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<セミナー詳細>

セミナーコード:20091001   このセミナーの受付は終了しています

★水産物の乱獲、海洋汚染、漁獲量の制限等、日本の漁業は様々な問題をかかえている!!
 そのような中、自然界の要因や燃料・高齢化等の外的要因にも左右されにくく、管理された施設の中で、安心・安全・
 高品質な魚介類を飼育する“陸上の養殖”が注目されている!!
★本セミナーでは、陸上養殖のメリットや国内外の循環式養殖システムの比較を始め、完全閉鎖循環式システム及び
 水質管理に有効な泡沫分離法の紹介とアワビ、クロマグロ、チョウザメの経済性・低コスト化を含めた養殖のポイント
 等について、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます!!

“陸上養殖”最前線
〜泡沫分離法による浄化機構と
クロマグロ・アワビ・チョウザメの陸上養殖のポイント〜

●講 師 宮崎大学 名誉教授
工学博士
丸山俊朗 氏
●講 師 東海大学 海洋学部
水産学科 教授
博士(水産学)
秋山信彦 氏
●講 師 海洋政策研究財団 調査役 菅原一美 氏
●講 師 (株)フジキン 筑波フジキン研究工場
新製品開発部 開発第4グループ
グループリーダー 主事
平岡 潔 氏
●日 時 2009年 10月 15日(木) 9:30〜16:25
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●プログラム●
9:30
|
11:15
T.陸上養殖のビジネスチャンスと技術開発の動向
   〜「泡沫分離法」の大きな効用〜


 1.「魚類養殖の意義」からみたビジネスチャンス
  (1)「魚類養殖」の必要性
  (2)環境負荷からみて「養殖」は「畜産」に優る
 2.陸上養殖(閉鎖循環式養殖システム)のメリット
 3.閉鎖循環式陸上養殖システムにおける不可欠な水処理機能
 4.国内外の循環式養殖システムの比較 
 5.完全閉鎖循環式「泡沫分離-硝化・脱窒-担体ろ過」システム
  (1)ヒラメその他魚介類の蓄養
  (2)エビ養殖池の起泡
  (3)ヒラメ(海水)
  (4)ウナギ(淡水)
  (5)最近の水族館(プロテインスキマー)の例
 6.「泡沫分離法」の浄化機構
  (1)泡沫分離法の効用
  (2)ガスの溶入と脱気
  (3)タンパク質と懸濁物の除去
  (4)泡沫分離槽の具備すべき条件
 7.質疑応答
(丸山 氏)
11:25
|
12:40
U.地下海水を利用したクロマグロ等陸上養殖の展望

 1.様々な養殖形態と問題点
  〜畜養、小割養殖等〜
 2.海面・地先海水を利用した陸上養殖
 3.海面と陸上での養殖の比較
 4.クロマグロ陸上養殖のポイント
  (1)地下海水の有効利用
  (2)温度調整の低コスト化
  (3)養殖施設の留意点
  (4)陸上養殖の安全性に伴う付加価値
 5.今後の展望
  〜他の魚種による陸上養殖(どのような魚類が適当か)
 6.質疑応答
(秋山 氏)
13:40
|
14:55
V.船用冷凍コンテナを利用した閉鎖式アワビ陸上養殖システムの開発

 1.コンテナ陸上養殖システムの特徴
 2.コンテナ陸上養殖システムの工程及び装置
 3.アワビ養殖のポイント
  (1)養殖実験の結果
  (2)飼育条件
  (3)病原体(菌)対策
  (4)成長と安全性
  (5)養殖管理の低コスト化
 4.経済性評価
 5.今後の展望
  〜更なるコスト低減、採算性の確保、食品安全性の確保を実現するには
 6.質疑応答
(菅原 氏)
15:10
|
16:25
W.チョウザメの陸上養殖とキャビア産出への取り組み

 1.チョウザメの生態的特徴
 2.チョウザメの規制・養殖する意味
 3.国内外におけるチョウザメ養殖の現状
 4.陸上養殖設備の特徴
 5.陸上養殖及び管理のポイント
  (1)超精密ながれ(流体)制御技術
  (2)循環養殖の欠点
  (3)効率的な飼育体制
  (4)雌魚の判定技術
 6.今後の展望
  〜「つくば産キャビア」の安定供給の見通し
 7.質疑応答
(平岡 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。