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<セミナー詳細>

セミナーコード:20100514   このセミナーの受付は終了しています

★食料との競合を避けられ、大量のCO2を吸収し、燃料に利用できる油分(炭化水素)の生産、狭い面積での大量培養も可能等、
 優れた特性を有した藻類が様々な用途に利用できる次世代バイオマスとして注目されている!!
★本セミナーでは、微細藻類の中でも特に注目されるボツリオコッカス(ボトリオコッカス)の増殖・分離と具体的な藻類培養技術・
 装置の開発及び設計について、斯界の第一線で活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。

藻類利用・研究開発の動向と応用展開
〜藻類バイオ燃料等開発に向けた増殖・分離、培養技術・装置の開発と設計〜
●講 師 東京大学 大学院 農学生命科学研究科
水圏生物科学専攻 准教授
博士(農学)
岡田 茂 氏
●講 師 ヤンマー(株) 社長室
ソリューショニアリンググループ
博士(学術)
増田篤稔 氏
●講 師 中部大学 大学院 工学研究科 教授
工学博士・技術士(衛生工学部門)
行本正雄 氏
●日 時 2010年 5月 20日(木) 12:00〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 45,150円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき40,950円)
※テキスト代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
12:00
|
13:30
T.微細藻類ボツリオコッカスの増殖・分離に関する研究の現状と展望

 1.Botryococcus brauniiとはどんな生物か
  (1)オイルシェールおよび原油との関係
  (2)なぜ燃料源として注目されるのか?
  (3)B. brauniiが生産する炭化水素
 2.Botryococcus brauniiの野外からの分離
  (1)どこに行けばいるのか?
  (2)どうやって単離するのか?
 3.Botryococcus brauniiの培養
  (1)培養条件と炭化水素生産の関連
  (2)培養条件と炭化水素以外の物質生産の関連
 4.Botryococcus brauniiからの炭化水素の回収法の検討
 5.今後の展望
 6.質疑応答
(岡田 氏)
13:45
|
15:15
U.微細藻類の大量増殖培養技術・装置の開発と応用展開

 1.微細藻類大量培養における容器形状の現状
 2.微細藻類をめぐる技術開発と取り組み
  (1)バイオリアクターの開発の要素
  (2)微細藻類培養の照明・容器形状の効率化
  (3)水産養殖用飼料
  (4)有用化学素材の探索と有効利用法
 3.質疑応答
(増田 氏)
15:30
|
17:00
V.二酸化炭素溶解法による藻類培養装置の設計と
   エネルギー・資源創出システムの展開


 1.従来の研究動向
  (1)ニューサンシャイン計画
  (2)藻類 〜微細藻類と大型藻類〜
  (3)培養槽 〜多段槽培養システムとフォトバイオリアクタ〜
 2.二酸化炭素溶解
  (1)溶解技術の比較 〜バブリング、マイクロバブル、無気泡溶解〜
  (2)計測方法
  (3)実験装置
  (4)実験結果 〜全炭酸量、溶存酸素量の比較、pH、溶解効率〜
 3.培養槽の設計と撹拌実験
  (1)培養槽の設計とその考え方
  (2)実験結果 〜小型培養槽、大型培養槽〜
  (3)培養槽内の流体挙動の数値解析
 4.藻類培養におけるCO2添加効果
  (1)実験装置
  (2)実験結果
 5.ライフサイクル分析
 6.今後の課題
 7.質疑応答
(行本 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。