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<セミナー詳細>

セミナーコード:20120305   このセミナーの受付は終了しています

★膨大な賦存量の海洋エネルギーを有効利用する動きが、国内外で活発化しています。
★本セミナーでは、注目される波力/塩分濃度差/海洋温度差/海流・潮流発電の現状・開発動向・要素技術などについて、
 斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

波力・塩分濃度差・海洋温度差・海流・潮流発電の
動向と技術開発及び実証・取り組み

●講 師 三井造船(株) 事業開発本部
理事 副本部長 事業企画部長
長岡技術科学大学 客員教授
大橋弘隆 氏
●講 師 (株)三井造船昭島研究所
事業統括部 プロジェクト事業部 部長
工学博士
宮島省吾 氏
●講 師 東海大学 教養学部
人間環境学科 教授
理学博士
須田不二夫 氏
●講 師 佐賀大学
海洋エネルギー研究センター 准教授
工学博士
池上康之 氏
●講 師 日本大学 理工学部
電気工学科 准教授
博士(工学)
塩野光弘 氏
●日 時 2012年 3月 30日(金) 10:00〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:40
T.波力発電を取り巻く現状・事業性と最近の技術動向

 1.波力発電を取り巻く動向
  (1)波力発電のポテンシャル 〜世界、日本〜
  (2)波力発電の導入目標量 〜日本、欧州、米国、導入実績〜
  (3)波力発電の推進施策・関連法令と波力発電に関わる法制
   @日本
    ・推進施策・関連法令
    〜エネルギー基本計画、技術戦略マップ、海洋基本計画、
     各種再生可能エネルギー導入補助事業・研究開発補助
     事業など〜
    ・波力発電に関わる法規制
    〜海洋エネルギー開発に関する基本法制と政策、発電事
     業の推進に関する法規制、海域利用に関する法規制〜
   A欧州
   B米国
  (4)主要な波力発電開発プロジェクト
   〜日本(国家プロジェクト、東京都など)、海外プロジェクト〜
 2.波力発電のコスト・事業性
  (1)波力発電におけるコストの現状と将来見通し
   〜システム価格、発電単価等〜
  (2)事業性
   @日本における波力発電の有望な適地選定
   Aビネスモデルとその可能性
   〜離島の分散型電源、大規模ウェーブファーム、洋上のオンサイト電力需要など〜
 3.波力発電の技術動向
  (1)波力発電システムの原理・特徴
  (2)波力発電システムの技術開発動向と性能
   @日本の波力発電技術の動向
   〜振動水柱型装置、可動物体型装置、越波型装置など〜
   A海外の波力発電技術の動向
   〜振動水柱型装置、可動物体型装置、越波型装置など〜
  (3)最近の波力発電装置の性能
 4.伊豆大島周辺の波力発電プロジェクトについて
  (1)海象・波浪解析
  (2)海況計測ブイによる現場観測
  (3)波力発電ブイの干渉影響と係留システム
  (4)コストと経済性
 5.波力発電の技術課題
  (1)発電出力の向上
  (2)送電方式
  (3)施工・メンテナンスなど
 6.質疑応答と名刺交換
(大橋 氏)(宮島 氏)
12:30
|
13:50
U.塩分濃度差発電の開発動向・要素技術

 1.浸透圧(PRO)発電
  (1)PRO発電の基礎
  (2)PRO発電実証プラント一号機開設
  (3)PRO発電の実験およびモデル研究
  (4)PRO発電における圧力交換器
  (5)PRO発電性能に対する濃度分極の効果
  (6)PRO発電用の半透膜の必要性
 2.逆電気透析(RED)発電
  (1)RED発電の基礎
  (2)REDセル出力に影響するパラメータ
  (3)最適膜間距離(スペーサーの厚さ)
  (4)RED 条件下におけるイオン膜の面抵抗
  (5)スペーサー・シャドウ効果と濃度分極
  (6)イオン膜対の性能比較
  (7)オランダWETSUS研究所のブルーエネルギー計画
  (8)研究事例
 3.濃度差発電のコスト
  (1)コストの現状
  (2)発電コスト低減のためのアイデア
 4.RED(逆電気透析)発電か、PRO(浸透圧)発電か?
 5.質疑応答と名刺交換
(須田 氏)
14:00
|
15:20
V.海洋温度差発電の開発動向・要素技術と実用化への取り組み

 1.海洋温度差発電の原理とその評価
 2.国内外における海洋温度差発電の実証実験と企業動向
  (1)我が国における海洋温度差発電の研究開発の現状
  (2)インドにおける実証研究と動向
  (3)米国における動向
  (4)フランスの動向
  (5)台湾の動向
  (6)その他の動向
 3.海洋温度差発電の複合利用とその有効性
  (1)海洋温度差発電を利用した海水淡水化技術
   〜海外で進展する海洋温度差発電及び海水淡水化〜
  (2)アンモニア/水を作動流体として用いた低熱源温度差発電(LTEC)
   〜佐賀大学の30kW海洋温度差発電装置、実験結果と考察〜
 4.課題と今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換
(池上 氏)
15:30
|
16:50
W.国内外における潮流・海流発電システムの開発動向

 1.潮流・海流とは
  (1)海流の発生原理と性質
  (2)潮流の発生原理と性質
  (3)潮流・海流のエネルギー賦存量
 2.潮流・海流発電の仕組み
  (1)流れの持つエネルギー
  (2)エネルギー変換デバイス
  (3)エネルギー変換効率
 3.潮流・海流発電の発電システムと開発動向
  (1)海外における発電システムと開発動向
  (2)国内における発電システムと開発動向
  (3)潮流・海流発電の課題
 4.質疑応答と名刺交換
(塩野 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。