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セミナーコード:20091219  このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、熱交換器設計のための総合的な基礎知識を始め、伝熱設計、強度・構造設計、最適設計等、具体的な
 設計のポイント、また、設計プログラム、適用規格、材料選定、強度計算プログラム等、熱交換器設計の実際に至るまで、
 斯界の第一線でご活躍中の酒井講師にわかりやすく解説頂きます。

熱交換器の設計入門
●講 師 東洋エンジニアリング(株)
エンジニアリングセンター
機器設計部 技術部長
技術士(機械部門)
酒井健二 氏
  ≪講師紹介≫
 <職歴>
 S49年4月、東京工業大学修士課程を卒業後、東洋エンジニアリング(株)に入社。
 H5年6月からH19年11月まで技師長を任命される。
 H7年4月からH12年6月まで圧力容器担当部長を兼務する。
 H19年12月より技術部長を任命される。
 <業務内容>
 入社以来一貫して圧力容器・熱交換器に関するエンジニアリングや機器開発を担当してきた。
 現在は東洋エンジニアリング(株)において技術部長として圧力容器・熱交換器を中心とした
 機器に関わる全社的な技術責任を負う立場にある。
 <受賞>
 H4年2月、新規開発した重質油分解反応器に対して燃料協会賞受賞。
 H8年6月、新規開発したメタノール合成反応器に対して石油学会賞受賞。
 <専門分野>
 石油精製、石油化学、肥料プラント等の圧力容器・熱交換器関連のエンジニアリング、
 ならびに新規プロセス用の反応器、熱交換器等の開発。
 <保有資格>
 技術士(機械部門)登録番号第50235号。(社)溶接協会溶接管理技術者特別級。
●日 時 2009年 12月 9日(水) 10:00~16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●プログラム●
Ⅰ.熱交換器の基礎知識と設計の考え方

 1.熱交換器の原理と構造
  (1)原理
  (2)基本構造 ~ノズル、各部品とその役割~
  (3)伝熱機構 ~伝導伝熱、対流伝熱、輻射伝熱~
  (4)流動特性と伝熱特性
 2.熱交換器の種類と特徴
  (1)多管式熱交換器
  (2)二重管式熱交換器
  (3)コイル形(単管式)熱交換器
  (4)プレート式熱交換器
  (5)空冷式熱交換器
  (6)特殊熱交換器
 3.熱交換器設計の考え方
  (1)設計フロー
  (2)伝熱性能に関する因子とは
  (3)強度設計に関する因子とは
  (4)構造設計に関する因子とは


Ⅱ.熱交換器設計の手順

 1.伝熱設計のポイント
  (1)熱バランス、温度差、伝熱係数の求め方
  (2)対数平均温度差と温度差補正係数の求め方
  (3)管内外熱伝達率と流動損失の求め方
  (4)熱交換器のサイジング ~形式選定、チューブサイズと配列~
  (5)伝熱性能のチェックポイント
  (6)振動のチェックポイント
 2.熱交換器強度・構造設計のポイント
  (1)設計要求の確認
  (2)各部の強度設計 ~管板の板厚、本体フランジの最適設計~
  (3)各部の構造設計
  (4)熱応力に対する考慮 ~熱衝撃対策、管板内温度差対策など~
  (5)大型熱交換器設計の注意点
 3.熱交換器最適設計のポイント
  (1)伝熱係数を向上させる方法
  (2)圧力損失を減らす方法
  (3)プロセス条件の見直し ~最適温度差、最適冷却水流量、メタル温度~
  (4)保守を容易にする設計 ~管板の設計、管継ぎ手の設計~
  (5)漏れに対する信頼性を向上させる方法 ~フランジの設計、特殊ボルト~


Ⅲ.熱交換器設計の実際

 1.伝熱設計プログラム ~HTRI、HTFS~
 2.適用規格 ~特定設備検査規則ASME、Sec.VIII、TEMA~
 3.各部の材料選定
 4.強度計算プログラム
 5.熱交換器の製作と検査

Ⅳ.質疑応答
-名刺交換会-
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。