<セミナー詳細>
セミナーコード:20100906 このセミナーの受付は終了しています
★高イオン伝導性、不揮発性、難燃性、高耐熱性といった多様な機能をもち、アニオン・カチオンの組み合わせを変化させることにより、
様々な機能をデザインできるイオン液体が注目され、電池などの電解質用途としての更なる応用も期待されている!!
★本セミナーでは、イオン液体の特性・合成法から、利用・応用状況とそのポイント、又、最近の研究開発、電解質としての展開に至る
まで、斯界の第一線でご活躍中の淵上博士に詳しく解説頂きます。
|
●講 師 |
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 物質電子化学専攻 教授 工学博士 |
淵上壽雄 氏 |
●日 時 |
2010年 9月 7日(火) 10:00〜16:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
|
●受講料 |
49,980円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
●セミナープログラム●
T.イオン液体について
1.イオン液体とは
〜イオン液体の性質、構造と物性の関係について、ルイス酸性やルイス塩基性〜
2.イオン液体の極性とは
〜極性評価の方法、イオン液体の極性、分離・抽出溶媒〜
U.イオン液体の作成・合成法
〜どのようにしてイオン液体を作るのか、ポイントは?〜
1.イオン液体の作り方
2.アニオン交換法
3.酸エステル法
4.中和法
5.アミノ酸由来のイオン液体
6.光学活性なイオン液体
7.分子集合性イオン液体
8.双性イオンタイプの塩
9.トリプルイオン型塩
10.ポリエーテル系塩
V.溶媒としてのイオン液体及び機能性イオン液体の利用・応用動向とポイント
1.溶媒としてのイオン液体
(1)反応場としての利用
(2)有機分子触媒系
(3)機能性有機フッ素化合物、フッ素系ポリマーの合成
(4)生体触媒の利用
(5)有機電解合成への応用
2.機能性イオン液体
(1)イオン液体担持触媒
(2)担体としてのイオン液体
(3)イオン液体を高分子体へ
(4)高分子ゲル電解質
(5)常磁性イオン液体、蛍光イオン液体
(6)トライボロジー(潤滑剤)
(7)抗菌剤への展開
W.最近のイオン液体の研究開発動向と電解質としての応用展開
1.最近の研究開発動向
(1)イオン液体の融点
(2)粘度・粘性率
(3)導電率(Conductivity)・イオン伝導度・電気伝導率
(4)電位窓
(5)電気化学測定・安定性
(6)電極反応
(7)新規イオン液体
2.イオン液体のエネルギー貯蔵デバイスへの応用
(1)電解質としての展開
(2)イオン液体の電気化学的安定性
(3)イオン液体の伝導率
(4)リチウムイオン電池
(5)太陽電池
(6)キャパシタ、コンデンサ
(7)燃料電池
X.今後の展望
Y.質疑応答<適宜>
|
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
|
|