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<セミナー詳細>

セミナーコード:20121211   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、各種蓄熱のメカニズム及び蓄熱材の種類・特徴からシステム応用例、また具体的な化学蓄熱・
 化学ヒートポンプ(ケミカルヒートポンプ)の特徴・応用例・課題と最近の取り組み等について、最新の応用・開発動
 向・設計手法を交えながら、斯界の第一線でご活躍中の渡辺博士に詳説頂きます。

蓄熱技術の理論と応用
〜顕熱蓄熱・潜熱蓄熱・化学蓄熱・化学ヒートポンプの
メカニズムから最新の応用・開発動向・設計手法まで〜
●講 師 愛知工業大学 総合技術研究所 教授
工学博士
渡辺藤雄 氏
●日 時 2012年 12月 11日(火) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

熱利用機器・システムを扱っておられるエンジニア・技術・研究・設計・施設・工務のご担当の方。
熱エネルギー・熱機関分野の製品を扱っておられる方。
排熱などの熱を有効活用したいとお考えの方。
蓄熱をビジネスに活かしたいとお考えの方。
省エネルギー技術に関心がおありの方。
【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

下限50℃〜400℃の低・中温熱エネルギーの効率的利用を図るための蓄熱・ヒートポンプ技術について、原理、設計手法などを詳細に説明します。この中には、相変化、化学反応ならびに伝熱の現象論に関する幅広い知識が得られます。
【講師の言葉】

エネルギー有効利用を達成するには蓄熱技術の確立が不可欠であります。様々な蓄熱技術が提案されていますが、本講ではとくに、大量に廃棄されている下限50℃〜400℃の熱エネルギーを回収・再利用する手段として最も有効な技術の一つであるとされている化学蓄熱・化学ヒートポンプについて詳論します。また、この開発の課題を指摘し、課題解決の最新の取組みを紹介します。
【プログラム】

T.熱エネルギー利用技術の概要

 1.エネルギー貯蔵法と蓄熱密度
 2.中・低温排熱の賦存量と利用の課題
 3.蓄熱技術の種類と特徴
 4.蓄熱技術の最新の応用および開発研究の動向


U.蓄熱技術

 1.顕熱蓄熱
  ・蓄熱のメカニズム
  ・蓄熱材の種類と特徴
  ・蓄熱システムの応用例
 2.潜熱蓄熱
  ・蓄熱のメカニズム
  ・蓄熱材の種類と特徴
  ・蓄熱の課題
  ・蓄熱システムの応用例
 3.化学蓄熱・化学ヒートポンプ
  (1)化学反応系
   ・化学蓄熱・化学ヒートポンプの原理
   ・反応系の種類と特徴
   ・化学反応平衡
   ・化学反応速度
   ・熱出力特性
   ・課題と最近の取り組み
    1)化学蓄熱材の高性能化開発
    2)新しい反応系への取組み
   ・化学ヒートポンプシステムの応用例
  (2)吸着系
   ・クローズド式吸着ヒートポンプ
    1)作動原理と特徴
    2)作動媒体と吸着材
    3)課題と最近の取り組み
      吸着材の高性能化開発
      吸着器の高性能化開発
      マルチ吸着ヒートポンプ
      ハイブリッド吸着ヒートポンプ
   ・オープン式吸着ヒートポンプ(デシカント空調機)
    1)作動原理と特徴
    2)課題と最近の取り組み
      吸着材の高性能化開発
      ハイブリッドデシカント空調機の開発


V.まとめ

 ・中・低温熱エネルギー利用技術の今後の課題
 ・おわりに


W.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。