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<セミナー詳細>

セミナーコード:20110701   このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、排水(廃液)中レアメタル等の特性を始め、経済性・環境・省エネを考慮したリサイクルの考え方、
 各方法(沈澱分離法、溶媒抽出法、セメンテーション法、イオン交換樹脂法、吸着法、晶析法など)における処理・
 回収・リサイクル技術のポイントと具体的な事例について、経験豊富な芝田博士に詳説頂きます。

排水(廃液)中レアメタル等の処理・回収とリサイクル
〜収益性、環境調和、省エネを考慮した進め方〜
●講 師 関西大学 環境都市工学部
エネルギー・環境工学科 教授
環境資源工学会 会長
工学博士
芝田隼次 氏
  <講師紹介>
大阪大学非常勤講師、宮崎大学非常勤講師など多数。
(社)化学工学会 環境部会 元幹事、現顧問会議メンバー、
(社)日本金属学会 材料化学研究会 元委員長、
(社)資源・素材学会 元副会長、理事、
日本溶媒抽出学会 理事、環境資源工学会 会長など。

<主な著書>
「物理化学」(朝倉書店、2011年)、
「工業排水・廃材からの資源回収技術」(シーエムシー出版、2010年)、
「レアメタル便覧」(丸善、2010年)、
「Li二次電池電極材料のスラリー調整」(技術情報協会、2009年)、
超微粒子の分散技術とその評価」(サイエンス&テクノロジー、2009年)、
「ゼータ電位利用集、―基礎/測定/解釈・濃厚/非水系・分散定性―」(情報機構、2008年)、
貴金属・レアメタルのリサイクル技術集成」(エヌ・ティー・エス、2007年)
いずれも共著。その他多数。

<研究テーマ>
@レアメタルの回収・精製技術
AIT関連産業から生じる廃混酸の再生や廃液からの金属・貴金属の回収再生技術
B廃棄物由来の人工鉱物の合成と物性評価
C微粒子分散のメカニズムと分散技術

(芝田先生研究室:http://www.cheng.kansai-u.ac.jp/Shigen/
●日 時 2011年 7月 12日(火) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

・二次電池、触媒、メッキ廃液、種々の工程廃棄物などの廃棄物のリサイクルを検討しようとされている企業の若手技術者が適当である。
【予備知識】

・大学で化学や化学工学の勉強をしてきた程度の知識を持っていることが望ましい。
・予備知識がなくても一生懸命話を聞けば理解できるように配慮している。
【習得知識】

・物質分離に関する知識、レアメタルのリサイクルに関する知識が得られ、問題解決能力を身につけることができる。
【講師の言葉】

このセミナーは、近時のレアメタルのリサイクルの重要性に鑑みて、企画したものであって、セミナーに参加することによって、与えられた出発原料をどのように処理してゆくかのプロセスを組むことができるようになる。廃棄物リサイクルに関する専門家またはプロセスが組める問題解決力を持った技術者となることができるでしょう。
T.排水(廃液)中レアメタル等の特性と処理・回収・リサイクルの考え方
 〜金属成分の特徴〜


 1.製造プロセスにおけるレアメタル等含有液の特性
 2.工場排水などにおけるレアメタル等の特性
 3.廃棄物リサイクル工程液中での特性
 4.排水・液中の性状・発生量によるリサイクルの考え方、経済性
  〜利益が上がるリサイクルにするには
 5.環境調和、二次廃棄物の少量化、省エネルギープロセス化


U.排水(廃液)中レアメタル等の処理・回収・リサイクル
 〜各処理法における留意点とポイント〜


 1.金属イオンの分離技術の基礎
 2.沈澱分離法(水酸化物沈澱法、硫化物沈澱法、シュウ酸塩・炭酸塩沈澱法)
 3.溶媒抽出法
 4.セメンテーション法
 5.イオン交換樹脂法
 6.吸着法
 7.晶析法など


V.レアメタル等有価物の回収・リサイクルの例

 1.レアメタル・貴金属
  (1)白金族元素
  (2)ニッケル
  (3)コバルト
  (4)リチウム
  (5)インジウム
  (6)タングステン
 2.有価物
  (1)リン酸
  (2)フッ酸
  (3)クロム酸


W.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。