TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20100118   このセミナーの受付は終了しています

★海水を取り扱う設備や、海水に接触する機器、または海に面する港湾構造物においては、海水特有の「海水腐食」
 や「海生生物の付着」等のトラブルが常に付きまといます。
★本セミナーでは、海水設備、機器、港湾構造物における「海水腐食」と「海生生物トラブル」に焦点を絞り、これらの
 トラブルを未然に防ぐ方法とトラブルが発生した際の対処法を実務の第一線でご活躍中の大庭講師に詳しく解説頂
 きます!!

海水設備・機器・港湾構造物における腐食・防食の実際および
海生生物付着等トラブル対策
●講 師 (株)ナカボーテック 事業推進部 技術部 部長
技術士(金属部門)、1級建築施工管理技士
大庭忠彦 氏
  ≪略歴≫
昭和51年3月、上智大学理工学部機械工学科卒業。
同年4月、中川防蝕工業(株)(現:(株)ナカボーテック)入社、
パイプライン部勤務(埋設管の電気防食調査・施工業務を担当)。
昭和55年4月、技術部(発電所海水系の電気防食、鉄イオン設計に従事)。
平成2年4月、技術研究所(鉄イオン、防汚関係の研究開発に従事)。
平成10年4月、陸上施設事業部(電気防食、鉄イオン、防汚関係の設計)。
平成17年4月、事業推進部(電気防食、鉄イオン、防汚関係の設計、部長に就任)。
現在に至る。
≪委員会活動≫
日本材料学会・腐食防食部門委員会(熱交換器の管理と余寿命予測)。
●日 時 2010年 1月 27日(水) 13:00〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 42,000円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき37,800円)
※テキスト代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●プログラム●
T.海水設備・機器・港湾構造物における腐食・防食の実際

 1.海水腐食のメカニズム
  (1)海水成分の腐食への影響
  (2)材料別にみた海水腐食
   〜ステンレス、銅・銅合金、異種金属接触 等〜
  (3)微生物腐食
   〜バイオフィルム、細菌等〜
  (4)海水腐食によるトラブル事例
 2.海水設備・機器・港湾構造物の防食のポイント
  (1)電気防食のメカニズムとその適用
   @電気防食のメカニズム
   A電気防食の特徴
    〜電源、施工性、耐久性、メンテナンス性、コスト性等〜
   B電気防食の適用事例
  (2)被覆防食のメカニズムとその適用
   @被覆防食のメカニズム
   A被覆防食の特徴
    〜耐久性、メンテナンス性、コスト性等〜
   B工法
    〜ペトロラタムライニングと水中施工型ライニング〜
   C被覆防食の適用事例

U.海水設備・機器・港湾構造物における海生生物付着等トラブル対策

 1.海生生物付着のメカニズム
  〜有機物の付着から貝類等の海生生物が付着するまで
 2.海生生物の付着が引き起こすトラブル
  (1)想定されるトラブル
  (2)トラブルによる影響
  (3)様々な付着・トラブル事例紹介
 3.様々な海生生物付着防止対策 〜概要とその課題
  (1)塩素注入
  (2)防汚塗料
  (3)その他
 4.電気防食機能を付加した海生生物付着防止の原理と付着防止システム
  (1)酸素が付着防止に果たす役割
  (2)システム構成
  (3)それぞれの部材の働き
   〜チタンシート、陰極部用電極、照合電極〜
  (4)システムの特徴
   @付着防止効果
   A環境面への配慮
   B耐久性
   Cメンテナンス性
   Dコスト性
  (5)適用事例


V.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。