TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20090223   このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、
 ・PID制御を基礎から学びたい方。
 ・業務上、何らかの形で制御に携わっている方。
 ・PID制御に関する知識が必要になられる方。
 上記のような方を対象に、各種工場・プラント及び装置の最適な制御のため、エンジニア
 に必要とされるPID制御に関する基礎知識と実際の適用ポイントについて、経験豊富な
 江木教授に事例をまじえ、わかりやすく解説頂きます。

エンジニアのためのPID制御技術

●講 師 帝京平成大学 現代ライフ学部
情報サイエンス学科 教授
(元)千代田化工建設(株)
エンジニアリング技術センター 所長
計測制御学会
計測制御エンジニア会 会長
江木紀彦 氏 
<講師紹介>
昭和39年、東京大学工学部計数工学科卒業。
41年、同修士課程修了。
同年4月、千代田化工建設(株)入社。
約20年の間に、計装エンジニアとして国内や海外の
石油精製プラント・大型化学プラント・各種化学プラントの
計装設計、工事監督や大型石油精製プラント建設の
プロジェクトマネジャーを経験。
以降、制御システム部長、エンジニアリング技術センター所長、
IT推進本部長など歴任。
平成11年6月、ITエンジニアリング(株)代表取締役社長就任。
平成15年6月、同社退社。
平成15年4月より、帝京平成大学現代ライフ学部
情報サイエンス学科(旧:情報学部情報工学科)勤務。
臨床工学コース主任教授。
計測自動制御学会会長(平成12年度)、
同学会フェローおよび計測制御エンジニア。
日本計装工業会中央審査委員(認定計装士の認定試験の審査)、
経済産業省計量行政審議会計量標準部会委員、
NPO法人危険管理士会副代表理事など在任中。
●日 時 2009年 2月 20日(金) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・404室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

■セミナープログラム■
−講師からのメッセージ−
 「PID制御で歴史を読む」(中央大学理工学部故大前 力教授)によればPIDの制御動 作は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康になぞらえられるそうである。では誰がどの動作に対応 するであろうか。  石油精製などの大型プラントでは、一つの制御システムには数百の制御ループが組み込まれ ているが、その9割程度はPID制御である。しかもその制御パラメータは適当に設定された まま使用されていて、さしてプラントの運転に支障はない。勿論適切にまたは最適に設定(チ ューニング)されていれば、更によい運転となる。どうしてそうなのかが納得できる講習会と したい。
T.エンジニアに必要なPID制御の基礎と関連する知識
 1.PID制御の基本的な考え方 〜制御するということ〜   (1)制御の対象   (2)制御の方法・種類   (3)制御の手段   (4)系の動特性   (5)制御ループとは  2.PIDの本質   (1)現在→P動作、過去→I動作、未来→D動作   (2)人間の行為との比較   (3)偏差、修正  3.PID調節計   (1)どのようにしてPID調節計は発明されたか    〜空気式PID調節計の発明、空気、電子へそしてコンピュータへ〜   (2)調節計はどのように制御しているか   (3)機能と構成
U.エンジニアのためのプロセス制御へのPID適用法
 1.プラント特性と制御目的に応じたPID適用の考え方  2.制御方法   (1)PIDチューニング    〜誤差の最小化、行き過ぎ量の評価、関数のチューニング〜   (2)外乱    〜外乱応答の改善、外乱抑制〜  3.操作手段   (1)調節弁    〜調整・操作のポイント〜   (2)可変速電動機    〜高効率運転のポイント〜  4.変形PID制御   〜I−PD制御、2自由度PID、コンピュータソフトのPID〜  5.内部モデルを用いたPID制御  6.PIDの実装置への適用例
V.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

■ お問い合わせの前に『よくあるご質問(セミナー)』をご一読下さいませ ■
■ 書籍・調査資料、出版物のご案内はこちらでございます ■