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<セミナー詳細>

セミナーコード:20100904   このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、リチウムイオン電池のシーリング・封止・容器に関する技術に焦点をあて、リチウムイオン電池用シール剤の
 機能とシール性向上のポイントから、自動車用途等を含めた電池容器・ケースとしてのアルミニウム及びラミネートステンレスの
 力学特性・加工性、大型LIBに対応するレーザ蓋封止・注液栓封止溶接技術、又、電極と電池蓋の一体成形技術に至るまで、
 斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。

リチウムイオン二次電池におけるシール/ケース/パッケージ技術
●講 師 日本ゼオン(株) 総合開発センター
高機能材料第二研究所 主席研究員
前田耕一郎 氏
●講 師 新日本製鐵(株) 技術開発本部
先端技術研究所 界面制御研究部
能勢幸一 氏
●講 師 日本軽金属(株) グループ技術センター
プロセス材料グループ 主任研究員
工学博士
趙 丕植 氏
●講 師 芝浦メカトロニクス(株)
真空・レーザ装置部 品質課
SE担当 主査
村田 徹 氏
●講 師 大成プラス(株) 代表取締役社長 成富正徳 氏
●日 時 2010年 9月 10日(金) 9:30〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
|
10:30
T.リチウムイオン電池用シール剤の特徴と機能

 1.シール剤の機能
  (1)シール剤とは
  (2)必要な性能
  (3)使用方法
 2.各種シール剤用ポリマーの特徴
   (材料の特性と特徴)
  (1)アスファルト系シール剤
  (2)ゴム系シール剤
 3.シール剤の技術課題とこれからのシール剤
  (1)高性能化
  (2)長寿命化
 4.質疑応答
(前田 氏)
10:40
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12:10
U.リチウムイオン電池用ラミネートステンレス箔の特性と開発

 1.ラミネートステンレス箔
  (1)種々のラミネート鋼材について
  (2)ラミネートフィルムの設計
  (3)ステンレス箔の特性及びラミネートステンレス箔の構造・特性
  (4)ラミネート以外の機能膜付きステンレス箔
 2.リチウムイオン電池容器(ケース)におけるラミネートステンレス箔の特性と開発
  (1)電池容器の種類と特徴
  (2)力学特性その1 〜シミュレーション計算
  (3)力学特性その2 〜突刺し耐荷重、内圧上昇時の膨れ
  (4)電池容器に必要な特性 〜加工性、シール強度、耐電解液性、放熱性など
 3.今後の展望
 4.質疑応答
(能勢 氏)
13:00
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14:00
V.リチウムイオン電池ケース用アルミニウム合金板材の特徴と開発

 1.リチウムイオン電池の構造および要求特性
 2.電池ケース用アルミニウム合金板材の要求特性
 3.電池ケース材の開発コンセプト
 4.開発したケース材LBシリーズの特徴
 5.LB材のレーザ溶接性とZr含有量との関係の検討
 6.電池封口板用アルミニウム合金MFX2の特徴
 7.自動車用リチウムイオン電池ケース材の要求特性
 8.自動車用リチウムイオン電池ケース材の開発動向
 9.まとめと質疑応答
(趙 氏)
14:10
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15:40
W.大型リチウムイオン電池レーザ封止溶接技術

 1.芝浦メカトロニクス製電池加工用レーザ
  (1)芝浦メカトロニクスとレーザ加工システム
  (2)芝浦メカトロニクス製電池加工用レーザの変遷
 2.レーザ加工の基本
  (1)レーザの原理
  (2)レーザ加工の原理
  (3)レーザ溶接プロセス
  (4)レーザ加工装置のデザイン手法
 3.大型リチウムイオン電池封止溶接用レーザ
  (1)レーザ封止アイテム
  (2)アルミニウム合金へのレーザ溶接適用
  (3)レーザ蓋封止溶接
  (4)レーザ注液栓封止溶接
 4.蓋封止溶接用レーザ加工機
  (1)蓋封止溶接用レーザ加工機の紹介
  (2)蓋封止溶接用レーザ加工機の制御技術
 5.封止溶接用レーザの管理技術
  (1)加工点出力監視技術
  (2)トレーサビリティ
 6.封止溶接用レーザの評価技術
  (1)エネルギ評価技術
  (2)光評価技術
  (3)プロセス評価技術
 7.電池用レーザの安全
  (1)レーザ安全規格
  (2)眼球に対する防護
  (3)レーザ管理区域
 8.今後の取り組み
  (1)全ショット監視システム
  (2)リアルタイム溶接品質モニタ
 9.質疑応答
(村田 氏)
15:50
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16:50
X.金属と樹脂の高強度接合によるリチウムイオン電池部材のハイブリッド成型技術

 1.金属の化成処理表面の観察
 2.金属を射出成型の金型に入れ樹脂を成型した接合体の断面観察
 3.接合信頼性
  (1)引張せん断破壊試験
  (2)引き抜き破断試験
  (3)一体化品の温度衝撃試験
  (4)PPSでの温度衝撃試験
  (5)振動試験
  (6)気密性
 4.リチウムイオン電池でのサンプル提案
  〜電極と蓋構造の間をPPS系樹脂の射出接合で埋めて封止する事で
   電池を完全封止し、非水系電解液への湿気侵入を防いで電池寿命を延ばす

 5.質疑応答
(成富 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。