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<セミナー詳細>

セミナーコード:20101202   このセミナーの受付は終了しています


★固体粒子を分散過程・分散後に、いかに安定化させればよいのか?!
★フィルムでの樹脂と固体粒子との組合せは、光学的・機械的特性の向上に寄与しており、電池材料や電極でも、系中で
 の分布・凝集構造の制御が各種特性に影響を与えるとして、固体粒子の分散安定化が注目されている!!
★本セミナーでは、粒子の分散安定化メカニズムから、分散剤の詳細と選定の着目点、ナノ粒子ディスパージョン適用にお
 ける留意点など、最新の分散剤、添加剤技術を含めて、斯界の第一線でご活躍中の若原講師に詳しく解説頂きます。

粒子の分散安定化に最適な分散剤の選び方・使い方
●講 師 ビックケミー・ジャパン(株)
添加剤技術部 部長
若原章博 氏
●日 時 2010年 12月 1日(水) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
<講演要旨>

粒子の分散安定化の重要性はますます高まってきている。
顔料のように光学的特性を引き出すための塗料・インキ・カラーフィルターの分野。
カーボンやグラフェン・カーボンナノチューブのような電気的・機械的特性に注目した分野。
これに金属や金属酸化物も含め、多種多様の粒子の安定化の技術要求が高度になってきている。
ここでは、粒子の分散安定化の基礎と分散剤の構造とその機能・効果を説明する。
1.分散・安定化の基礎

 (1)湿潤と安定化
 (2)安定化機構


2.分散剤の構造と選定のポイント

 (1)粒子表面と吸着性
  ・ゼータポテンシャル、酸・塩基、疎水性
 (2)バインダーと樹脂相溶性
 (3)溶剤系用分散剤の例(ウレタン系、アクリル系他)
 (4)水系用分散剤の例
  ・くし型タイプとスターポリマー構造
 (5)分子構造を制御した分散剤とその特徴
  ・コントロール重合によるABブロックタイプ
  ・三次元的立体構造
 (6)分散剤評価・選定のポイント


3.ナノ粒子ディスパージョンの利用

 (1)ナノ粒子表面のポリシロキサンによる修飾
 (2)耐擦傷性の向上
 (3)UV吸収剤としての利用


4.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。