TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20111007   このセミナーの受付は終了しています

★工場・プラントやごみ焼却場・下水処理場ならびに原動機などから排出される低温排ガス・温排水のエネルギー回収が
 求められており、工場排熱の有効利用を促す国の動きもあり、低温排熱利用が注目されている!!
★本セミナーでは、有効利用技術として「低温排熱発電」に焦点をあて、電力回収の代表的な方法(熱サイクル)を含めた
 低位熱利用の進め方から、低位熱発電システムの実施例と、具体的な低温排熱発電に関する技術(アンモニア水を媒体
 としたカリーナサイクル発電、低温排熱利用グリーンバイナリータービンの開発と適用、吸着現象を応用した低温排熱か
 らの電力変換・代替技術)について、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。

低温排熱発電技術の最新動向
【80℃〜120℃、200℃以下の低温熱源の有効利用】
●講 師 千代田化工建設(株)
事業開発本部 先端エナジー事業開発室長
松田一夫 氏
●講 師 川崎重工業(株) ガスタービン機械カンパニー
機械ビジネスセンター タービン部
陸用タービン課 課長
溝口和彦 氏
●講 師 名古屋大学大学院 工学研究科
化学・生物工学専攻 准教授
愛知県新エネルギー産業協議会委員
NEDO技術委員
エネルギー管理士
博士(工学)
小林敬幸 氏
●日 時 2011年 10月 12日(水) 10:30〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:30
|
12:30
T.複数工場間の低位熱利用と低位熱発電システムの導入

 1.熱力学の第1法則と第2法則
 2.エクセルギー
 3.熱回収と熱利用線図
 4.ピンチテクノロジー
 5.工場全体のエネルギーシステムの最適化
  (1)工場全体プロファイル解析による最適化
  (2)工場地域熱共有の最適化
 6.コンビナートの省エネルギー
  (1)熱共有による最適化
  (2)主要コンビナートの調査の結果
 7.千葉コンビナートでの熱共有事例
 8.電力回収の熱サイクル
  (1)ランキンサイクル
  (2)カリーナサイクル
  (3)ウエハラサイクル
 9.作動流体としてアンモニア純物質と混合物質
 10.低位熱発電システムの実施例
 11.今後の展望
  (1)低位熱発電システムの普及導入に向けた取り組み
  (2)コストダウン
 12.質疑応答


U.アンモニア水を媒体としたカリーナサイクル発電

 1.鉄鋼業における排熱発生の実態
 2.製鉄所における排熱の有効利用について
 3.鹿島製鉄所カリーナサイクル発電の導入経緯と運転状況
 4.今後の展望
 5.質疑応答
(松田 氏)
13:30
|
14:40
V.低温排熱利用グリーンバイナリータービンの開発と適用

 1.システムフロー
 2.グリーンバイナリータービンの特徴
  (1)温水と発電出力の関係
  (2)タービン発電機の特徴
  (3)熱交換器の特徴
  (4)選定媒体の特徴
  (5)電気・制御系統の構成
  (6)起動特性/部分負荷特性
  (7)部分負荷特性
  (8)コンパクトパッケージ化
 3.適用例
  (1)ガスエンジンとの組合せ
  (2)ガスタービンコージェネレーションとの組合せ
 4.今後の取り組み
 5.質疑応答
(溝口 氏)
14:55
|
16:15
W.吸着現象を応用した低温排熱からの電力変換・代替技術

 1.原理とシステムフロー
 2.吸着器追加型蒸気サイクルシステムについて
  〜予熱器、蒸発器、過熱器、凝縮器、タービン、吸着器、循環ポンプ〜
 3.性能評価
  〜発電効率、他の低温排熱利用システム(ランキンサイクル)との比較
 4.作動媒体の選定と平衡論的特性
  〜作動媒体の選定、数値シミュレーションによる作動流体の検討〜
 5.解析結果と出力向上・設計のポイント
  〜吸着材の選定、数値シミュレーションによるシステム特性の検討〜
 6.最近の研究開発動向
 7.質疑応答
(小林 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。