の展開の可能性
(1)直接燃焼の大規模事業例と事業の留意点
(2)大規模混焼事例
(3)他の業種・事業とあわせた事業推進
(4)混合バイオマス利用の可能性
(5)アジアのCDM展開の期待
W.質疑応答
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