T.総論 〜中国におけるリーガルリスクマネジメント〜
(1)なぜ今、中国におけるコンプライアンス制度導入が叫ばれるのか
(2)コンプライアンス制度導入の積極的意義
〜コンプライアンス制度の導入は本当に業績を悪化させるか?
(3)中国の法令だけを意識すればよいのか
〜外国法の適用、国際基準の遵守、そしてCSR
U.各論 〜主要な強行法規の基礎から最新情報まで〜
−以下のような疑問にお答えいたします−
(1)独占禁止法
@独占禁止法の概要
・中国の独占禁止法は、どのような行為を禁止しているのですか?
・日本の独占禁止法とはどのような点が違いますか?
リニエンシーはありますか?
・日本の公正取引委員会のような組織はありますか?
・日本のガイドラインにあたるものはないのですか?
A問題となりうる局面
・どのような場合に独占禁止法との抵触を考える必要がありますか?
(地域総代理店制、カルテル、企業結合審査など)
・この場合、中国の独占禁止法との抵触だけを考えればいいのですか?
・現地の顧問弁護士に聞くと、殆どの場合「ガイドラインがないので、
グレーです」といわれますが、これでは商売になりません。
よい方法はありませんか?
(2)環境規制
@中国環境法の概要
・中国でも環境に関する法令は整備されていますか?
・M&Aで工場を買う場合、土壌が汚染されているかを調査する
必要はありますか?
・中国では環境汚染がひどいと聞きましたが、環境を汚染すると
どのような責任が発生しますか?
・当社は現地法人で家電製品を生産して中国国内でも販売しようと
思いますが、リサイクルに関する義務はありますか?
・中国で製造する製品は、中国法に対応していればそれで十分ですか?
A事例の紹介
(3)労務管理
@中国労働法の基礎
・中国でも終身雇用制が取られているのですか?
・「期限の定めのない労働契約」を結ばなければならないのはどのような
場合ですか?
・有給休暇は何日与えなければならないのですか?
与えなかったらどうなりますか?
・整理解雇はできますか?
・労働紛争を解決する方法は訴訟だけですか?
A事例の紹介
(4)賄賂罪と商業賄賂(不正リベート)
@渡してはいけない、受け取ってはならない賄賂と不正リベートとは
・金品を渡す相手が公務員ではなければ贈賄罪で処罰されることは
ありませんか?
・役所を訪問する際にお土産を持参したいのですがどの程度のものなら
許されますか?
・競合他社よりも有利に交渉を進めるため、取引先にリベートを渡しても
いいですか?
・中国の賄賂や不正リベートに関する規制にさえ気をつけていれば
いいですか?
A事例の紹介
V.まとめ 〜コンプライアンスを確保する具体的な方法〜
(1)コンプライアンス・コード、Q&A集の作成
(2)徹底した社内研修
(3)内部通報制度の導入
W.質疑応答
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