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<セミナー詳細>

セミナーコード:20120806    このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★バイオマスの種類(メタン発酵ガス化、未利用木材、一般木材、廃棄物系、リサイクル木材)によって買取価格が異なる
 バイオマス発電において、どの程度の規模であれば採算がとれるのか?又、ビジネスとして成立させるには?
★本セミナーでは、バイオマス発電を巡る施策など国内外の動向から、具体的な導入計画及び地域特性に合ったシステム
 構築の留意点と各システム(バイオマス直接燃焼/混焼/熱分解ガス化/バイオガス発電)の特徴・設計のポイント、
 又、各種バイオマスにおける事業性と経済性評価に至るまで、実務経験豊富且つ最前線でご活躍中の平田博士に詳説
 頂きます!!

バイオマス発電システムの計画・設計と経済性評価
〜目的・条件に合わせた発電プロセスの選択と
経済性を考慮したシステム設計のポイント〜
●講 師 独立行政法人 産業技術総合研究所
バイオマスリファイナリー研究センター 研究センター長
工学博士
平田悟史 氏
  <講師紹介>
1989年 川崎重工業株式会社入社、技術研究所、
営業推進本部バイオマスグループ勤務を経て2010年に退職
2005年 (独)産業技術総合研究所バイオマス研究センター副研究センター長
2012年 (独)産業技術総合研究所バイオマスリファイナリー研究センター長
熱化学変換(ガス化、燃焼)から生物学的変換(発酵、微細藻類)まで幅広く経験

●日 時 2012年 8月 31日(金) 10:15〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

・バイオマス資源を取り扱っている企業、バイオマス発電にかかわる装置を取り扱っている企業の技術・
 研究・施設・企画・調査のご担当者。
・バイオマス発電の導入をお考えの自治体のご担当者。
・バイオマス発電に関心がおありの方。
【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

・バイオマス発電で使われる技術の概要
・各プロセスの特徴と適用対象
・バイオマス発電の導入にあたって考慮すべき点
・バイオマス発電の経済性を向上させるポイント
【講師の言葉】

風力発電や太陽光発電で使われる技術はほぼ同じですが、バイオマス発電では原料の性状や規模によって適用される変換技術が全く異なります。また似た変換技術でも完成度の異なるさまざまな技術が存在するため、全体像がわかりにくくなっています。さらにバイオマス発電では原料の収集・運搬と残渣の処理が必要であることも、大きな特徴です。このセミナーでは、さまざまな変換技術について適用対象と特徴について説明した後、導入にあたって考慮すべき点や、経済性を向上させるためのポイントについて解説します。
【プログラム】

T.バイオマス発電を巡る国内外動向

 1.発電用エネルギーとして捉えたバイオマスの特徴と資源量
 2.買取制度の動向とバイオマス発電
 3.バイオマス発電を巡る行政施策と市場の見通し
 4.海外の動向


U.バイオマス発電システムの計画・設計の考え方

 1.バイオマス発電システム導入計画の考え方
  (1)バイオマスの質・量及び状況に合わせた戦略の立て方
  (2)バイオマス発電事業計画における留意点
  (3)安定的な発電を可能にするには
 2.地域特性に合ったシステム構築の考え方
  (1)バイオマスの収集・運搬コスト低減のポイント
  (2)大規模集中型か小規模分散型か
  (3)地域内自立型かオンサイト型か
  (4)電力、熱エネルギー利用の考え方
  (5)電力の系統連系
 3.バイオマス発電システムの構成と設計の考え方
  (1)バイオマス発電システムの構成と各プロセスの特徴
  (2)対象となるバイオマスの質・量と電力利用の目的に合ったシステム設計の考え方


V.各種バイオマス発電システムの特徴と設計の留意点

 1.バイオマス直接燃焼発電システム
  (1)システムフロー
  (2)焼却方式の比較
   〜ストーカ炉、流動床炉、その他〜
  (3)タービンの方式とその比較
  (4)発電原料の使用にあたっての留意点
  (5)設計における留意点
  (6)エネルギー効率向上のポイント
   〜コージェネレーションシステムの設計法〜
  (7)コスト例
   〜イニシャルコスト、ランニングコスト
 2.バイオマス/石炭混合燃焼発電システム
  (1)既設石炭燃焼ボイラへのバイオマス燃焼ボイラ併設のポイント
  (2)制御装置、排ガス装置の特徴と設計の留意点
  (3)トータルシステムの設計法
 3.バイオマスの熱分解ガス化発電システム
  (1)システムフロー
  (2)ガス化のメカニズム(加圧ガス化、常圧ガス化)
  (3)ガス化炉の特徴
   〜固定床炉、流動床炉、噴流床炉、その他〜
  (4)発電機の選定
   〜ガスエンジン、マイクロガスタービン〜
  (5)設計における留意点
  (6)エネルギー効率向上のポイント
   〜コージェネレーションシステムの設計法〜
  (7)直接燃焼発電システムとの比較
 4.バイオガス発電システム
  (1)システムフロー
  (2)バイオガス化のメカニズム
   〜中温メタン発酵、高温メタン発酵、湿式メタン発酵、乾式メタン発酵〜
  (3)発電機の選定(ガスエンジン、マイクロガスタービン、燃料電池)
  (4)消化液対策
  (5)設計における留意点
  (6)エネルギー効率向上のポイント
   〜コージェネレーションシステムの設計法〜
 5.現在稼働中のバイオマス発電システムの事例

W.バイオマス発電の事業性を確立するための課題と対策

 1.木質系バイオマス
 2.畜産系バイオマス
 3.食品系バイオマス
 4.汚泥系バイオマス
 5.藻類系バイオマス
 6.バイオマス発電の事業成立条件とは


X.バイオマス発電システム導入における経済性評価

 1.直接燃焼発電
 2.ガス化発電
 3.補助施策活用のポイント
 4.海外展開を含めた今後の展望と可能性


Y.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。