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<セミナー詳細>

セミナーコード:20091123   このセミナーの受付は終了しています


★あいまいなものとされてきた人の「感性・感覚」を客観的に定量化し、商品開発・マーケティングに活かす!
 人はどのような感覚・感性によってものを高級と感じるのか?!そして、その評価はどのように行い、ビジネスに落とし込む
 ことができるのか?!
★本セミナーでは、脳科学から捉えた人の感性・感覚の定量化と、それを活かした商品開発・マーケティングの具体的手法、
 さらに人の感性からのアプローチによる高級感・高品質感の出し方と商品開発への適用手法について、最前線でご活躍中
 の萩原・柳瀬両講師に、事例を交えながら分かり易く徹底解説頂きます!!

感性・感覚を利用した商品開発と
高級感・高品質感の出し方・高め方

●講 師 (株)NTTデータ経営研究所 パートナー
マネジメントイノベーションセンター長
横浜国立大学 大学院 環境情報学府 客員教授
萩原一平 氏
  <講師紹介>
早稲田大学理工学部卒業。
プリンストン大学大学院電気工学・コンピュータサイエンス/MSE(修士課程)修了。
大手電機メーカーにて、新製品企画、開発設計、国内外マーケティングなどの業務に従事。
その後、大手シンクタンクにて、環境分野を中心に、事業戦略策定、新規事業の事業化支援、
政策策定支援、コンソーシアム/フォーラムなどの企画・運営などのプロジェクトを実施した後、
(株)NTTデータ経営研究所にて、ライフサイエンス、地域、環境などの分野でマネジメントや
事業創出に関するコンサルティングを中心に活動。
著書、講演は、「脳」から考える環境問題(月刊地球環境2007.8〜2008.8月号に連載)、
脳から考える製品開発とマーケティング(日経消費産業セミナー、2007.11)、
リサイクルの知識(共著、日本経済新聞社)、ITアウトソーシング戦略(共訳、NTT出版)、
ほか多数。

●講 師 広島国際大学 心理科学部
感性デザイン学科 教授
柳瀬徹夫 氏
  <講師紹介>
1966年、早稲田大学文学部心理学専攻卒業。1967年、(財)日本色彩研究所入所。
以後研究実務とマネジメントに携わり、第2研究部(心理調査室長、第2研究部部長を担当)勤務。
色彩調和体系(PCCS)の開発、国・自治体・企業からの委託研究を担当。
1989年、日産自動車(株)入社。以後研究開発とマネジメントに携わり、総合研究所基礎研究所
(シニアリサーチャ、人間科学研究室長を担当)勤務。
将来型インターフェースの研究開発と商品企画方法、デザイン評価方法研究をたちあげる。
その後、シニアリサーチャとして総合研究所社会商品研究所、総合研究所車両交通研究所、
本社商品企画開発室で将来車両研究、商品企画方法、CS向上評価手法の開発を推進。
1999年、(株)イード入社。以降マーケットリサーチの研究コンサルタント業務とマネジメントに
携わり、R&Aグループ(グループリーダー、シニアコンサルタントを担当)勤務。2001年より現職。
2003年、日本人間工学会認定人間工学専門家資格取得。
2005年、広島国際大学人間環境学部感性情報学科学科長。
2006年、広島国際大学心理科学部感性デザイン学科学科長。
●日 時 2009年 11月 20日(金) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
12:30
T.感性・感覚の定量化と商品開発への応用
 〜『無意識』を意識した商品づくりと産業活動への応用の可能性〜


 1.心にはたらきかける商品開発とマーケティング
  〜顧客が無意識に選択する商品づくりとは
  (1)壁に突き当たっているマーケティング
   〜企業におけるマーケティング調査活動の現状と問題点
   @常に変化するマーケット構造
   A既存マーケティング手法の限界
   BR&D&M(研究開発とマーケティング)現場での課題
  (2)なぜ感性が問われるのか
   @お客様を知るには何が必要か
   Aお客様に満足して頂くには何をすればいいのか
   Bお客様は本当の購買理由を知らない
    〜必要な無意識の把握〜
  (3)求められる脳科学的アプローチ
   @行動を決める快情動と不快情動
   A身体内外の変化と脳の判断
   B記憶と意思決定    C求められる感性・感覚の定量化
   D脳の活動を可視化する方法
  (4)心へ働きかける感性・感覚の測定データの商品開発への応用
   @商品コンセプトに感性・感覚データをどう活かすか
   A商品開発の手順と留意点
   B設計・試作における効果の検討
   C応用展開のポイント
    〜家電、自動車、産業機械、化学品、食品、住宅関連、その他〜
 2.企業活動における脳科学の適用可能性
  (1)R&D&M以外での脳科学の適用可能性
  (2)ニューロマネジメントという考え方について
 3.質疑応答
(萩原 氏)
13:30
|
16:00
U.高級感・高品質感の出し方・高め方と製品開発への応用

 1.高級感、高品質感の出し方
  〜自動車内装・色彩・表皮材・食品等
  (1)高級感・高品質感の感じ方
   @人の感覚と感性
   A人の五感と感性
  (2)色彩と高級感
   @総合評価と高級感
   A高級感を重視する人(ターゲット)
   B高級感を高める要素
  (3)自動車の内装と高級感
   @快適性と高級感
   A使いやすさ
   B心地よさ
   C楽しさと高級感
  (4)表皮材と高級感
   @表皮材の官能評価
   A表皮材表面の物理計測
   B高級感と表面処理
  (5)食品・日用品パッケージと高級感
   @総合評価と高級感
   A高級イメージ測定
   B高級感を高める要素
 2.高級感・高品質感評価方法と製品開発への活かし方
  (1)高級感・高品質感の評価法
   @ユーザーの高級感・高品質感ニーズを捉える
    〜グループインタビュー法〜
   Aユーザーの高級感評価構造と評価尺度を捉える
    〜評価グリット法〜
   B高級感評価の重み付けと予測
    〜多変量解析〜
   C高級感評価心理尺度を物理尺度に置き換える
  (2)高級感・高品質感評価を製品開発へ繋げる
   @ユーザーの声を新製品コンセプト作りに繋げる
    〜テキストマイニング法〜
   A使用状況での高級感阻害要因を探し新製品開発に繋げる
    〜タスクアナリシス〜
   Bユーザーの声による開発重点項目の発見
    〜多変量解析、決定木分析〜
 3.質疑応答
(柳瀬 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。