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<セミナー詳細>

セミナーコード:20120403   このセミナーの受付は終了しています

★再生可能エネルギーの中でも、天候に左右される要素が少なく、身近にある水流・落差などを利用し発電する
 小規模水力発電の導入の動きが拡がっています。
★本セミナーでは、小水力発電の設置・運用の留意点及び経済性・低コスト化、水車・誘導発電機・系統連系など
 に関する技術・装置、又、ビル・工場の用水などを活用するシステムに至るまで、斯界の第一線でご活躍中の
 講師陣に事例をまじえ、詳説頂きます。

小水力発電(マイクロ水力発電など)の
経済性・導入と技術開発動向

●講 師 日本小水力発電(株) 取締役 技術部長
技術士(電気電子部門)
金田剛一 氏
  <講師紹介>
東芝エンジニアリング(株)(現在:東芝プラントシステム(株))にて、約30年間、国内外の
水力発電所建設等に従事。その後、技術士事務所(個人事業)を経て、現在に至る。
●講 師 田中水力(株) 技術本部長 國分 清 氏
●講 師 田中水力(株) 営業技術部長 三村英明 氏
●講 師 信州大学 特任教授(研究)
工学博士
池田敏彦 氏
●講 師 宇都宮大学 大学院工学研究科
電気電子システム工学専攻 准教授
博士(工学)
船渡寛人 氏
●講 師 (株)日立産機システム
産業システム事業部
エネルギーエンジニアリンググループ
省エネ担当
酒井孝寿 氏
●日 時 2012年 4月 5日(木) 9:40〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:40
|
11:00
T.小水力発電の設置・運用の留意点と経済性及び低コスト化

 1.小水力発電システムの形態・特徴と設置運用の留意点
  (1)独立電源タイプ
   〜特徴、電気負荷制御の必要性、安全対策のポイント〜
  (2)自家用負荷省電タイプ
   〜特徴、系統連系の要件、安全対策のポイント〜
  (3)売電システム
   〜設備の規模、系統連系の要件、安全対策のポイント〜
  (4)設置・運用の手順と留意点
   〜地点発掘、可能性調査、基本設計、実施設計、施工、管理運営〜
 2.小水力発電の経済性と低コスト化
  (1)補助・支援制度
   〜国・自治体の補助制度、新エネルギー普及支援制度、今後の見通し〜
  (2)コスト・経済性について
   〜建設費・運転費、システム価格、発電単価等、
    建設費・発生電力量・設備効率からみた経済性、成立条件〜
  (3)小水力発電システムにおける低コスト化
   〜イニシャルコスト及びランニングコストの低減策〜
 3.事例紹介
 4.質疑応答・名刺交換
(金田 氏)
11:10
|
12:30
U.最近のマイクロ水力技術動向、並びに系統連系と誘導発電機の技術について

 1.水車形式の選定
 2.インライン水車の設置例
 3.インライン水車の型式と特徴
 4.水撃圧の対策
 5.誘導発電機
  (1)誘導発電機の特徴
  (2)適用上の留意点
  (3)誘導発電機の規格
  (4)誘導発電機の試験項目
 6.誘導発電機と系統連系
  (1)系統連系とガイドライン
  (2)小水力発電所の系統連系例
 7.質疑応答・名刺交換
(國分 氏)(三村 氏)
13:20
|
14:20
V.エコ水車の開発と普及

 <講演概要>
  身近な流れに置くだけで発電する小型水車(エコ水車)の開発と普及について述べます。
 現在、サボニウス水車、滝用水車、ジェット水車、急流工(せき)水車の四種類の水車の
 開発を行なっており、実証実験や実用化の事例を紹介します。また、エコ水車の開発の
 意義や効果についても述べます。

 <質疑応答・名刺交換>
(池田 氏)
14:30
|
15:30
W.マイクログリッドとマイクロ水力発電

 <講演要旨>
 マイクロ水力発電は、未利用エネルギーの中でも安定したエネルギーを取り出せる。
 しかし、出力が小さいため大規模な水力発電とは異なった技術が必要となる。
 本発表は、汎用品を利用したマイクロ水力発電の実験結果・フィールド試験、
 系統連系技術とマイクログリッド
について概要を述べる。

 <従来技術との比較>
 汎用品を利用した水力発電の可能性。その中でも、高効率である永久磁石型同期電動機
 を発電機として使用すること。低コストを目指す系統連系装置。

 <技術の特徴>
 汎用品を利用して、どこまで出力を取れるか、という課題の追求。
 ヒステリシス制御という古典的な制御をディジタル制御と融合して、高性能・低コストな
 系統連系装置
の実現を目指すこと。

 <質疑応答・名刺交換>
(船渡 氏)
15:40
|
16:50
X.ビル・工場の用水などの未利用エネルギー回収システム(マイクロ水力発電)の
   開発と適用


 1.システム構成と特長
 2.水車の最適運転制御可変速発電システム
 3.インライン設計
 4.適用基準とそのポイント
 5.設置コストと効果
  〜省エネルギー効果金額など
 6.導入事例
  〜工場、ビル空調など
 7.質疑応答・名刺交換
(酒井 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。