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<セミナー詳細>

セミナーコード:20110704   このセミナーの受付は終了しています

★地球温暖化問題、化石資源からの原料転換・多様化の観点から、CO2の原料化・燃料化への注目が高まっている!!
★本セミナーでは、CO2の有効利用技術の動向と国内外の取組状況及び経済性から、原料化・燃料化に関する各種技術について、
 斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

CO2の化学的有効利用技術の最新動向
〜二酸化炭素の原料化・燃料化の現状と今後の展望〜
●講 師 東京理科大学 工学部
工業化学科 准教授
博士(工学)
杉本 裕 氏
●講 師 早稲田大学 創造理工学部
環境資源工学科 准教授
博士(工学)
所 千晴 氏
●講 師 千代田化工建設(株)
研究開発センター
若松周平 氏
●講 師 東京工業大学 大学院 総合理工学研究科
化学環境学専攻 講師
博士(工学)
本倉 健 氏
●講 師 東北大学 名誉教授
東北工業大学 名誉教授 客員研究員
理学博士
橋本功二 氏
●講 師 東京大学 大学院 工学系研究科
化学生命工学専攻 教授
工学博士
野崎京子 氏
●日 時 2011年 7月 15日(金) 9:30〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
|
10:50
T.CO2の有効利用技術の動向と事業展望

 1.資源・エネルギー・環境問題から捉えたCO2の有効利用の考え方と用途
  (1)CO2利用の現状と有効性
  (2)CO2変換の考え方と用途展開
  (3)CO2の反応メカニズムとプロセス
 2.CO2有効利用技術の動向
  (1)有用有機低分子の製造
  (2)高分子の製造
  (3)エネルギー化と燃料の製造
  (4)超臨界CO2の利用技術
 3.工業化・実用化に向けた研究開発動向と経済性
  (1)日本の取り組み
  (2)諸外国の取り組み
  (3)コストの現状と将来見通し
  (4)事業性
 4.質疑応答

(杉本 氏)
11:00
|
11:45
U.高効率フェントン法によるCO2還元アルコール化技術と今後の展望

 1.CO2アルコール化の既往研究
 2.フェントン法の概要
  (1)フェントン反応の概要
  (2)高効率フェントン法の概要
 3.高効率フェントン法によるCO2還元アルコール化
  (1)フェントン法によるCO2還元アルコール化の反応機構
  (2)最適反応条件の検討結果の紹介
 4.今後の展望
 5.質疑応答
(所 氏)
12:45
|
13:45
V.二酸化炭素を原料とした合成ガス製造プロセスの開発と展望
 〜液体燃料および化学品製造プロセスへの展開〜


 1.合成ガス製造プロセスの概要
 2.従来製造プロセスとの比較
 3.新合成ガス製造プロセスの開発と利用技術
  (1)二酸化炭素/水蒸気リフォーミングによる合成ガス製造プロセスの特徴
  (2)カーボン析出抑制能に優れたリフォーミング触媒の特徴
  (3)リフォーミング反応モデルの構築
  (4)低H2/CO比の合成ガス製造プロセスへの適用
 4.今後の展望
 5.質疑応答
(若松 氏)
13:55
|
14:40
W.酸・塩基両機能固体触媒表面を利用する常圧二酸化炭素とエポキシドからの
  環状カーボネート合成


 1.常圧二酸化炭素を用いる環状カーボネート合成の歴史
  (1)Pd触媒
  (2)金属ハロゲン化物触媒
  (3)酸・塩基両機能触媒
 2.固体酸固定化有機アミンの酸・塩基両機能触媒作用
 3.シリカ固定化アミノピリジニウム塩触媒
  (1)触媒の調製と構造解析
  (2)常圧二酸化炭素を用いる環状カーボネート合成
  (3)常温・常圧付近での反応への展開
  (4)反応機構
 4.今後の展望
 5.質疑応答
(本倉 氏)
14:50
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15:50
X.二酸化炭素を燃料の原料として使う技術
 〜二酸化炭素−再生可能エネルギー利用のための鍵〜


 1.化石燃料とウラン資源量
  〜1990−2008の消費量の延長で今世紀半ばまでに全て涸渇〜
 2.わずかな再生可能エネルギーで世界が生きられる
 3.再生可能エネルギー起源電力の問題−周波数変動
 4.輸送・燃焼のインフラがある燃料への再生可能エネルギー起源電力の変換
  〜電力−水素−メタン、二酸化炭素は唯一の貴重な炭素源
 5.電解による水素製造
 6.メタン製造
 7.実証プラントと産業プラント
 8.関連する国内外の動き
 9.質疑応答
(橋本 氏)
16:00
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16:50
Y.CO2を原料とする脂肪族ポリカルボナートの製造技術と樹脂特性

 1.脂肪族ポリカルボナート製造技術の進歩
  (1)触媒技術の推移
   〜固体触媒と均一系触媒〜
  (2)ポリマー精製に関わる技術
   〜触媒除去〜
 2.脂肪族ポリカルボナートの樹脂特性の制御
  (1)熱分解性の制御
   〜主鎖構造制御、末端構造制御と熱分解開始温度〜
  (2)ガラス転移点の制御
   〜コモノマーの役割、ポリマー構造制御、可塑剤の添加〜
 3.質疑応答
(野崎 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。