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<セミナー詳細>

セミナーコード:20121010   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★様々な設備・装置などから出る低温熱・低温排ガス・温排水のエネルギー回収が求められている中、バイナリー発電についての
 省令改正など普及促進の動きもあり、低温排熱発電が注目されています。
★本セミナーでは、エネルギー回収の代表的な方法(熱サイクル)を含めた低位熱利用の進め方から、低位熱発電システムの実施
 例及び、各種低温排熱発電に関する技術(アンモニア水を媒体としたカリーナサイクル発電、低温熱源による小型発電システム、
 地熱バイナリー発電システム、低温排熱発電システム)とバイナリー発電等の設備設置に係わる諸手続(届出や系統連系協議)
 及び経済性評価について、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

〜バイナリー発電、カリーナサイクル発電など〜
低・中温排熱発電技術の最新動向と
設備設置に係わる諸手続及び経済性評価

●講 師 千代田化工建設(株)
サスティナブルビジネス開発セクション リーダー
松田一夫 氏
●講 師 アルバック理工(株)
顧問(2012/8/28まで代表取締役)
工学博士
法政大学客員教授
石井芳一 氏
●講 師 富士電機(株) 発電プラント事業部
火力・地熱プラント総合技術部
プラント技術課 主任
柴田浩晃 氏
●講 師 第一エンジニアリング(株)
プロセス部 部長
伊藤 修 氏
●講 師 地域社会パートナーズ(株) 代表取締役
特定非営利活動法人 環境技術教育アドバイザー協会
専務理事
特定非営利活動法人 アクト川崎 理事
中丸 正 氏
  <講師紹介>
1978年、東京商船大学機関学科卒業、1979年、山武計装(株)【現:アズビル(株) 】
入社、1990年、(株)東芝入社、都市システム事業開発、公共プラントの発電事業、
バイナリー発電事業等の事業企画・計画業務に従事。
2007年、地域社会パートナーズ(株)設立、代表取締役に就任。都市における未利
用エネルギー及び新エネルギーの活用に向けた事業プロデュース、コンサルティ
ングに従事。
1999年より、(財)ヒートポンプ・蓄熱センター未利用エネルギー活用研究会主査、
2006年〜2010年の間、川崎市新エネルギー推進協議会委員を務める。
●日 時 2012年 10月 23日(火) 9:30〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
|
10:30
T.複数工場間の低位熱利用と低位熱発電システムの導入

 1.熱力学の第1法則と第2法則
 2.エクセルギー
 3.熱回収と熱利用線図
 4.ピンチテクノロジー
 5.工場全体のエネルギーシステムの最適化
  (1)工場全体プロファイル解析による最適化
  (2)工場地域熱共有の最適化
 6.コンビナートの省エネルギー
  (1)熱共有による最適化
  (2)主要コンビナートの調査の結果
 7.千葉コンビナートでの熱共有事例
 8.電力回収の熱サイクル
  (1)ランキンサイクル
  (2)カリーナサイクル
  (3)ウエハラサイクル
 9.作動流体としてアンモニア純物質と混合物質
 10.低位熱発電システムの実施例
 11.今後の展望
  (1)低位熱発電システムの普及導入に向けた取り組み
  (2)コストダウン
 12.質疑応答
(松田 氏)
10:40
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11:40
U.アンモニア水を媒体としたカリーナサイクル発電

 1.鉄鋼業における排熱発生の実態
 2.製鉄所における排熱の有効利用について
 3.鹿島製鉄所カリーナサイクル発電の導入経緯と運転状況
 4.今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換
(松田 氏)
12:30
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13:30
V.低温熱源による小型発電システムの開発と展開

 1.小型発電システムの位置づけ
 2.スクロール型膨張機発電システムの開発
  (1)エコスクロールの特徴と小型化技術
  (2)エコスクロール型膨張機発電機一体化の設計と製作
  (3)製作した小型発電システムの発電性能試験
 3.今後の展開
  (1)工場廃熱への適用例とその課題
  (2)太陽熱への適用例とその課題
  (3)地熱・温泉熱への適用例とその課題
 4.コスト・経済性
 5.質疑応答・名刺交換

(石井 氏)
13:40
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14:40
W.地熱バイナリー発電システム

 1.地熱発電のしくみ
 2.バイナリー発電の機器構成
  2.1 単圧二相流および熱水系統の機器構成
  2.2 水冷凝縮系統の機器構成
  2.3 複圧熱水系統の機器構成
  2.4 ハイブリッド系統の機器構成
 3.バイナリー発電の市場
  3.1 年代別建設実績
  3.2 国別、メーカ別建設実績
  3.3 日本の建設実績
 4.発電設備の概要
  4.1 出力クラスと設計条件
  4.2 夏季の出力変動
  4.3 機器配置(2,000kW〜12,000kW)
  4.4 電気制御室
  4.5 標準プロジェクト工程
 5.構成機器の概要
  5.1 作動媒体特性
  5.2 タービン断面図
  5.3 空冷式凝縮器
  5.4 蒸発器
  5.5 予熱器
 6.霧島実証プラントの概要
  6.1 機器構成および全景
  6.2 運転記録
 7.今後の課題
  7.1 効率向上
  7.2 スケール抑制技術開発
  7.3 EGSへの適合
  7.4 コスト低減
 8.バイナリー発電の応用
  8.1 高温岩体バイナリー発電(EGS)
  8.2 高温透水バイナリー発電(EGS)
  8.3 太陽熱バイナリー発電
  8.4 油&ガス温水バイナリー発電
  8.5 工場排熱バイナリー発電
 9.質疑応答・名刺交換
(柴田 氏)
14:50
|
15:50
X.小型ORC発電ユニット

 1.第一実業(株)のORC発電ユニットへの取り組み
 2.小型ORC発電ユニットの概要
 3.小型ORC発電ユニットの特徴
 4.導入事例
 5.質疑応答・名刺交換
(伊藤 氏)
16:00
|
17:00
Y.バイナリー発電など低中温排熱発電設備に関連する法規制の動向・届出と
   経済性評価
 〜改正点・運用のポイントを踏まえて解説〜


 1.監督官庁などへの届出
  (1)工事計画書の作成と届出
  (2)主任技術者の選任と届出
  (3)保安規定の作成または変更と届出
 2.電力会社との協議:系統連系協議
  (1)系統連系技術要件
  (2)系統連系協議
  (3)アンシラリーサービス
 3.法定検査
  (1)使用前自主検査
  (2)使用前安全管理審査
 4.経済性評価
  (1)建設計画、運転計画、保全計画と各費用の積算
  (2)採算性の検討と評価
  (3)経済試算の例
 5.質疑応答・名刺交換
(中丸 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。