TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20121004   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★いずれは原子力施設のデコミッショニング(廃止措置)をしなければならない日が訪れますが、現状廃止予定のない施設
 についても安全性などに問題がでれば、廃炉の加速が考えられます。
★本セミナーでは、放射性廃棄物の管理・発生・特性から、廃止措置・クリアランスならびに放射性廃棄物の処理技術及び
 性能評価を含めた処分方法、又、福島原発事故に係る除染、原子力施設の廃止措置や処理・処分に関する技術の展望
 などについて、斯界の第一線でご活躍中の中山講師に詳説頂きます。

原子力施設の廃止措置と
放射性廃棄物処理・処分の現状及び技術
●講 師 (独)日本原子力研究開発機構 福島技術本部
福島環境安全センター 副センター長
(元)(独)日本原子力研究開発機構 安全研究センター
廃棄物・廃止措置安全評価研究グループリーダー
中山真一 氏
●日 時 2012年 10月 11日(木) 9:45〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

原子力系大学院レベルの技術者・研究者ならびに企画・開発・調査のご担当者で、これから原子力施設の廃止措置と放射性廃棄物処理処分にともなう課題に取り組もうと考えておられる方。
【予備知識】

上記対象者であれば、特別な専門知識は特に必要ございませんが、原子力・放射線に関する基礎知識をお持ちの方。
【習得知識】

放射性廃棄物の発生源としての廃止措置、およびクリアランスの考え方
放射性廃棄物の処理技術、ならびに放射性廃棄物の処分の考え方および安全評価
(なお、セミナー資料の一部である『放射性廃棄物の工学』は、科学的基礎にまで遡った理解を目指そうとしていることが特徴のひとつであるが、本セミナーでは時間の制約から、その部分を割愛させていただきます)
福島原発事故後の環境の除染に関する技術、除染廃棄物の管理および被ばく管理
【プログラム】

1.放射性廃棄物の管理



2.放射性廃棄物の発生と特性

 (1)ウラン採鉱・製錬からの廃棄物
 (2)燃料加工からの廃棄物
 (3)原子力発電からの廃棄物
 (4)再処理からの廃棄物
 (5)研究開発・放射性同位元素利用からの廃棄物
 (6)返還廃棄物
 (7)クリアランスレベル以下の廃棄物
 (8)分離・核変換サイクルからの廃棄物


3.原子力施設の廃止措置

 (1)廃止措置とは
 (2)廃止措置計画の立案
 (3)廃止措置技術
 (4)原子力施設の解体撤去
 (5)サイトの解放
 (6)原子力施設の廃止措置に関する技術の展望
  〜どのような課題があり、求められる技術・システムとは?


4.クリアランス

 (1)クリアランスとは何か
 (2)クリアランスレベルの算出方法
 (3)クリアランスレベル検認
 (4)クリアランスレベルの適用
 (5)国際機関におけるクリアランスレベルの考え方
 (6)原子炉施設以外のクリアランス


5.放射性廃棄物の処理技術

 (1)放射性廃棄物の処理の考え方
 (2)気体廃棄物の処理
 (3)液体廃棄物の処理
 (4)固体廃棄物の処理
 (5)固型化処理
 (6)放射性廃棄物の処理に関する技術の展望
  〜どのような課題があり、求められる技術・システムとは?


6.放射性廃棄物の処分

 (1)放射性廃棄物処分の概念
 (2)マルチバリアの概念
 (3)地表近くの処分:第二種廃棄物埋設
 (4)地層処分:第一種廃棄物埋設
 (5)放射性廃棄物の処分に関する技術の展望
  〜どのような課題があり、求められる技術・システムとは?


7.放射性廃棄物処分システムの性能評価

 (1)処分システムの性能評価
 (2)性能評価モデル
 (3)性能評価結果の解釈と利用


8.福島原発事故に係る除染について

 (1)環境の除染方法と効果
 (2)除染で発生した廃棄物の管理
 (3)除染作業に掛る被ばく管理


9.質疑応答<適宜>
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。