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<セミナー詳細>

セミナーコード:20120617   このセミナーの受付は終了しています

★全量買取制度・規制緩和・電力不足などにより地熱発電が大変注目されており、国内のみならず海外でもプロジェクトが
 活発化しています。
★本セミナーでは、地熱発電の現状から、具体的な経済性検討と地熱発電における要素技術(蒸気タービン性能・信頼性
 向上技術、配管設計技術、掘削機材・掘削具)について、最近の動向を織り交ぜ、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に
 詳説頂きます。

地熱発電の現状・経済性と技術開発など最新動向
●講 師 奥会津地熱(株)
代表取締役社長
安達正畝 氏
  <最近の社外活動>
・日本地熱開発企業協議会会長(2011〜)
・日本地熱学会評議員・編集委員(2006〜)・経理委員長(2008〜)
・火力原子力発電技術協会地熱発電委員会委員(2001〜)
・新エネルギー財団地熱エネルギー委員会委員長(2010〜)
・地熱研究会副会長(2008〜)
・日本鉱業協会地熱委員会委員長(2005〜2006)
・再生可能エネルギー協議会実行委員会地熱部門コ・リーダー(2009〜2011)
・経済産業省電力・ガス事業部「地熱発電に関する研究会」コア・メンバー(2008〜2009)
・新エネルギー・産業技術総合開発機構技術委員(2012〜)
●講 師 (株)東芝 電力システム社
火力・水力事業部 火力プラント技術部
再生可能エネルギー担当 グループ長
谷口晶洋 氏
●講 師 富士電機(株) 発電プラント事業部
火力・地熱プラント設計・建設部 主席
橋井 剛 氏
●講 師 日鉄鉱コンサルタント(株)
取締役 試錐部長
(社)全国ボーリング技術協会 理事
藤貫秀宣 氏
●日 時 2012年 6月 20日(水) 9:40〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・5F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:40
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11:10
T.地熱発電の現状と経済性の検討

 1.地熱発電の特長
 2.地熱発電の現状と動向
  (1)推進・支援の動き、買取価格
  (2)計画・稼働状況
 3.プロジェクト実行プログラム
  (1)有望地点絞込みのフロー
  (2)探査手法の採用順序
  (3)資源量評価
  (4)有望地点の抽出
  (5)リード・タイム
 4.地熱発電の規模
 5.発電コストの計算
  (1)発電コスト
  (2)蒸気流量と発電出力
  (3)掘削費単価
  (4)地上設備、発電設備単価
  (5)重点地域地点毎発電コスト計算結果
  (6)試算例
  (7)建設費単価
 6.事業採算性
 7.リスク・マネージメント
 8.地熱発電事業の将来展望
 9.質疑応答・名刺交換
(安達 氏)
11:20
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12:50
U.高効率地熱発電のための蒸気タービン性能・信頼性向上技術

 1.東芝における地熱発電普及への取り組みについて
 2.高効率地熱発電のための蒸気タービン性能・信頼性向上技術
  (1)地熱発電システムの原理
  (2)発電フローにおける蒸気タービンの役割
  (3)蒸気タービン性能・信頼性向上技術
   @湿り蒸気によるエロージョン防止
   A腐食性ガス・不燃物による腐食防止
   〜耐食性材料の選定、応力レベル緩和構造の適用等〜
   B不凝縮ガス対策
   Cスケールたい積対策
   〜ノズルへのコーティング、洗浄等〜
   D新型最終段翼
 3.地熱発電プロジェクトにおける事例と案件
  (1)アイスランド ヘリシェイディ新設地熱プロジェクトの紹介
  (2)アメリカ ガイザース タービンアップグレードプロジェクトの紹介
  (3)予定されている地熱発電案件
   〜インドネシア、ケニアなど〜
 4.今後の展望
  〜世界の地熱開発予測〜
 5.質疑応答・名刺交換
(谷口 氏)
13:40
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15:10
V.地熱発電プラントの配管設計技術

 1.地熱発電の原理及び特徴
  (1)地熱発電の方式・特徴と装置構成
  (2)地熱流体の特徴
 2.地熱発電プラント配置の特徴
  (1)生産井から発電所まで
  (2)発電所内配置
 3.配管設備としての特徴
  (1)配管仕様の考え方(材質、口径、肉厚選定)
  (2)各系統の配管レイアウト
  (3)蒸気系統のドレン処理
  (4)蒸気スクラビングシステム
 4.配管付属品の特徴
  (1)弁及び操作機の選定について
  (2)スチームトラップ等の選定について
  (3)その他
 5.質疑応答・名刺交換
(橋井 氏)
15:20
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16:50
W.地熱発電における掘削機材・掘削具と技術動向

 1.掘削設備概念
 2.櫓(やぐら)
  (1)スタンダード型
  (2)カンチレバー型
  (3)オイルスコープ型
  (4)ブロック型
 3.サブストラクチャー
 4.掘削機
  (1)ドローワークス
  (2)試錐機
  (3)補助ブレーキ
 5.泥水ポンプ
 6.泥水システム
  (1)シェルシェーカー
  (2)デ・サンダー
  (3)デ・シルター
  (4)セントリフュージ
  (5)冷却塔
 7.坑口装置
  (1)口元装置
  (2)暴噴防止装置(BOP)
 8.掘削ツールス
  (1)ビット
   〜コアリングビット、トリコンビット〜
  (2)スタビィライザー
  (3)ドリルカラー
  (4)ヘビィーウエートドリルパイプ
  (5)ドリルパイプ
  (6)ケリー
  (7)マッドモーター
  (8)ショックガード
  (9)ドリリングジャールス
 9.最近の掘削技術動向
  (1)トップドライブシステム
  (2)坑跡管理
  (3)コイルドチュービングシステム
  (4)モニタリングシステム
  (5)遠隔操作システム
 10.質疑応答・名刺交換
(藤貫 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。