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<セミナー詳細>

セミナーコード:20101006   このセミナーの受付は終了しています

★中国政府による輸出制限により、レアアース(希土類)の価格高騰や一部では必要量の調達が困難な状況に陥っており、
 レアアース確保が急務となっている!!
★本セミナーでは、レアアースを取り巻く現状をはじめ、回収・リサイクルに関する最近の動向及び分離技術を含めた開発状況
 とポイント、希土類磁石などレアアースの需要・供給・市場動向と中国政府・希土類メーカーの最新状況、又、廃希土類磁石
 からの希土類元素の回収技術、希土類鉱物・蛍光体粉の分離に至るまで、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説
 頂きます。

レアアース(希土類)の市場・需給・回収・リサイクルの最新動向
  
●講 師 東北大学 多元物質科学研究所
サステナブル理工学研究センター 教授
工学博士
中村 崇 氏
●講 師 (株)KRI 磁石材料研究室 室長
工学博士
山本日登志 氏
  <講師紹介>
【略歴】
1979年住友特殊金属(株)入社。
1993年SSMA出向(Transfer) Sumitomo Special Metals America, INC.。
2003年SSMA(シカゴ)取締役 技術部長。
2006年SSMA市場開発部 専門部長。
2007年日立金属(株)に吸収合併 市場開発室長。
2008年日立金属(株) NEOMAXカンパニー 主管技師。
2009年日立金属(株)退職。
2010年4月より(株)KRI 磁石材料研究室室長。
【活動】
日本電子材料工業会。
マグネット技術委員会委員(1998-2003)。
日本ボンド磁石工業会 技術委員(2001-2003)。
電子情報技術産業協会(JEITA)電子部会 マグネット技術G技術委員副主査(2008−2010)。
電気学会/TC68委員会 委員(1996-2003、2006-2009)。
IEC/TC68(国際電気標準会議/68技術委員会) Member;(1997-2002、2006-2009)。
WG5 Convenor(永久磁石国際規格主査);(1998-2002、2006-2009)。
電気学会
「バルク高温超電導応用動向調査専門委員会」委員 2000-2003。
「高温超電導バルク材の応用基礎特性調査専門委員会」委員 2003-2006。
「超電導磁気軸受フライホイールエネルギー貯蔵システム調査専門委員会」委員 2007-2008。
「磁気支持応用機器におけるダイナミックス調査専門委員会」委員 2002-2004。
テクノフロンティア/磁気応用シンポジウム 企画委員;1999-2003。
●講 師 独立行政法人 産業技術総合研究所
環境管理技術研究部門
金属リサイクル研究グループ
主任研究員
博士(工学)
小山和也 氏
●講 師 東京大学 大学院 工学系研究科
システム創成学専攻 教授
工学博士
藤田豊久 氏
※大変恐縮ではございますが、当初の案内より、講師を追加して
  開催させて頂くこととなりました。
●日 時 2010年 10月 27日(水) 10:00〜16:30
                        ↓
                    9:40〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:40
|
11:40
T.レアアースの回収・リサイクル技術と最近の動向

 1.レアアースを取り巻く現状と今後の見通し
 2.レアアースの回収・リサイクルに関するプロジェクト動向
  〜新資源循環推進事業費補助金(高性能磁石モータ等からの
   レアアースリサイクル技術開発)など〜
 3.レアアースの回収・リサイクルに関する研究開発及び企業の取り組み動向
 4.レアアースの分離・回収・リサイクル技術の特徴と最近の開発動向
  (1)不純物の除去
  (2)前処理技術
  (3)消磁方法、剥離方法
  (4)抽出技術(抽出剤)
  (5)分離プロセス
 5.効率的な分離・回収・リサイクルのポイント
  (1)磁石
  (2)ニッケル水素電池(ハイブリッド車【HV】用電池)
  (3)蛍光体
  (4)その他
 6.今後の展望
  〜リサイクルシステム構築、事業化のポイント
 7.質疑応答
(中村 氏)
12:30
|
14:30
U.希土類磁石などレアアースに関する最新動向

 1.希土類資源の最新状況
 2.レアアースの需要・供給・市場動向
  (1)世界の需給状況
  (2)日本の需給状況
  (3)中国の供給状況
  (4)中国以外の供給状況
  (5)価格動向
  (6)市場予測
 3.中国の最新動向
  〜中国希土類メーカの動向を含めた最新状況〜
  (1)中国政府の政策動向
  (2)中国焼結Nd磁石の市場
  (3)焼結Nd磁石特許の現状
  (4)中国焼結Nd磁石製造の特徴・性能・技術力
  (5)特異な販売ビジネス
  (6)関税とその対策
 4.今後の展望
 5.質疑応答
(山本 氏)
14:40
|
15:50
V.廃希土類磁石からの希土類元素の回収技術

 1.分離・回収技術について
 2.廃希土類磁石のリサイクル方法
  〜他の回収・リサイクル技術との比較〜
 3.乾式法による希土類元素の分離・回収
 4.湿式法による分離・回収
  〜選択浸出、溶媒抽出法による希土類の相互分離
 5.今後の展望
 6.質疑応答
(小山 氏)
16:00
|
17:00
W.希土類鉱物の分離可能性およびリサイクルのための希土類蛍光体粉の分離など

 1.ある種の希土類鉱物の選鉱分離可能性
 2.蛍光体粉に適した液液分離法
 3.希土類元素の分離
 4.質疑応答
(藤田 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。