受講対象と予備知識
・理工系大学レベルの数学の知識を有し、吸着現象を体感した技術者に適する。
なお、基礎から説明するので、数学の知識レベルが不足している場合や現場経験不足でも受講可能。
・配布するソフトを理解するためには、エクセル2003のソルバーおよびマクロを利用できることが望ましい。
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本セミナーでの習得知識
・物性測定法および配布ソフトを利用した解析法。
・数値解が発散しないための計算条件や基礎式の展開法などシミュレータ開発時の重点事項と活用法。
・目的に合った吸着分離の操作・装置の設計法
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講師の言葉
吸着操作・装置の設計法は既に開発されており、固定層充填層を用いた分離法については、従来法
でも利用可能である。しかしながら、現在では擬似移動層、PSAおよびハニカム式の装置を用いた分離
では、これまで以上に吸着平衡と速度に関する物性測定が重要となる。また、これらのシミュレータの
開発は充分と言えない。
ここでは、操作・装置設計法とシミュレータ開発法に焦点を当て、それに必要な基礎知識から最先端
の知識までについて重要事項と注意点を説明する。なお、筆者が学生用に開発したプログラムの一部
(参加者に配布する)を用いて例示計算を行うと共に、吸着物性測定における省力化(低コスト化)に
ついても一案を示す。
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�T.吸着技術の基礎知識
1.吸着現象の定義
a.吸着と吸収
b.吸着材(剤)と吸着質
c.物理吸着と化学吸着
d.吸着を誘発する原動力
2.吸着材(剤)の性質・構造
a.吸着材(剤)の性質と測定法
b.吸着材(剤)の物性と吸着特性の関係
�U.吸着物性の測定と解析
1.吸着平衡の測定と解析
a.単成分系吸着平衡測定法と結果の表し方
b.単成分系平衡式の分類とパソコンによる平衡データ解析【Excel計算の例示】
c.多成分系吸着平衡測定法と結果の表し方
d.多成分系平衡式の分類とパソコンによる平衡データ解析【Excel計算の例示】
多成分系平衡データから単成分系吸着平衡定数の決定法
2.吸着速度の測定と拡散係数の求め方
a.流体境膜における物質移動と粒子内拡散について
b.単成分系吸着速度の測定法
c.境膜物質移動係数の推算法と粒子内拡散係数の決定法
d.シャローベッド法による平衡到達率曲線から粒子内拡散係数を求める方法
【Excelソフトおよび専用解析ソフトを用いた計算の例示】
e.固定層吸着破過曲線から粒子内拡散係数を求める方法
【Excelソフトを用いた計算の例示】
f.多成分系吸着速度の測定法と解析法
3.吸着物性測定の省力化
�V.シミュレータの開発と活用の留意点
1.粒子内拡散モデルの分類
a.偏微分法
b.線形推進力(L.D.F)近似法
c.総括物質移動係数近似法
2.数値計算法の分類と適用限界
a.有限差分法
b.直交選点法
c.Stop & Go 法
3.シミュレータ開発のための数式モデルと活用の留意点
4.数値計算に必要な物性推算法
�W.吸着分離の操作・装置の設計
1.固定層における設計
a.ステップ応答法による操作設計 〜破過曲線、破過時間の推算〜
b.擬似移動層操法による操作設計
c.PSA法による操作設計
d.クロマト分離法による操作設計
2.撹拌槽(回分式)吸着における設計
a.回分撹拌槽内における物質収支
b.濃度減衰曲線の推算と操作設計
3.その他の操作法
4.目的とする吸着分離の最適条件の求め方
a.吸着分離能力の概算法
b.吸着促進のポイント
c.吸着に影響する諸因子とその制御法
5.吸着平衡と吸着速度のどちらが重要なのか
�X.質疑応答
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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