TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20121205   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、圧縮機(コンプレッサ)のエンジニアリングから、ターボ圧縮機及び往復動圧縮機の設計ポイント、
 汎用ターボ圧縮機の効率向上・減量範囲拡大方法など技術開発と今後の着眼点、プロセス用ターボ圧縮機の
 効率向上と信頼性向上に向けた設計・開発技術、スクリュー圧縮機性能向上と圧縮エネルギー回収技術について、
 斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

圧縮機(コンプレッサ)のエンジニアリング・
設計と効率・性能向上技術

●講 師 千代田化工建設(株)
フェロー 技術戦略研究所長
ターボ機械協会 会長
坂口順一 氏
●講 師 長谷川コンプレッサ・コンサルティング・オフィス 代表 長谷川和三 氏
  <講師紹介>
IHI(旧名:石川島播磨重工業)にて圧縮機の設計開発。汎用圧縮機設計部長。
回転機械事業部副事業部長。元 ターボ機械協会理事。
2004年中国現地法人IHI寿力(蘇州)圧縮技術有限公司社長。
中国事業(新会社設立)計画・工場立上・生産開始まで実施。2006年 IHI復帰。
2008年〜2011年 日揮プランテックおよびグンゼエンジニアリングでESCO事業担当。
(主に空気圧縮機と圧縮空気の省エネ担当)。
2007年〜現在 日本及び中国の大学院や学会での講演・講義や、
日本及び中国企業の省エネコンサルやセミナー実施中。
過去の講演:省エネルギーセンタ主催省エネ講演(仙台・東京・名古屋・広島・福岡)。
東京電力・関西電力・トヨタグループ・三星半導体・デンソー主催の講演会。
資格:エネルギー管理士。ターボドクター(ターボ機械協会認定)。
公害防止管理者(騒音・振動・大気1種・水質1種)。
●講 師 (株)日立プラントテクノロジー
社会・産業システム事業本部 技師長
福島康雄 氏
●講 師 神鋼テクノ(株)
環境エネルギー本部 理事
(元)(株)神戸製鋼所 圧縮機事業部
汎用圧縮機工場 技術統括担当部長
松隈正樹 氏
●日 時 2012年 12月 5日(水) 9:40〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:40
|
11:10
T.圧縮機のエンジニアリングとターボ圧縮機及び往復動圧縮機の設計ポイント

 1.圧縮機のエンジニアリング
  (1)エンジニアリング・設計・製作・工場試験までのフロー
  (2)圧縮機の要求仕様の決定
   ・考慮すべき留意点の確認
  (3)型式選定と所要動力推定
  (4)駆動機選定
  (5)軸シール、補機、計装・制御システム仕様決定
  (6)メーカー引き合い・技術評価・機種選定
 2.ターボ圧縮機の設計ポイント
  (1)要求仕様に沿ったアプリケーション
   ・モデル/インペラー選定
  (2)主要部材質選定
  (3)空力設計
  (4)ケーシング本体設計
  (5)ローター系設計
  (6)駆動機とのインターフェース
   ・カップリング選定
   ・トーショナル問題
   ・電動機の起動
  (7)工場でのメカニカルランニングテスト、性能試験
 3.往復動圧縮機の設計のポイント
  (1)要求仕様に沿ったアプリケーション
   ・フレーム選定
  (2)主要部材質選定
  (3)シリンダーバルブ選定
  (4)ロッドロードとトルク変動
  (5)脈動解析
  (6)駆動機とのインターフェース
 4.質疑応答・名刺交換
(坂口 氏)
11:20
|
12:50
U.汎用ターボ圧縮機の技術開発と今後の着眼点
 〜効率向上・減量範囲拡大方法〜


 1.汎用ターボ圧縮機の歴史・市場・現状
  ・歴史
  ・圧縮空気の用途
  ・空気圧縮機市場
  ・製造技術の現状
 2.インペラの効率
  ・最適設計と今後の見通し
  ・クリアランスと効率
  ・半羽根か全羽根か
 3.ディフューザー(Diffuser)の効率と減量範囲
  ・ディフューザーの設計思想
  ・ディフューザーの選択
  ・減量範囲の拡大方法(従来技術)
  ・更なる減量範囲の拡大方法
  ・制御による減量対策
 4.汎用ターボ圧縮機の将来予想
 5.日本のアドバンテ−ジ
 6.発見・発明・改良の方法
 7.日本の生きる道
 8.質疑応答・名刺交換
(長谷川 氏)
13:40
|
15:10
V.プロセス用ターボ圧縮機の効率向上、信頼性向上に向けた設計・開発技術

 1.プロセス圧縮機の概要
  (1)用途、構造、要求仕様
 2.圧縮機設計の流れ
  (1)流力設計の流れ
  (2)圧縮機特性
  (3)遠心圧縮機流体要素(羽根車、ディフューザ)
 3.流力要素開発の手法
  (1)開発の流れ
  (2)高性能圧縮機の開発事例
  (3)性能予測精度の向上
  (4)CFDの活用による性能予測
 4.流体とロータダイナミックス
  (1)ロータダイナミックス要求事項
  (2)流体力がロータダイナミクスに与える影響
  (3)流体力が羽根車に与える影響
  (4)磁気軸受の活用
 5.今後の課題
 6.質疑応答・名刺交換
(福島 氏)
15:20
|
16:50
W.スクリュー圧縮機性能向上と圧縮エネルギー回収技術

 1.スクリュー圧縮機の性能向上
  (1)スクリュー圧縮機の歴史と種類
   ・空気圧縮機市場
   ・圧縮機の種類 〜速度型と容積型〜
   ・油冷スクリュー圧縮機とオイルフリースクリュー圧縮機
   ・単段機と2段機
    〜スクリュー圧縮機の構造〜
  (2)ツインスクリュー
   ・シングルスクリュー
   ・圧縮仕事と消費電力
  (3)圧力変化と容量変化
   ・空気エンタルピーから見た圧縮仕事と膨張仕事
   ・断熱効率
   ・吸気効率
   ・消費電力の削減
  (4)部分負荷時の消費電力性能
   ・固定回転容量制御方式と消費電力
   ・インバータ回転数制御方式と消費電力
 2.スクリュー圧縮機/膨張機による熱エネルギーの回収
  (1)スクリュー蒸気モータ駆動空気圧縮機
   ・蒸気モータと電動モータ
   ・蒸気モータ駆動力とエンタルピー変化
   ・圧縮熱回収
  (2)スクリュー蒸気圧縮機
   ・廃蒸気回収
   ・圧縮電力回収
   ・蒸気圧縮機の用途
  (3)スクリュー蒸気発電
  (4)スクリューバイナリーによる熱発電
 3.質疑応答・名刺交換
(松隈 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。