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<セミナー詳細>

セミナーコード:20100603   このセミナーの受付は終了しています

★次世代電力網(スマートグリッド)実現に向け注目されるリチウムイオン電池等による蓄電技術、蓄電システム!!
★本セミナーでは、電力系統網における電力貯蔵・蓄電システムの適用技術の動向から蓄電池併設型太陽光発電システムと
 蓄電技術、リチウムイオン電池利用の蓄電技術と太陽光発電システム、スマートグリッドへの応用展開、リチウムイオン電池
 の開発と自然エネルギー(風力+ソーラー)の蓄電システムの開発にいたるまで、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳し
 く解説頂きます。

スマートグリッド、分散型電源導入に向けた
リチウムイオン電池等による蓄電技術、蓄電システムの開発動向

●講 師 明星大学 理工学部
電気電子工学系 教授
(元)三菱電機(株)
工学博士、IEEE Fellow
伊庭健二 氏
  <講師紹介(委員)>
電気学会電力系統の高度利用を実現するシステム技術調査専門委員会委員。
「系統連系円滑化蓄電システム技術開発」共通基盤研究コスト評価WG委員長。
電力系統利用協議会中立者。日本電気協会ナトリウム硫黄電池設備、
レドックスフロー電池設備認定委員会委員長等、多数。
●講 師 (株)GSユアサ
産業電池電源事業部
事業企画本部 SE部
北川 朗 氏
●講 師 NECトーキン(株)
研究開発本部 ソリューション技術統括マネージャー
(兼)エネルギーソリューション開発センター長
堀 仁孝 氏
泉化研(株) 代表 菅原秀一 氏
  <講師紹介>
1972年〜2000年:呉羽化学工業(株)【現会社名:(株)クレハ】機能材料部技術担当部長。
2000年〜2006年:三井物産(株)化学品部門プロジェクトマネージャー。
2006年〜2009年:エナックス(株)米沢研究所先端技術開発室プロジェクトマネージャー
及びNEDO系統連携蓄電システムプロジェクト研究マネージャー。
●日 時 2010年 6月 25日(金) 9:30〜16:55
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
|
11:15
T.電力系統網における電力貯蔵・蓄電システムの適用技術の動向

 1.電力系統に課された環境エネルギー問題
  (1)オバマ大統領のGreen New Deal 政策
  (2)鳩山総理のCO2削減25%の公約
 2.スマートグリッド構想
  (1)フレーズ先行、同床異夢の用語
  (2)再生可能エネルギーの受け入れ拡大状況
 3.電力貯蔵システムは系統内でどのように使われるか
  (1)蓄電池導入が期待される系統技術分野
  (2)蓄電池がCO2削減と発電コスト削減に寄与する理由
  (3)デマンドレスポンスとICT技術の利用
 4.国内外のプロジェクト
  (1)NewMexico Green Initiative Project
  (2)メガソーラープロジェクト
  (3)宮古島プロジェクト
 5.今後の展望
 6.質疑応答
(伊庭 氏)
11:25
|
12:55
U.蓄電池併設型太陽光発電システムと蓄電技術

 1.蓄電池併設型太陽光発電システムの構成
  (1)システム構成図
  (2)受電電力検出ユニット
  (3)蓄電池監視ユニット
 2.機器構成と特徴
  (1)パワーコンディショナ
  (2)蓄電池
  (3)設置形態
 3.運転モード
  (1)太陽光発電運転
  (2)蓄電池放電
  (3)充電
  (4)災害時自立運転
 4.運転特性
 5.その他の蓄電池併設型太陽光発電システム
  〜独立型システム、ピークカットシステム、停電対応型SS用システム、集中連系対応型システム〜
 6.蓄電技術について 〜鉛蓄電池とリチウムイオン電池
 7.実用事例
 8.質疑応答
(北川 氏)
13:45
|
15:15
V.リチウムイオン電池利用の蓄電技術と太陽光発電システム、スマートグリッドへの応用展開

 1.電力貯蔵向けリチウムイオン電池の特徴
  (1)HEV車向け電池開発での改良のポイント
  (2)エネルギー密度とパワー密度のバランスについて
 2.直流給電化に向かうスマートグリッドの状況
  (1)直流給電システム
  (2)スマートグリッドと直流給電システムについて
 3.太陽電池システムの現状と直流給電システムとの連携について
  (1)現状の太陽電池システムの状況
  (2)直流給電システムと統合した太陽電池システムの形
 4.新型リチウムイオン電池使用で可能となった蓄電技術
  (1)エネルギー利用のタイムシフトという考え方
  (2)従来の蓄電(非常用)と新しい蓄電(タイムシフト)
  (3)新しい蓄電に必要なリチウムイオン電池の特性
  (4)他の二次電池と新型リチウムイオン電池の比較
 5.太陽光発電とリチウムイオン電池蓄電技術の組合せのために必要な回路
  (1)太陽光発電システムの直流給電システムための回路
  (2)リチウムイオン電池蓄電のために必要な回路
  (3)部分最適化とネットワーク化によるエコグリッド
 6.今後の展望(分散型エネルギーシステムへの応用)
 7.質疑応答
(堀 氏)
15:25
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16:55
W.リチウムイオン電池の開発と自然エネルギー(風力+ソーラー)の蓄電システムの開発

 1.電力貯蔵システム向けリチウムイオン電池の特徴と開発
  (1)正極材料の特徴と選択
  (2)負極材料の特徴と選択
  (3)その他の材料と部材(バインダー、セパレータ及び電解液)
  (4)セルの設計(電気的特性、充放電特性)
  (5)サイクル特性とライフ
  (6)安全性と安全性試験
 2.リチウムイオン電池利用電力貯蔵システムの開発と適用のポイント
  〜系統連系円滑化蓄電システムの特徴・性能等を含めて〜
  (1)開発と適用のポイント
  〜現時点で注目されている短周期および長周期の蓄電応用と電池システムの整合性〜
  (2)自然エネルギーの蓄電におけるパラメーター
  〜設備容量と蓄電容量の考え方(MWh容量/MW容量(太陽光発電、風力発電))〜
 3.最近必要とされる技術開発動向
 4.今後の展望
 5.質疑応答
(菅原 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。