T.吸収ヒートポンプを利用した低温廃熱の輸送技術
1.低温排熱輸送を可能にする吸収ヒートポンプの特徴
(1)溶液輸送型吸収冷凍機 〜従来型システムとの比較〜
@吸収冷凍機の動作原理
A溶液輸送による熱輸送の原理
Bシステムの構成
(2)吸収ヒートポンプを利用した熱輸送を含めたCOP(成績係数)
@熱変換のポイント
A輸送熱量
(3)低温排熱輸送技術の可能性
@熱輸送距離の上限
Aアンモニア−水系吸収冷凍サイクルへの展開
Bごみ焼却排熱利用による省エネルギー効果
2.技術開発動向と今後の展望
3.質疑応答
(秋澤 氏)
U.地中熱利用のためのヒートポンプ・システム
1.地中熱利用ヒートポンプ・システムの現状
(1)日本国内における普及に向けての取り組み及び政策
(2)海外における普及・利用動向
2.地中熱利用ヒートポンプ・システムのメカニズム
(1)地中熱交換方式による分類
(2)基礎杭を地中熱交換器として利用するシステム
@既成コンクリート杭を用いた地中熱採熱方式
A鋼管杭を用いた地中熱採熱方式
B場所打ち杭による採熱方式
(3)地中熱ヒートポンプ・システムの利用事例
(4)システムの設計手法
(5)コスト評価
3.地中熱利用ヒートポンプ・システムの今後の展望
(1)技術面における展望
(2)コスト面における展望
4.質疑応答
(大岡 氏)
V.蓄熱材・蓄熱技術の開発動向と今後の展望
1.排熱輸送・利用をめぐる最新動向
(1)排熱利用によるCO2削減効果
(2)排熱輸送・利用における現状の課題
(3)課題克服のための取り組み
2.様々な温度帯における蓄熱技術動向
(1)100℃以下の低温域における温熱蓄熱技術
@低温蓄熱を可能にする蓄熱材
A低温蓄熱システム構築のポイント
(2)100℃〜300℃中温域における蓄熱技術
@ガソリン、ガスエンジン等排気熱の回収・利用技術
A中温蓄熱を可能にする蓄熱材
B中温域排熱のエネルギー利用の可能性 〜事例、開発動向等〜
3.蓄熱技術・排熱利用をめぐる今後の展望
4.質疑応答
(加藤 氏)
W.三機工業における潜熱蓄熱輸送システム
「トランスヒートコンテナ」
〜最新動向から今後の展望まで〜
1.潜熱蓄熱輸送システム「トランスヒートコンテナ」の特徴
(1)システムのメカニズム
@利用蓄熱材について
A潜熱蓄熱技術のポイント
(2)トランスヒートコンテナの特徴
(3)冷熱転換のポイント
(4)熱輸送量と熱輸送可能時間
2.「トランスヒートコンテナ」を用いた排熱輸送の実際
(1)ネットワーク構築の考え方
(2)環境配慮効果
@CO2削減効果
A省エネ効果
(3)コスト評価
3.「トランスヒートコンテナ」を用いた排熱利用の実際
(1)空調(冷・暖房)への利用
(2)給湯熱源としての利用
(3)事例紹介
4.「トランスヒートコンテナ」利用における今後の展望
5.質疑応答
(岩井 氏) |