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<セミナー詳細>

セミナーコード:20100511   このセミナーの受付は終了しています

★生産工程から排水処理まで多くの産業の基盤技術となっているろ過技術を修得し、各プロセスへ応用する!!
★本セミナーでは、ろ過を効果的に行うために、ろ過及び関連操作の基礎を始め、精密ろ過・不織布フィルター・繊維ろ材の特性、
 ろ材及びろ過装置の選定上の留意点、又、ケークろ過と圧搾、ファウリング対策のポイントに至るまで、斯界の第一線でご活躍
 中の松本博士にわかりやすく解説頂きます。

ろ過技術の基礎と分離膜・フィルターの
ろ過特性及び装置選定法
〜膜ろ過、不織布・織布フィルター及びケークろ過特性の基礎と実践〜
●講 師 横浜国立大学 大学院工学研究院
機能の創生部門 教授
日本液体清澄化技術工業会(LFPI) 会長
工学博士
松本幹治 氏
●日 時 2010年 5月 14日(金) 9:45〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●プログラム●
受講対象

化学・食品・医薬・環境関連(水処理)・その他、ろ過技術が必要な分野の方。
本セミナーでの習得知識

ろ過技術及びろ過現象に関する基礎知識及びろ過試験結果に対する考察ができるようになる知識に
ついて学んで頂きます。
講師の言葉

 ろ過法には膜ろ過、砂ろ過、不織布ろ過、高速繊維ろ材ろ過、ケーク(脱水)ろ過などいろいろあるが、
ろ過の機構と問題点は類型化でき、基本的に共通している事項が多い。本講義では、「ろ過現象および
ろ過技術とは何か?」ということを、できるだけわかり易くろ過の基礎を説明する。しかしながら、ろ過
特性は個々の原液の性状と凝集などの前処理条件、使用するろ材とろ過装置およびその運転条件に
依存する。本講義では各種ろ過方法および装置におけるろ過特性に影響を及ぼす諸因子、および実施
例を通してろ過技術の応用法を紹介する。
T.ろ過及び関連操作の基礎

 1.ろ過プロセスの基本構成
 2.ろ過機構及びろ材の種類
 3.各種ろ過機構におけるろ過式とその物理的意味
 4.ろ過特性に及ぼす諸因子
 5.凝集機構と凝集操作の基礎


U.精密ろ過におけるろ過特性(清澄ろ過)

 1.清澄ろ過装置の種類と特徴
 2.懸濁粒子のろ過
 3.油・エマルションのろ過
 4.生物粒子及び細胞破片のろ過
 5.酵素・たんぱく質のろ過
 6.連続逆洗を伴うろ過
 7.ろ材のファウリング(汚染)と汚染防止技術


V.不織布フィルターのろ過特性

 1.不織布フィルターのキャラクタリゼーション
 2.不織布フィルターのろ過特性に及ぼす諸因子
 3.不織布フィルターの設計の考え方


W.高速繊維ろ材ろ過のろ過特性

 1.攪拌洗浄型上向流ろ過装置のろ過特性
 2.逆洗洗浄型下向流ろ過装置のろ過特性


X.ケークろ過と圧搾(脱水ろ過)

 1.ろ過・脱水装置の種類と特徴
 2.ケークろ過式及びケーク比抵抗に及ぼす諸因子
 3.凝集剤・ろ過助剤を用いたろ過
 4.遠心脱水ろ過


Y.膜ろ過とファウリング

 1.分離膜のファウリング特性
 2.膜性能の劣化原因と膜の寿命
 3.膜ろ過プロセスの設計と運転管理


Z.ろ材及びろ過装置の選定法

 1.最適ろ過システムの考え方
 2.事例


[.ろ過におけるデータの取り方と評価・解析法


\.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。