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<セミナー詳細>

セミナーコード:20101103   このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、乾燥の基礎知識を始め、噴霧乾燥法の原理と噴霧乾燥装置における液体微粒化・装置計画のポイント及び
 省エネ・トラブル対策などについて、斯界の第一線でご活躍中の大川原、飯島両講師に詳説頂きます。

噴霧乾燥(スプレードライヤ)の基礎と実践
〜噴霧乾燥の原理から装置の計画、省エネ、トラブル対策まで〜
●講 師 大川原化工機(株)
代表取締役社長
大川原正明 氏
  <講師紹介>
1972年3月、京都大学工学部化学工学科卒業。
1972年4月、千代田化工建設(株)入社、主に環境・ユーティリティのエンジニアリング業務。
1980年9月、大川原化工機(株)入社、主に噴霧乾燥技術の開発に取り組む。
1984年5月、同社;常務取締役。
1987年5月、同社;代表取締役社長、現在に至る。
【関連学会等での活動】
(社)日本粉体工業技術協会;粒子加工技術分科会代表幹事(1988年4月〜現在)、
理事(1994年4月〜2009年)、現在、人材育成委員会委員長、東京粉体工業展委員会
副委員長、教育部門副マネージャー、粒子加工技術分科会代表幹事。
粉体工学会;理事(2001年2月〜現在)。現在、関東談話会幹事。
(社)化学工学会;現在、監事、国際交流委員会中国委員会副委員長。
●講 師 大川原化工機(株)
技術部 部責
飯島富士夫 氏
  <講師紹介>
1986年3月、神奈川大学機械工学科卒。
1986年4月、釜屋化学工業(株)入社、技術部勤務。
1991年10月、大川原化工機(株)入社、開発部試験室勤務。
1994年8月、技術開発部勤務。
2003年4月、試験室室長。
2008年7月、試験計画部部責。
2009年10月、技術部部責。現在に至る。
●日 時 2010年 11月 10日(水) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
T.乾燥の基礎知識と各種乾燥装置の特性

 1.乾燥とは
  (1)含水率の表し方
  (2)乾燥速度と乾燥特性曲線
  (3)定率乾燥期間と減率乾燥期間
  (4)限界含水率と平衡含水率
 2.湿り空気の諸性質と湿度図表
 3.乾燥装置の種類と選び方
 4.噴霧乾燥装置の装置的特色


U.噴霧乾燥装置の歴史



V.噴霧乾燥法の原理と目的

 1.乾燥の基礎式
 2.水分を取り除く“乾燥プロセス”として
 3.製品作り“粒子づくり”の観点から
 4.フローと装置の基本型
 5.最新の技術動向


W.噴霧乾燥装置

 1.液体の微粒化
  (1)各種の液体微粒化装置
  (2)回転式(ディスク式)アトマイザー
  (3)圧力ノズル式
  (4)二流体ノズル
  (5)特殊ノズル−加圧二流体ノズル
            −TJノズル
            −予混合ノズル
 2.乾燥装置の計画における留意点
  (1)概略熱収支および物質収支―処理量;装置能力
  (2)乾燥条件と製品に与える影響―出入り口温度と風の流れ
  (3)目的とする乾燥の最適条件の求め方
   @微粒化装置の決定
   A乾燥温度の検討
   Bフローの検討
   C補助設備、付帯設備の検討
  (4)製品特性に合った形状の乾燥室とは
  (5)乾燥テストとその評価法


X.噴霧乾燥操作における省エネルギー対策

 1.前工程での省エネルギー対策
  〜濃縮操作、液調整操作、殺菌操作〜
 2.乾燥時の熱効率向上による省エネルギー対策
  (1)熱風温度と湿度の調整
  (2)排熱風量の軽減(排熱風の循環利用)
  (3)乾燥条件の制御
 3.熱源の工夫による省エネルギー対策
 4.熱回収による省エネルギー対策


Y.噴霧乾燥におけるトラブル対策

 1.乾燥能力・製品品質に関するトラブル
 2.操作上のトラブル
 3.装置のトラブル
 4.災害事例と防止対策
  (1)可燃性ガスの爆発・火災
  (2)粉じん爆発
  (3)ガス中毒、酸素欠乏
  (4)乾燥機への巻き込み、漏電


Z.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。