【受講対象】
自家発電導入を考えておられる工場・事業所やプラントにおけるエネルギー管理、生産管理、施設、工務ご担当者ならびに自家発電の効率的な制御・運用を考えておられる工場・事業所やプラントにおけるエネルギー管理、生産管理、施設、工務ご担当者と発電装置に関わる若手エンジニア・技術者など。
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【予備知識】
上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
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【習得知識】
自家発電に関する推進施策動向(補助金制度など)、各種自家用発電装置とその特長、自家発電設備・コージェネレーション計画における留意点、電力システムの計画・選定の留意点、自家用発電付帯設備の計画と選定の留意点、自家用発電設備・装置の制御と運転方法のポイントについての知識を習得して頂けると考えます。
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【講師の言葉】
ディーゼル発電機、ガスエンジン発電機、ガスタービン発電機、太陽光発電装置など自家用発電設備の普及が増加しつつある。そこで,自家用発電設備導入に関しての基礎的な内容から導入計画・システム選定の留意点、瞬時電圧低下における自家用発電設備の保護や、制御・運転方法のポイントについて、平易に解説する。
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【プログラム】
T.自家発電を巡る最近の動向
1.自家発電設備・装置の導入・設置状況
2.自家発電に関する推進施策動向(補助金制度など)
U.自家用発電設備の概要と装置の種類・特徴
1.自家用発電設備の概要と構成
2.各種自家用発電装置とその特長
〜蒸気タービン発電、ガスタービン発電、ディーゼルエンジン発電、
ガスエンジン発電、ボイラ〜
3.常用・非常用の違い
V.自家用発電設備・コージェネレーションの導入計画とシステム選定の留意点
1.自家発電設備・コージェネレーション計画における留意点
〜出力、効率、燃料、排熱回収法と効果、運転管理性、保全管理性、
環境保全性、経済性〜
2.電力システムの計画・選定の留意点
(1)系統連系方式と系統分離方式の選択
(2)発電機の容量と台数決定における留意点
(3)非常用発電機兼用の留意点
(4)保護装置
@系統連系保護装置
A保護協調
Bその他
(5)自然エネルギー発電(太陽光・風力など)との組合せにおける留意点
(6)エネルギー供給機器(蓄電池、蓄熱槽など)との組合せにおける留意点
3.付帯設備の計画と選定の留意点
(1)蓄電池
(2)瞬低対策用高速限流遮断装置
(3)単独運転検出装置
(4)無停電電源装置
W.自家用発電設備・装置の制御と運転方法
1.インターロック制御
2.自動制御(常用/予備切換、停電時制御、力率制御等)のポイント
3.系統連系制御の留意事項(低圧の場合、高圧の場合)
4.自家用発電装置導入系統における負荷推定機構を用いた負荷周波数制御
5.自家用発電装置導入系統における瞬低発生時の動特性と制御・運転の考え方
6.太陽光発電の発電量を考慮したマイクログリッド内における自家用発電機の運用
7.エネルギー供給システムのベストミックス運用、マイクログリッド化の動向
8.ATP-EMTPを用いた自家発電所内における限流器導入時の動特性
9.瞬時電圧低下におけるガスエンジン発電機保護装置の開発(直列型電圧補償装置の開発)
10.分散型電源を用いた無停電電力供給システムにおける運用
(分散型電源が導入されたP.P.UPS方式によるマイクログリッドの運用)
X.質疑応答
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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