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<セミナー詳細>

セミナーコード:20081216   このセミナーの受付は終了しています

★微生物を利用する際に、最低限知っておきたい基礎知識を解説!!
★本セミナーでは、微生物の種類・特徴・基本的な取り扱い方を始め、微生物の特性の活かし方、
 又、各分野での利用のポイントについて、経験豊富な正田博士にわかりやすく解説頂きます。

〜これだけは知っておきたい〜
微生物利用のための基礎知識

●講 師 東京工業大学 資源化学研究所 教授
工学博士
正田 誠 氏 
<講師紹介>
1966年、東京大学工学部卒業。
1971年、東京大学工学系研究科大学院博士課程修了
(生物化学工学専攻)、工学博士。
1973年、名古屋大学農学部食品工業化学科助手。
1981年、東京工業大学資源化学研究所助教授。
1989年、東京工業大学資源化学研究所教授
(資源循環研究施設長)。
2008年、東京工業大学名誉教授。
<専門分野>
バイオテクノロジーの利用技術。
<研究テーマの例>
1.新しい微生物農薬の開発。
2.枯草菌のつくる新しい抗菌物質の遺伝子解析とタンパク質工学。
3.高磁場下における生体反応に関する研究。
4.有害ガスの生物処理システムの開発。
5.生物反応を利用した脱色システムの開発。
6.微生物の生産するバイオセルロースの最適リアクター設計に関する研究。
7.生体反応のモデリングとコンピューター制御に関する研究。
他。
<主要著書>
「環境へのアプローチ」(化学同人)。
「微生物利用の大展開」(エヌ・ティー・エス)。
●日 時 2008年 12月 11日(木) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・404室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター


T.微生物の種類・特徴と取り扱い
 1.微生物の種類と特徴 〜どんな微生物があるのか〜   (1)原核生物 〜細菌、放線菌〜   (2)真核生物 〜糸状菌、酵母、菌類〜   (3)始原菌  2.微生物の生育と代謝の基本   〜微生物はどんな活動をしているのか〜   (1)微生物の生態および活動   (2)微生物の生育条件   (3)微生物の栄養源と代謝  3.微生物の取り扱い方の基礎   〜微生物を利用するために必要な基本操作について〜   (1)微生物のスクリーニング(分離)のポイント    @スクリーニングのポイント    A目的とした微生物の分離と同定    B微生物の保存   (2)微生物の観察法 〜顕微鏡観察のポイント〜   (3)微生物の増殖・培養    @増殖と物質生産    A培養方法     〜液体培養、固体培養、嫌気培養、透析培養、回分培養、半回分培養、      連続培養〜  4.各種微生物の取り扱いにおける留意点   (1)細菌   (2)放線菌   (3)糸状菌   (4)酵母   (5)その他  5.培養のスケールによる違い  6.先端技術の活用
U.微生物の特性をどう活かすかについての例
 1.特殊な環境に生きる微生物とその活かし方   (1)高温・低温に生きる微生物   (2)強アルカリ性・強酸性に生きる微生物  2.特殊な化学物質を食べる微生物とその活かし方   (1)環状化合物を食べる微生物   (2)非環状化合物を食べる微生物  3.物理的機能を持つ微生物とその活かし方   (1)凍結機能を持つ微生物   (2)磁石を持つ微生物  4.微生物の機能を上げる方法   (1)突然変異剤による改良   (2)遺伝子組み換え技術による改良   (3)固定化による機能向上
V.各分野における微生物利用のポイント  〜どのようなところに、どんな微生物を利用すれば良いか?〜
 1.環境分野   (1)悪臭除去・大気浄化   (2)生ごみのコンポスト化   (3)有機塩素化合物の分解   (4)重金属類の分解   (5)廃水処理   (6)土壌浄化   (7)COの固定化   (8)油汚染浄化  2.エネルギー分野   (1)バイオマス(木質系・藻類系・セルロース系・廃棄物系・その他)     からのエタノール製造   (2)バイオマス(木質系・藻類系・セルロース系・廃棄物系・その他)     からのメタン、水素の生産  3.化学分野   (1)工業用酵素   (2)生分解性プラスチック   (3)微生物セルロース   (4)微生物農薬   (5)生体触媒  4.食品・医薬品分野   (1)食品微生物   (2)微生物による生理活性物質の生産   (3)栄養源としての利用(微生物タンパク質、微生物油脂)  5.その他(バイオセンサーなど)
W.質疑応答

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。