●講 師 |
ロイド船級協会(ロイドレジスター) ゼネラルマネージャー ジャパン |
湯浅和昭 氏 |
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<講師略歴> 1975年、東京大学工学部卒業
1977年、東京大学大学院修士課程終了
同年、三菱重工業(株)入社(商船基本設計、1993年〜1996年ロンドン駐在)
2007年、ロイド船級協会入社(現職 General Manager for Japan)
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●講 師 |
千代田化工建設(株) フェロー 技術戦略研究所長 |
坂口順一 氏 |
●講 師 |
(株)IHI プラントセクター 基本設計部 貯蔵タンクグループ 主査 |
山口 悟 氏 |
●講 師 |
(株)神戸製鋼所 機械事業部門 機器本部 機器工場 技術室 担当次長 |
江頭慎二 氏 |
●講 師 |
(株)荏原製作所 風水力機械カンパニー カスタムポンプ藤沢工場 クライオポンプ技術室長 |
渡辺秀治 氏 |
●日 時 |
2012年 4月 4日(水) 9:40〜16:50 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,980円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:40 | 10:50
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T.LNG輸送技術の最新動向
【講演概要】
LNGの海上輸送は年々増加の一途を辿っている。
LNGは-160度の極低温の可燃性の貨物であるので安全対策が不可欠であり、経済性も加味して各種タンク方式・推進プラントが開発・実用化されたバラエティーに富んだ特殊な船である。
更に、再ガス化装置付きLNG船、LNG洋上生産設備、圧縮天然ガス運搬船等の技術も開発・実用化されつつある。
ここでは、これらの輸送技術の最新動向を分かりやすく解説する。
1.LNGの海上輸送と大型化
(1)天然ガスの国際貿易
(2)LNG船腹と大型化
(3)大型化と標準化
2.LNG船のタンク方式
(1)タンク方式概要と特徴
(2)独立タンク方式
(3)メンブレンタンク方式
(4)日本の造船所とタンク方式
3.液化ガス船に関する国際規則(IGCコード)
(1)IGCコードの概要
(2)区画配置と損傷時復元性
(3)安全対策
(4)IGCコード改訂
4.LNG船の推進プラント
(1)各種推進プラントの特徴
(2)経済性
5.環境規制の強化とLNG燃料船
(1)環境規制の最新状況
(2)LNG燃料船の実用化と課題
6.LNGチェーンと最新技術
(1)LNGチェーンの全体像
(2)LNG洋上生産設備(LNG FPSO)
(3)氷海・寒冷地での海上輸送
7.質疑応答・名刺交換
(湯浅 氏)
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11:00 | 12:10
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U.LNG液化プロセスと冷凍コンプレッサ・駆動機および発電設備
1.LNG液化プロセスについて
(1)液化プラントのプロセス構成
(2)C3-MRおよび他の液化プロセス
(3)液化プロセスのエネルギ・バランスのマクロビュ
2.冷凍コンプレッサと駆動機構成
(1)C3-MRおよびDMRプロセスにおける冷凍コンプレッサ・駆動機構成
(2)冷凍コンプレッサと発電機の駆動機選定のバリエーション
(3)ガスタービン、スチームタービン、可変速モータについて
3.発電設備と大型可変速モータの諸問題
4.質疑応答・名刺交換
(坂口 氏)
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13:00 | 14:10
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V.LNG低温タンク
1.用途別タンク一覧
2.低温液化ガスと使用材料
3.低温タンクの形式と特徴
4.主な低温タンクの構造詳細と建設
5.低温タンクの点検および検査
6.世界の低温タンク建設実績について
7.低温タンクの今後の課題/展望
8.質疑応答・名刺交換
(山口 氏)
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14:20 | 15:30
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W.LNG気化装置
1.LNG需要動向と気化器の位置付けについて
2.LNG気化器の種類と特徴
(1)オープンラック式気化器(ORV)
(2)中間媒体式気化器(IFV)
(3)サブマージド式気化器(SCV)
(4)サテライト基地用気化器(AFV, HWV等)
3.世界のLNG受入基地動向と特徴
4.質疑応答・名刺交換
(江頭 氏)
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15:40 | 16:50
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X.LNGポンプとLNGエキスパンダタービン
1.LNGポンプの用途
2.LNGポンプの特徴
3.LNGポンプの機能
4.LNGエキスパンダタービンの用途
5.LNGエキスパンダタービンの特徴
6.技術動向
7.質疑応答・名刺交換
(渡辺 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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