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<セミナー詳細>

セミナーコード:20090921   このセミナーの受付は終了しています

★設備保全活動の必要性が増している昨今、「誰が担当しても安定した保全ができる」、「作業ミスや非効率・
 コスト増加要素を排除できる」、「劣化・異常の可能性を事前に把握し、トラブルを減少させることができる」、
 といった多くのメリットを生み出す“設備保全における「見える化」”が大変注目されている!!
★本セミナーでは、「見える化」のテクニックと効果的な進め方から、設備保全業務における「見える化」の具
 体的な活かし方とその事例、計画保全・自主保全への「見える化」の導入、また設備保全マンの人材育成
 における「見える化」事例に至るまで、経験豊富な田代先生に分かり易く解説頂きます!!

“設備保全の見える化”手法と実際
〜「見える化」の設備保全への活かし方・取り組みの実際から
計画保全・自主保全への「見える化」導入まで〜
●講 師 (有)T&Sコンサルティング 代表取締役社長
(元)新日本製鐵(株)
技術士(経営工学部門)
田代 日出夫 氏
  <略歴>
1958年、茨城大学工学部原動工学科卒業。
八幡製鐵(株)八幡製鐵所及び新日本製鐵(株)君津製鐵所で設備保全部門の
合理化統合、新鋭製鐵所の建設・設備保全体制確立のための企画・計画推進、
かつ設備立上げの過渡期に現場第一線で陣頭指揮をとってきた。
その後、海外(ヨーロッパ・中南米)の新鋭製鐵所で設備保全体制確立のための
技術協力支援団長として技術移転実務をこなしてきた。
現在迄に世界15ヵ国で生産性向上のための設備保全を中心とした
コンサルテーションを実施し、指導会社は国内・外で110社以上を数える。
コンサルタントとして「見える化」、即ち書く・話す・現場で共に実行することを
実現し企業の収益改善に貢献している。
設備保全の進め方ハンドブック及び生産性向上のための論文など多数。
設備保全改革セミナー実施も20年以上の期間を数える。
1974年、技術士(経営工学部門工場管理)。
●日 時 2009年 9月 16日(水) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・405室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

■セミナープログラム■
T.「設備保全業務」と「見える化」のテクニックと効果的な進め方

 1.設備保全業務とは?
  〜設備の企画から廃棄までのプロセス
 2.「見える化」の基本とメカニズム
 3.「見える化」導入における注意点
 4.「見える化」のテクニック
  〜何を見せるのか?
  @発生している不具合やトラブルの抽出
  A安全の観点からの不安要素の抽出
  B効率化を阻害している要素の抽出
  Cコスト増加要素の抽出
 5.「見える化」を行動につなげるには


U.設備保全業務における「見える化」の具体的な活かし方
 
 1.設備保全業務を「見える化」するために把握すべき事
  @稼働時間と設備の負荷状況は?
  A設備の老朽化状況は?
  Bトラブルの状況・頻度は?
  Cその他(歩留・ロス・不良の発生状況は?)
 2.「見える化」による保全方法の最適選定
  〜B.M、P.M、C.M、Prd.Mなど必要に応じた保全体制は?
 3.設備・機器の点検項目の「見える化」導入の手法
  〜作業ムラ・もれをなくし、担当者が交代しても安定状態を維持できる保全の実現
  @劣化のタイプを見分ける方法
  A点検を独立させる事が「見える化」につながる
  B五感による点検ポイント例
  C各種記録をとる(誰が見てもわかるように)
 4.修理実施の「見える化」導入手法
  @職種・組編成・機動性発揮・呼び出しをどうするか
  Aミスの少ない修理の段取りと実施
  B作業手順、又は作業標準類
 5.設備劣化や故障・異常の「見える化」導入の具体的方法
  〜劣化・異常の可能性を事前に把握することでトラブルを減少させるコツ
  @加工・生産設備(劣化、故障など)
   〜圧延機の巻取機、エンジン、電気機器、搬送機械、回転機 など〜
  A立体駐車場、空調・ボイラー設備(劣化、故障など)
  B水・空気・油圧配管(漏れ、損傷、腐食など)
  Cタンク、内圧容器、溶鉱炉(亀裂、劣化など)
  Dポンプ・送風機・コンプレッサーなどの回転設備(劣化、異常振動など)
  E炉、焼却設備(劣化、故障など)
  F荷揚設備
   〜天井走行クレーン、アンローダーなど〜(劣化、故障など)


V.計画保全実施の「見える化」導入の手法

 1.生産工場における自主保全と計画保全の狙いと実践要領
  @導入における注意点
  A普及のための手順
 2.自主保全・計画保全実施の「見える化」導入の手法
 3.生産性向上・コスト削減につなげるために


W.設備保全の「見える化」事例(取り組みの実際)

 1.ペットボトルのプリフォーム加工ラインにおける保全改革例(国内事例)
 2.ディーゼルエンジンのシリンダーブロック加工・組立ラインにおける保全改革例(東欧事例)
 3.形鋼圧延ラインにおける保全改革例(中南米事例)


X.設備保全マンの人材育成「見える化」事例

 1.横割り活用法と縦割り活用法
 2.層別による育成活用法


Y.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。