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<セミナー詳細>

セミナーコード:20100607   このセミナーの受付は終了しています


★昨今の火災・爆発事故に対し、いかなる防止策を講じればよいのか?
 又、損失・被害を未然に防ぐのみならず、社会的信用を失わないためにも、危険性を事前に知ることが重要になっている!!
★本セミナーでは、静電気、可燃性気体・液体、粉じん(粉塵)による爆発・火災の防止に焦点をあて、実験による静電気現象の
 解説から災害事例及び対策のポイント、爆発特性値の測定法を含めた具体的な危険性評価・安全管理等について、斯界の
 第一線でご活躍中の山隈、土橋両博士に詳しく解説頂きます。

静電気/粉じん/可燃性気体・液体の
危険性評価と爆発・火災防止対策

●講 師 独立行政法人 労働安全衛生総合研究所
電気安全研究グループ 上席研究員
博士(工学)
山隈瑞樹 氏
●講 師 東京大学大学院 工学系研究科
化学システム工学専攻
教授 博士(工学)
(社)日本粉体工業技術協会
粉じん爆発委員会 委員長
土橋 律 氏
●日 時 2010年 6月 29日(火) 9:45〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・2F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:45
|
12:15
T.静電気による爆発・火災の発生機構とその対策

 1.実験による静電気現象の解説
  (1)静電気発生機構(摩擦帯電,静電誘導等)
  (2)放電現象と着火(液体・ガス・粉じんの燃焼・爆発)
 2.静電気災害の動向と災害事例
  (1)静電気災害の統計と分析
  (2)典型的な災害事例解説
 3.静電気対策の基礎
  (1)物体の静電気的特性と帯電危険性
  (2)物質の着火危険性
  (3)工程別静電気対策の基本
 4.質疑応答
(山隈 氏)
13:15
|
16:45
U.粉じん・可燃性気体・液体の危険性評価と爆発・火災防止対策

 1.粉じん爆発のメカニズム・危険性評価と安全管理の実際
  (1)燃焼と爆発のメカニズム
   @燃焼の三要素
   A燃焼の発生と火災、爆発災害
   B粉じん爆発現象・特徴と注意点
  (2)粉じん爆発の危険特性
   @爆発危険性の評価と特性値
   A爆発強度特性とその影響因子
   B爆発発生危険性の相対評価
   C爆発強度危険性の相対評価
  (3)爆発特性値の測定方法と各種因子の影響
   @爆発下限濃度
   A最小着火エネルギー
   B最低発火温度
   C爆発限界酸素濃度
   D爆発強度
  (4)粉じん爆発防止のための安全管理と被害の軽減対策の実際
   @粉体プロセス・装置での一般的防止・軽減対策
   A各プロセスでの防止・軽減対策
    (集じん工程、乾燥工程、輸送・貯蔵工程、金属粉体取扱い工程)
   B乾燥工程での防止・軽減対策
   C輸送・貯蔵工程での防止・軽減対策
   D金属粉じんの爆発
 2.可燃性気体・液体の危険性評価と安全管理の実際
  (1)可燃性気体・液体の危険特性
   @可燃性気体・液体の定義
   A可燃性気体の危険特性 〜ガス爆発(爆燃)、爆ごう、ガス火災〜
   B可燃性液体の危険特性 〜引火、爆発現象、火炎の燃え拡がり〜
  (2)可燃性気体の危険性評価と特性値
   @災害の動向と危険性評価の考え方(危険な操作及び工程)
   Aガス爆発の危険性評価(爆発限界、最小着火エネルギー等)
   B爆ごうの危険性評価(爆ごう限界等)
   Cガス火災の危険性評価(火炎温度等)
  (3)可燃性液体の危険性評価と特性値
   @災害の動向と危険性評価の考え方(危険な操作及び工程)
   A可燃性液体の危険性評価法(引火点、発火点等)
  (4)可燃性気体・液体の安全対策のポイント
   @可燃性気体の安全な取扱いと災害防御
   A可燃性液体の取り扱いの留意点
   B現場診断のポイント
  (5)事故事例と教訓
 3.質疑応答
(土橋 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。