T.研究開発活動におけるオープンイノベーション
1.イントロダクション
(1)オープンイノベーションの定義
(2)何が新しいのか?
2.外部からの技術知識の導入
(1)外部からの技術知識の導入が有効となる条件:理論的考察
(a)研究開発の分離可能性
(b)技術知識の取引費用
(2)技術知識のマーケットプレイス
(3)社外組織との連携
3.技術知識の無償公開
(1)なぜ企業は技術知識を無償公開するのか? 〜既存研究のサーベイ〜
(a)技術知識の保護:防衛的公開
(b)マーケティング
(c)イノベーションの加速
(2)IBMの無償公開戦略の検証:
情報通信技術分野の特許と公開論文との関係について
4.質疑応答
(絹川 氏)
U.オープンイノベーションによるビジネス展開
1.オープンイノベーションによる光触媒超親水性技術の研究開発事例
〜TOTOと東京大学との連携による光触媒技術開発からビジネス展開まで〜
(1)外部技術リソースにアクセスするメリット
(2)どのようなプロセスで光触媒技術は開発されたのか
(3)技術開発からビジネス展開に繋げるポイント
〜事例分析から見るオープンイノベーションによるビジネス展開〜
@光触媒技術の導入
A発展
Bビジネス展開
(4)研究開発をオープン化する際の注意点
@明確な戦略の策定
Aプラットフォーム・テクノロジーを確立するために
2.質疑応答
(吉久保 氏)
V.月島機械における知財戦略“オープンイノベーション”への
取り組み
1.オープンイノベーションを取り巻く環境の変化
(1)米国のプロイノベーション政策
(2)日本のオープンイノベーション動向
2.月島機械におけるオープンイノベーション戦略
〜オープンイノベーションによる月島機械のバイオマス・エタノール技術開発〜
(1)木質系バイオマス
(2)原料から見たバイオエタノール製造
(3)BMT技術と旧来技術の違い
3.オープンイノベーションからの技術上市と自社技術の標準化戦略
(1)技術の国際標準化の重要性とメリット
(2)月島機械における自社技術の標準化戦略
4.質疑応答
(牧 氏)
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