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<セミナー詳細>

セミナーコード:20121215    このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、低温排熱や未利用温水・蒸気などの有効利用に焦点をあて、蒸気生成吸収ヒートポンプ技術、
 吸着式ヒートポンプなど吸着現象を利用する低温排熱利用技術、化学反応・相変化等を応用する低温排熱の蓄熱
 ・アップグレーディング技術、ターボ圧縮式ヒートポンプによる低温排熱回収技術、低温排熱など熱回収熱交換器と
 その適用技術などについて、原理・特徴から、具体的な実施例・適用例・研究開発事例を交え、斯界の第一線で
 ご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

低温排熱と未利用温水・蒸気の回収・利用技術
〜蒸気生成吸収ヒートポンプ、ターボ圧縮式ヒートポンプ、
吸着式ヒートポンプなど吸着現象を利用する低温排熱利用技術、
低温排熱の蓄熱・アップグレーディング、排熱回収熱交換器など〜
●講 師 荏原冷熱システム(株)
吸収冷凍機開発グループ 副参事
福住幸大 氏
●講 師 名古屋大学大学院 工学研究科
化学・生物工学専攻 准教授
愛知県新エネルギー産業協議会委員 NEDO技術委員
エネルギー管理士 博士(工学)
小林敬幸 氏
●講 師 三菱重工業(株)
冷熱事業本部 大型冷凍機部 設計課
主席チーム統括
白方芳典 氏
●講 師 MDI(株) 代表取締役 岩澤賢治 氏
  <講師紹介>
千代田化工建設(株)、米国 Marley Cooling Tower(現SPX)
日本法人マーレージャパン、Alfalaval (アルファラバル)
を経て2005年12月、MDI(株)設立、現在に至る。

●日 時 2012年 12月 14日(金) 9:40〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:40
|
11:00
T.蒸気生成吸収ヒートポンプ技術
 〜未利用温水を蒸気に変換するシステム〜


 1.排熱の現状と開発経緯
 2.吸収ヒートポンプの特徴および効果
  ・吸収ヒートポンプ式蒸気発生装置の導入イメージ
  ・第2種吸収ヒートポンプサイクル(単段昇温)の説明
  ・吸収ヒートポンプの特徴(省エネ、コスト削減、環境性能)
  ・吸収ヒートポンプの製品仕様例
  ・吸収ヒートポンプの環境負荷低減効果
 3.多段昇温吸収ヒートポンプサイクルの原理および事例
  ・多段昇温吸収ヒートポンプサイクルの動作原理、単段サイクルとの比較
  ・2段昇温吸収ヒートポンプの開発事例(NEDO)
  ・2段昇温吸収ヒートポンプの運転試験結果(NEDO)
  ・3段昇温吸収ヒートポンプの開発事例(NEDO)
  ・3段昇温吸収ヒートポンプの運転試験結果(NEDO)
 4.蒸気エゼクタと吸収ヒートポンプを組合せたシステム
  ・蒸気エゼクタと吸収ヒートポンプを組合せたシステムの原理、適用例
  ・蒸気エゼクタと吸収ヒートポンプを組合せたシステムの特徴、仕様例、経済性
  ・蒸気エゼクタと吸収ヒートポンプを組合せたシステムの導入事例
 5.質疑応答・名刺交換
(福住 氏)
11:10
|
12:40
U.化学反応・相変化等を応用する低温排熱の蓄熱・アップグレーディング技術

 1.はじめに
  ・技術開発の背景
  ・化学反応・相変化と蓄熱 ・アップグレーディング
 2.吸着現象を利用する低温排熱利用技術
  ・吸着式ヒートポンプを用いる60℃レベルの熱利用
  ・吸着式ヒートポンプの出力向上と設計
  ・小型吸着式ヒートポンプの実際
  ・50℃レベルの低熱源温度への展開
  ・太陽熱利用と吸着式冷凍機
 3.化学反応を用いる蓄熱操作
  ・蓄エネルギー量と出力
  ・水溶液系化学蓄熱の研究開発事例
  ・アンミン系化学蓄熱の研究開発事例
  ・高耐久化学蓄熱機器の研究開発事例
 4.化学反応を用いる低温排熱のアップグレーディング操作
  ・カスケーディング利用からアップグレーディングへ
  ・アップグレーディング操作の概念
  ・研究開発事例
  ・今後の展開
 5.質疑応答・名刺交換
(小林 氏)
13:40
|
15:00
V.ターボ圧縮式ヒートポンプによる低温排熱回収技術

 1.ターボ冷凍機の特徴
 2.ターボ冷凍機の高性能化
  (1)冷媒について
  (2)冷凍サイクルの効率向上
  (3)ターボ圧縮機の性能向上
  (4)インバータの適用
 3.ターボ冷凍機の高機能化
  (1)制御盤
  (2)通信機能・遠隔監視機能
  (3)暖房用途への適用
   @熱回収型ターボ冷凍機
   Aターボヒートポンプ(水熱源、空気熱源)
  (4)温水ターボヒートポンプについて
   @温水ヒートポンプの原理
   A温水ヒートポンプの特徴
   B温水ヒートポンプの適用例
 4.質疑応答・名刺交換
(白方 氏)
15:10
|
16:30
W.低温排熱利用に向けた排熱回収熱交換器とその適用技術
 〜省エネ、熱回収及び低温排熱利用に向けた排熱回収熱交換器・換気熱回収用
  最新プレート式熱交換器とその適用技術・メンテナンスアイテム〜


 昨今の工場における、電気代削減、熱回収によるボイラー機器の燃料コスト削減を必須とするニーズがあるが、一度購入した電力、ガス、石油エネルギーを熱として膨大な量を排出している既存設備は、まだまだ熱回収により購入エネルギーの削減が可能な領域であるが、単純な商社的営業では経年での劣化、メンテナンス問題も発生している。熱回収による省エネ化の実現ではイニシャルコストだけでなく経年劣化問題とランニングコスト、メンテナンスコストまでも注視しなければいけない内容である。たとえばプレート式熱交換器は高効率だが、経年でのガスケットコストが膨大になることが昨今の現場では問題となっている。またプレート式はその構造上の特徴から圧力損失が比較的高いため、動力ポンプは巨大な電力が必要となっている。それらの解決方法や別アイテムのご提案もさせていただく。
その他低温排ガス熱回収や、換気熱回収によるエネルギーロスの削減アイテム、油、スス汚れ対策、腐食対策を含め各種新型熱交換器の紹介および特徴をお知らせします。

 1.排ガス熱回収熱交換器
  ・従来の低温排ガス熱回収の問題点
  ・MDI新型熱交換器--アルミ+SUS鋳ぐるみモジュール設計---SCALMO(スカルモ)
   および新型ブレージングプレートガス/液専用設計[AIREC]での解決

  ・用途
   ―高効率ボイラーからの低温排ガス(100℃以下)での潜熱回収
   ―フライヤーの油汚れ環境下での熱回収
   ―バイオマス排熱利用の温度差発電用インターフェース
  ・対象排ガス風量
 2.ガスケット不要全溶接プレート式熱交換器
  ・従来のプレート式の特徴と課題
  ・新型XP全溶接プレート式熱交換器による改善
  ・用途
 3.換気排熱回収用空調省エネ向高効率アルミプレート式(空気/空気)熱交換器
   [HEATEX]その他

  ・従来の換気熱交換器の特徴と課題
  ・新型熱交換器による改善とラインナップ
  ・用途
 4.熱交換器に必要なメンテナンス用洗浄液
  ・ダイナミックデスケーラー
  ・ダイナミックGCS
 5.質疑応答・名刺交換
(岩澤 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。