【受講対象】
ポンプの研究・開発・設計のご担当者、各種プラントにおいてポンプ技術を必要とするご担当者、ポンプ設備に係わる設備管理・運転管理のご担当者など。
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【予備知識】
上記対象者であれば専門知識は特に必要ありません。
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【習得知識】
講師が実務を通して経験した内容を解説します。したがって、市販されている書籍には書いていない技術を知ることができます。
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【講師の言葉】
書籍には書いていない内容を中心にして、ポンプ及びその付属品の選定及び設計法について実践的に解説します。
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【プログラム】
T.ポンプの基礎と選定
1.ポンプの型式と選定
(1)ポンプの型式
(2)比速度Ns
(3)型式選定図
(4)JIS規格によるポンプ選定範囲
(5)ポンプ選定のための仕様
(6)使用条件に応じたポンプの選定
@吐出し量が大きいポンプ、小さいポンプ
A吐出し圧力が高いポンプ、低いポンプ
B回転速度が高いポンプ、低いポンプ
C液の密度が高いポンプ、低いポンプ
D液温が高いポンプ、低いポンプ
2.ポンプの設計規格
(1)国際的な規格
(2)JIS規格
(3)設計規格の比較
3.ポンプの性能データの見方
(1)性能曲線の見方
(2)性能カーブの見方
4.ポンプの運転点とポンプ性能
(1)配管抵抗とポンプ運転点
(2)吸込性能
5.ポンプの材料と最高使用圧力
(1)材料選定指針
(2)フランジ規格と最高使用圧力
6.単位の換算
U.ポンプ及び付属品の選定・設計のポイント
1.ポンプの設計
(1)ポンプの設計手順
(2)羽根車の設計法
(3)ケーシングの設計法
(4)ポンプの口径
(5)軸径の計算
(6)スラスト計算
(7)軸受寿命計算
(8)キーの強度計算
(9)比例設計
2.ポンプの効率
(1)ポンプ効率を決める要因
(2)諸損失の割合
(3)モータ入力との関係
(4)ポンプ予想効率
3.ポンプ性能の調整法
(1)粘性液によるポンプの性能低下
(2)性能調整法
4.付属品の選定・設計のポイント
(1)ポンプの軸封
@グランドパッキン Aメカニカルシール
(2)補助配管
@フラッシング配管 Aベント Bドレン C水冷配管
(3)ポンプの軸受
@転がり軸受 Aすべり軸受 B強制給油式軸受 C磁気軸受
Dオイルミスト潤滑 Eファンクーリング
(4)ポンプ吸込口のストレーナ
(5)吸込水槽の設計
(6)駆動機、カップリングの選定
(7)ポンプの保護装置
5.ポンプの標準化
(1)ポンプの標準化とは
(2)キーワード
(3)メリットとデメリット
(4)標準化フロー
V.トラブル事例から検討するポンプの選定・設計法
1.腐食・浸食
2.振動・騒音
3.軸受のトラブル
4.軸封のトラブル
5.運転上のトラブル
6.事例紹介
W.ポンプの最新動向
1.ISO規格の動向
2.API規格の動向
3.JIS規格の動向
4.ポンプの開発動向
5.ポンプの省エネルギー動向
6.ポンプの市場動向
X.質疑応答
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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