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セミナーコード:20090708   このセミナーの受付は終了しています

★食料との競合を避けられ、大量のCO2を吸収し、炭化水素の生産、狭い面積での大量培養
 も可能等、優れた特性を有した藻類が様々な用途に利用できる次世代バイオマスとして注目
 されている!!
★本セミナーでは、藻類研究・利用を巡る国内外の最新動向、今後の可能性について、斯界の
 第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。

藻類利用・研究の現状と今後の課題・可能性
〜開発の最新動向と事業化・利用技術を探る〜

●講 師 早稲田大学 理工学術院
先進理工学部 生命医科学科 教授
博士(工学)
竹山春子 氏 
●講 師 ヤマハ発動機(株)
事業推進統括部 新規事業推進部
ライフサイエンス部
研究開発グループ 主務
博士(理学)
佐藤 朗 氏 
●講 師 (株)シーアグINC 日本代表
(元)三菱重工業(株) 機械事業本部
エンジニアリングセンター 担当部長
生田義明 氏 
●講 師 東京大学 大学院
農学生命科学研究科
水圏生物科学専攻 准教授
博士(農学)
岡田 茂 氏 
●講 師 (株)ネオ・モルガン研究所
代表取締役社長
藤田朋宏 氏 
●講 師 独立行政法人 産業技術総合研究所
バイオマス研究センター
バイオマスシステム技術チーム
主任研究員
広島大学 大学院
生物圏科学研究科 客員教授
農学博士
三島康史 氏 
●講 師 四国大学 短期大学部
生活科学科 教授
農学博士
徳島藻油研究会 会長
西尾幸郎 氏 
●日 時 2009年 7月 16日(木) 12:30〜16:50
2009年 7月 17日(金)  9:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・401室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 63,000円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき55,650円)
※テキスト代、17日の昼食代、16・17日のお茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター


7 月 16 日 (木)
12:30〜13:45
T.微細藻類の工学的応用と海洋微細藻類の可能性
 1.はじめに  2.海洋環境からの有用光合成微生物のスクリーニングと有用物質生産   2−1.有用光合成微生物のスクリーニング   2−2.各種有用物質生産   2−3.光合成微生物の遺伝子組み換え系の確立と有用物質生産  3.海洋バイオマスからのエネルギー生産   3−1.バイオ燃料について   3−2 海洋微細藻類によるバイオ燃料生産の可能性   3−3 海洋微細藻類の培養  4.メタゲノムアプローチによる海洋バイオマスからの燃料生産プロセスの高効率化   4−1.メタゲノム解析とは   4−2.メタゲノム研究事例   4−3.バイオ燃料生産効率の向上へのメタゲノム研究の応用  5.まとめ  6.質疑応答
(竹山 氏)
13:55〜15:25
U.微細藻類の高効率屋内大量培養技術の開発とビジネスへの応用
 1.演者のこれまでの微細藻類関連研究について   @クロロフィル蛍光測定による増殖評価に関する研究   A新規軽油産生藻Pseudochoricystis ellipsoideaに関する研究  2.微細藻類大量培養産業の歴史・現状・課題   〜特に微細藻類バイオマス製造業の見地からバイオディーゼル利用と絡めて〜  3.ヤマハ発動機における高効率屋内大量培養技術の開発とビジネスへの応用   @リアクターの開発   A水産養殖向け飼料:Chaetoceros calcitrans   Bアスタキサンチンオイル製造:Haematococcus pluvialis   C燃料利用への取組み  4.質疑応答
(佐藤 氏)
15:35〜16:50
V.海外における微細藻利用の動向と事業化及び今後の展望
 1.微細藻の工業的利用プロジェクトの歴史   (1)排水処理プロジェクト   (2)健康食品プロジェクト   (3)研究開発プロジェクト   (4)水産利用プロジェクト  2.最近の動き   (1)Cellanaプロジェクト   (2)Eniプロジェクト   (3)PAS & CEP プロジェクト   (4)Seawater Agriculture プロジェクト   (5)排水処理プロジェクト  3.今後の展望  4.質疑応答
(生田 氏)
7 月 17 日 (金)
9:30〜11:00
W.微細藻類Botryococcusの炭化水素生産に関する研究の現状と展望
 1.Botryococcus brauniiとはどんな生物か   1)オイルシェールおよび原油との関係   2)なぜ燃料源として注目されるのか?  2.Botryococcus brauniiが生産する化合物   1)A品種が生産する炭化水素および炭化水素関連化合物   2)B品種が生産する炭化水素および炭化水素関連化合物  3.Botryococcus brauniiの炭化水素生産メカニズム   1)スクアレンの生合成   2)Botryococceneの生合成  4.Botryococcus brauniiのイソプレノイド前駆体の生合成経路  5.今後の展望  6.質疑応答
(岡田 氏)
11:10〜12:25
X.藻類の改良による重油大量生産に向けた取り組み
 1.藻類を利用したビジネスの拡大     現在の主なプレイヤー     各プレイヤーの取り組みと課題  2.育種の重要性     育種とは何か     遺伝子組換えとは何か     藻類育種の課題  3.ネオ・モルガン研究所の技術     当社の技術の特徴     当社の技術の優位性     当社の理念  4.藻類エネルギーに対する当社の考え方     工業利用の視点での藻類の特殊性     藻類を用いたエネルギー生産の経済性     藻類社会実現までのアプローチ  5.まとめ・質疑応答
(藤田 氏)
13:20〜14:50
Y.海藻類のバイオ燃料化と利用技術
 1.藻類の特徴 〜陸上と何が違うのか?〜   (1)生態学的特徴   (2)有機物組成  2.藻類のエネルギー化 〜メリットとデメリット〜   (1)メタン発酵   (2)エタノール発酵   (3)問題点の抽出と課題 〜なぜ実用化されていないのか?〜  3.東南アジアの現状 〜なぜ東南アジアなのか?〜   (1)廃水処理の問題点   (2)水産養殖現場   (3)なぜ東南アジアに注目しているのか?  4.藻類利活用における基本スキームの構築 〜真の実用化を目指して〜   (1)環境浄化とのコラボレーションの必要性   (2)どのようなシステムを構築すべきか?  5.今後の展望  6.質疑応答
(三島 氏)
15:00〜16:30
Z.緑藻の大量栽培によるCO2吸収とバイオ燃料等の生産
 1.各種イカダモについて  2.イカダモの野外培養  3.20トン水槽から100トン水槽での栽培  4.イカダモの粗脂肪量  5.脂質の成分分析  6.プロトンNMRによるn−3系メチルの検出  7.メチルアルコール超臨界抽出物の検討  8.イカダモからBDF生産の可能性  9.イカダモによるCO2固定の予測  10.まとめ  11.質疑応答
(西尾 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。