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<セミナー詳細>

セミナーコード:20100103   このセミナーの受付は終了しています


★本セミナーでは、車載・電力貯蔵用途等、激化するリチウムイオン電池の開発競争において、必須である
 蓄電デバイス評価技術(安全性、構成部材、抵抗分離、耐久性・寿命)について、経験豊富な矢田博士に
 詳説頂きます。

大型・車載用リチウムイオン電池の実践評価技術とノウハウ
〜安全性評価、構成部材評価、入出力評価、耐久性・寿命評価〜
●講 師 (株)KRI 顧問
長崎総合科学大学 客員教授
工学博士
矢田静邦 氏
  <講師紹介>
1971年、京都大学理学部物理学科を卒業し、同年鐘紡(株)に入社、中央研究所に配属。
ポリアセン(PAS)電池(リチウムイオンキャパシタ)の研究開発から事業化に従事。
1991年、同社開発研究所第一研究部長。1995年、同社電池事業推進部長。
1998年、(株)KRIに入社、エネルギー変換研究部長。
大型リチウムイオン電池、マイクロビークル、新規蓄電デバイスの研究開発、
及び電池・キャパシタの実践評価技術の開発に従事。
2001年、同社理事。2007年、同社顧問。

●日 時 2010年 1月 20日(水) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●プログラム●
T.大型・車載用リチウムイオン電池の開発動向と展望

 1.電力貯蔵用リチウムイオン電池の開発動向
 2.車載用リチウムイオン電池の開発動向
  〜EV、HEV等〜
 3.今後の展望
  〜高容量化、高出力化、安全性、耐久性、他〜


U.リチウムイオン電池の安全性の考え方と評価例
 〜大型・車載用途に向けた実践評価技術1〜


 1.安全性の考え方
  (1)エネルギー密度と発熱
  (2)リチウムイオン電池の熱容量
  (3)発熱速度と放熱速度
  (4)熱暴走の防止(正極材料、負極材料)
 2.評価例
  (1)過充電テスト
  (2)加熱テスト


V.リチウムイオン電池に必要な構成部材評価技術
 〜大型・車載用途に向けた実践評価技術2〜


 1.活物質評価
  (1)構造解析、細孔分布、粒度、密度
  (2)容量特性、効率特性
 2.電解液・セパレータ評価
  (1)直流内部抵抗(電流休止法)測定法
  (2)交流内部抵抗(インピーダンス)測定法
 3.その他部材評価:集電体と出力特性、外装材と寿命特性
 4.電極の製造とその物性評価
  (1)塗布法とシート法:特徴と生産性
  (2)電極の4大重要物性評価:電極密度、電極電導度、均一性、強度
  (3)電極物性と出力特性:直流内部抵抗(電流休止法)との関連


W.リチウムイオン電池に必要な入出力評価技術
 〜大型・車載用途に向けた実践評価技術3〜


 1.有効な新抵抗評価法:電流休止法抵抗
  (1)電流休止法抵抗とインピーダンス
  (2)電流休止法抵抗からの入出力予測計算方法
  (3)電流休止法抵抗測定の具体例
  (4)電流休止法抵抗からの出力予測計算の具体例
 2.四極セルによる抵抗分離(正極抵抗、負極抵抗、セパレータ抵抗)
  (1)三極セルと四極セル
  (2)四極セルの考え方
  (3)評価例


X.リチウムイオン電池の耐久性・寿命評価技術
 〜大型・車載用途に向けた実践評価技術4〜


 1.耐久性評価技術
  (1)サイクル試験、保存試験、フロート試験
  (2)四極セルによるフロート劣化抵抗分離解析
  (3)評価例
 2.寿命評価技術
  (1)容量寿命、抵抗寿命
  (2)寿命評価方法


Y.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。